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バイバイ、ブラックバード

この作品は「ゆうびん小説」という珍しい方法で発表されて、
毎回抽選で選ばれた50名の読者に、
一話が書き上がり次第、
レター形式で印刷された作品が郵便で送られる、という、
聞いてるだけでもワクワクするような企画でした。
そうして発表された5話の作品と書き下ろしの1話を添えたのが、本作です。

また太宰治の未完にして絶筆となった「グッド・バイ」へのオマージュ作品でもあります。
ということで、「グッド・バイ」の基本設定である、
「何人もの女性と同時に付き合っていた男が、その関係を清算するために、
全く恋愛関係になかった女性の協力を得て、一人ひとりを訪ねて歩く」
というとことはそのまま踏襲されている、つまりはそういう話です。

今作の場合、5話=5人の女性に別れを告げていきます。
5人の女性と同時に付き合うなんて、どんなヤツなんだ!というところなのですが、
主人公の星野一彦はそういうチャラい感じでもなく、
ただ誰か一人を選ぶことができなかった、ということで、
「女の敵!」というには真逆にいる人です。
俗に言う「憎めない男」ってやつですね。
こういう人にキュンときちゃう女子は、一定数いると思う。

5人との物語に共通しているのが、出会い方が面白いこと。
「またまたぁ~」「嘘でしょ!?」って思っちゃうようなドラマチックな出会いなんですけど、
これを飄々とした星野一彦がやってるから面白いんだと思うんですよね。
決して狙ってやってるわけじゃないのですが、
この時点で、5人の女性たちはコロッと落ちてしまったんでしょうねぇ。

各話、出だしは出会いのエピソードが語られていて、
それから別れ話の場面に飛ぶのですが、
その冒頭で、女性から「あれも嘘だったのね」というようなことを言われるのが、
全5話で共通しています。

5人の女性がまたバラバラで、個性的なのがまた面白い。

1話目の女性、廣瀬あかり。
二人の出会いはいちご狩りにそれぞれ一人ずつで来ていたところなのですが、
その時、廣瀬あかりはある男性と不倫関係にあって、
それにまつわるもやもやに嫌気がさしていちご狩りを訪れた、とか。
まあ、運命のいたずらというか、他の4人に比べたら、
彼女は比較的平凡なのではないかと思われます。
それもそのはず、伊坂さんが書く連作短編では、
第1話は比較的、普通の話にすることが鉄則なんだそうです。
と同時に、星野一彦のことも紹介したい1話なのかなぁとも思いました。

星野一彦が渾身の力を見せる、「ラーメンの大食い対決」のシーンは見物です。
男女の別れのシーンで、なぜラーメン!?とまさかの展開で、
終始どうなるの!?と読み進めていくのですが、一筋縄ではいかず、
最後はホロッと感動すら生まれました。

2話目はシングルマザーの霜月りさ子。
これの出会いのシーンは、だいぶ突飛でしたね。
映画好きの伊坂さんならではのシチュエーション。
当て逃げされたり、ついてない女性ではあるのですが、
それがきっかけで爽快なエピソードになるという、
伊坂さんらしい展開だなぁと思いました。

3話目の如月ユミは、かなり強烈なキャラクター。
ロープで建物の上から侵入しようとする、
一人キャッツアイのような女性。
彼女のペースに星野も巻き込まれるのですが、
星野一彦のいいところが全くなかったお話、と言ってもいいくらい。

4話目は数字に強いこだわりを持つ神田那美子。
数字の羅列を見て、何か意味を考えてしまう人って、確かにいますね。
そんな彼女は乳がんの疑いがあって、検査の結果待ちの状況だったのですが、
ラストシーンにはほろっとしてしまいました。さすがです!

5話目は女優の有須睦子。
他の4人はわりとすんなり別れを受け入れたのに比べて、
この女性は頑なで、難航しました。
女優は意思固そうな印象ありますもんね。
ただ、これもまた「参りました!」と言わざるを得ないエピソードがありまして、
不覚にもまた泣かされてしまいました。

最後の6話目は、とうとう星野一彦が<あのバス>に連れていかれる、
という星野の日常ともお別れのシーン。
そもそも<あのバス>って何なんだ!?という話なのですが、
星野が借金をしたせいで、乗せられることになったといういきさつ以外、
どこに連れて行かれるのか、その後どうなるのか、という具体的なことは一切わからない。
星野を監視している繭美の話では、ものすごく恐ろしいところらしい、
という想像だけ掻き立てられるのですが、
このくらいの事情がないと、
星野が付き合ってきた5人の女性と別れるに至らないとも思うし、
わけのわからない恐怖が効果的だったのだと思われます。

そしてこの作品を語る上で欠かせないのが、繭美。
太宰の「グッド・バイ」でいうところの「キヌ子」的存在なのですが、
星野が<あのバス>に乗ることになってから星野を監視していて、
星野の別れ話にも協力する第三者。
見た目がものすごくインパクトがあって、身長が190センチで、体重が200キロという、
想像もつかないくらいの巨体。
職業柄なのか(?)性格もすさまじくて、
人の不幸を笑ったり、傷つけるような暴言をたくさん吐いたりします。
辞書を持ち歩いていて、例えば「常識」だとか「気遣い」といったようなワードは、
黒く塗りつぶされており、塗りつぶされている行動はしない、という、
彼女のルールブックにもなっている。
まあ、わかりやすい人ですね。

そんな繭美もちょっとずつ変化していくところもまた、
この作品の見物だと思います。
変わらないのは案外、星野一彦だけなのですが、
この二人のコンビは名コンビと言えるかも。


伊坂さんご自身は連作短編が得意じゃないとのことでしたが、
私は伊坂さんの連作短編、結構好きですよ。



バイバイ、ブラックバード<新装版> バイバイ、ブラックバード<新装版> (双葉文庫)

バイバイ、ブラックバード<新装版> バイバイ、ブラックバード<新装版> (双葉文庫)

  • 作者: 伊坂幸太郎
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2021/02/10
  • メディア: Kindle版


あらすじを読む


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sakanaction

ついにセルフタイトルのアルバムが登場!
この頃、タイアップがついたり、
メディアでもだいぶ取り上げられてましたしね。
それだけ完成度の高い曲が多かったのでしょう。

今作のテーマは「表裏一体」。
大型タイアップ曲などの表の部分と、
当時サカナクションがやりたい裏の部分、
両方が混ざり合った部分がそれぞれ収録されているそうです。

ミュージック
一郎さん曰く、「自分たちが音楽にどのように向き合っていくのか」を歌にしたとのこと。
Mステでのパフォーマンスで私は衝撃を受けたのですが、
本当に会場一体がダンスフロアになったみたい!
当時のメディアでもよくそんな風に言われてましたね。
非常に完成度の高い曲としてファンからも人気が高く、
ライブでも大きな盛り上がりを見せます。
ファンからは「サカナクションの一つの集大成」と言われることもある名曲。

メンバー5人は一郎さんの自宅に集まって制作していて、
一郎さん曰く、「学生時代の遊びのように曲を作ることにチャレンジした」とのこと。
また、その部屋で生まれたものを外に発信し、リアルに伝えるのがテーマだったのだそう。

夜の踊り子
モード学園のCMソングだけあって、尖ってますねー。
当時もかなりインパクトありましたよ。
Aメロの辺りはなんか和の雰囲気も感じるようなリズムで、
お祭りのような粋な感じもしました。
日本人の根っこにある魂が揺さぶられて踊りたくなる感じ。

なんてったって春
サカナクションらしいエッジの効いた春ソング。
心地良いノリで浮かれ気分。
サビの歌詞で、頭の「な」で韻を踏んでるのも面白い。

アルデバラン
この曲について、一郎さんは、サカナクション的にはみんなのうたを意識した、と話しています。
こちらもまた文頭で韻を踏んでいるのがインパクトあります。
私の大好きな猫が出てくる曲。

M
メンバーの岡崎さんが中心となって作られた曲で、
MGMTのような楽曲を目指したいと話したことをきっかけに、
仮のタイトルとして「M」という題名をつけデモの制作が行われました。
その後、完成締め切り間近となった時期に、タイトルを決定しなければならなくなり、
結果仮タイトルがそのまま正式な曲名として採用されたそうです。
そんな経緯はさておき、曲はカッコ良くて、踊りだしたくなる。

Aoi
NHKのサッカー放送のテーマ曲に起用されました。
今までに発表した楽曲の中でもロック色が強い楽曲となっていて、
BPMもこれまでにサカナクションが発表した楽曲の中では最もテンポが速いのです。
一郎さんによると、この曲のテーマは「今」。
海外に挑戦する日本人選手や、人生の一時期をサッカーに懸ける全てのサッカー選手の思いと、
ミュージシャンが今を歌うという点を重ね、
若さ、未熟さ、美しさ、危うさを連想させる「青」という言葉で表現したそうです。
ちなみに、一郎さんはサッカーのことを全然知らなかったため、
この曲を書くために、毎日サッカーを見て猛勉強したとか。

ボイル
曲名や歌詞に登場する「ライズ」や「ボイル」という言葉は、
釣り用語からきているそうです。
一郎さんが選び抜いた言葉のチョイス、それに込めた想いなど、
たたみかけるような歌から気迫が伝わってきます。
一郎さんの息遣いが聞こえた時には、鳥肌が立ちました。

映画
いろんな音が聞こえてきたり、サウンド的な加工がしてあったり、
ものすごく「音」にこだわりのある曲。
これはちょっといいスピーカーとか、ヘッドフォンで聴いてみたいですね。

僕と花
シンプルな音作りで、サカナクションにしてはアコースティックな感じ?
メロディもわかりやすいので、聞きやすいのではないかと思います。
こういう沁みる系の曲もあるのですよー。

mellow
タイトルにイメージされる通り、ゆったりした時や空間が味わえる曲。
夜に目を閉じてじっくり聴くと良さそうな、
瞑想的に使えそうな曲かも。

朝の歌
今作のテーマが「表裏一体」と語られていましたが、、
この曲の歌詞に「表と裏」というのが出てきて、
そのコンセプトをまとめた曲だと思います。
希望に満ちた朝の曲でアルバムを締めくくれるのが心地いいです。



sakanaction (通常盤)

sakanaction (通常盤)

  • アーティスト: サカナクション
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2013/03/13
  • メディア: CD


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未来大人宣言

このアルバム全体に流れるのは、
「大人になる」ということ。
それは肉体的な意味じゃなくて、中身の問題ね。
そういえば、人間、何歳くらいで、
中身も含めて「大人」って言えるんだろう?
もちろんいろんな立場な人がいて、
いろんな生い立ちの人がいて、個体差はあると思いますが。
そんな全世代に向けての「未来大人宣言」なんだと思いました。

私は、あまりまともな人生だとは言えないけど、
未来に向けて、決意表明できるものはあるかな。。。


code E~Eの暗号~
歌詞の中に、過去のシングル曲のタイトルが埋め込まれています。
あなたは何曲見つけられるでしょうか?

-Can you break a hundred million?-
ほぼ英詞で、言葉遊び的な要素がかなりありますが、
コミカルで面白い歌詞で、耳につきます。
最後の「no?」の叫びが、個人的にツボでした。

月光
世の中には「月光」を歌った曲はたくさんあるのですが、
割と神秘的なイメージのものが多いと思うのです。
だけどこの曲はSOPHIAらしい爽やかさで、
なかなか新鮮なアプローチだなと思いました。

サヨナラ 愛しのピーターパンシンドローム
QUEENを彷彿とさせるオープニングだなと思いました。
このアルバムを通して、「大人になる」ことがテーマだと思いますが、
この曲もまさにそうですね。
ピーターパンシンドロームを抜けて、無事に大人になれるのか。
大人への一歩を踏み出そうとする君に。

mute reality
私も割と一人で抱え込み型なので、共感が得られます。
世の中を全てmuteしたくなる時ある。
今生きてるところと別のところで生きてたい時がある。

人間失格
タイトルほど重々しい仕上がりではないのですが、
ネガティブな部分を隠している「ピエロ」のイメージ。
SOPHIAは昔も「ピエロ」になぞらえた歌を歌ってましたね。
「ピエロ」なのは私も同じだな、と思う。
嫌なこといっぱいあって、外には出さない。墓まで持ってく。
だから、誰も私に踏み込まないでほしい。

rainbow rain
雨あがりの虹のように、サウンド的にもキラキラした曲。
SOPHIAらしい爽やかな曲で、心も晴れやかになりますよ。

I will
意思を確認するかのような、重厚なサウンド。
過去も未来も、その人にとって1本の道に繋がってく。
過去に出会えた人には感謝を、未来には希望を。

雨ニモマケズニ
かの宮沢賢治の詩を彷彿とさせるような、
カタカナ表記の歌詞。
それだけで文学的に見えるから不思議。

ヤングアダルト
こちらも、若さと大人の狭間を歌った、
このアルバムのコンセプトに直結する曲。
別れもまた、大人への階段だったり、成長への糧だったりする。
大切なのは、その経験が、どんな思い出として残るのか。

奏鳴曲
これは誰もが共感できる歌詞だと思う。
ほんと、生きてくのってややこしいんですよ。

未来大人宣言
アルバムタイトル曲。
この曲聞くと、軽く落ち込みます(笑)
私は年齢だけ食ってますが、次の世代に誇れるものなんて何も持ってません。
なりたかった大人になんか全然なれてない。
だけど、私みたいな子供が増えないように、
安全で、笑顔で、幸せに暮らせるような世界になるように、
微力ながらでも貢献できたら良いなと思っています。

happy birthday to you
この曲を誕生日に歌われたら、もう感動しかないですね。
最高のバースデーソングだと思います。

W
もともとは松岡さんのソロ曲だったのですが、SOPHIAでカバー。
やっぱりバンドっていいな、って思いました。
ところでこの曲、仮面ライダーWの主題歌になっていて、
その「W」なんですよね。
そして、仮面ライダーWには、松岡さんも出演されていましたが、
今や実力派俳優となった菅田くんが出ていた!!



未来大人宣言 (ALBUM+DVD)

未来大人宣言 (ALBUM+DVD)

  • アーティスト: SOPHIA
  • 出版社/メーカー: avex trax
  • 発売日: 2013/03/06
  • メディア: CD


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Best moves. ~and move goes on~

解散を発表したm.o.v.eのベストアルバム。
これが最後の作品ですね。寂しい。。。
初期からまんべんなく選曲されたボリュームの2枚組ですが、
アルバム曲だったり、割と通好みなチョイスかな。
2枚に分かれていますが、1枚目はEXTREME、2枚目はLUXUARYとなっていて、
何となくカテゴリー分けされているようです。

EXTREMEの方がアゲアゲ、
LUXUARYは重厚なバラードたちが集まっています。

どちらのm.o.v.eも好きですが、
どちらかというとLUXUARYに集まっている楽曲たちの方が、
個人的に好みな曲が多かったりします。

DVDには「解散ドキュメント」が収録されていまして、
解散発表される少し前くらいから密着しています。
というか、二人にとっても、このドキュメントを撮影し始めた頃は、
解散なんて浮かんでいなかったのかもしれない。
これから16年目に向けてのスタートってことで、撮り始めていたのかも。
ファンにとっても解散の発表は本当に突然だったもん。
なかなかの衝撃でした。

でも二人が決めた決断で、そこに至るまでにどんな想いがあったかなんて、
当人にしかわからない。
ここで私が何かを思ったところで、それは憶測にしか過ぎないのです。
だけど、m.o.v.eは間違いなく日本の音楽業界に爪痕を残したし、
新しい風を吹かせて、そしてその勢いのまま、
風のようにサーッと吹き抜けていったんだと思います。
欲を言えば、もっともっと、m.o.v.eの巻き起こす旋風に巻き込まれていたかったです。

それでは、最後のベスト盤に収録された、
最後の新曲たちをレビューしたいと思います。


Raise Up
これまでのアニソンとのコラボを彷彿とさせるような、
キラキラの爽快チューン。
パワーもらえますね。

MVはハチロクとのコラボ。
やっぱりm.o.v.eといえば、頭文字Dとのタッグですよね!

Cross the X
タイトルの最後のXは「クロス」と読むので、
「クロス ザ クロス」という読み方になります。
こちらはクールでカッコイイ、
イニDのバトルシーンにピッタリの、
従来のm.o.v.eに割と王道な楽曲。

Ignite The Fire
こちらもアニソンとのコラボを経て生まれたアレンジだったり、
楽曲なんじゃないかと。
Raise Upとは雰囲気が違って、ちょっとクール目ですが、
これまたカッコイイんだな。
ただ、超速の楽曲で、レコーディングはだいぶ苦戦したよう。

夕愁想花
これまでの総まとめ、そしてこれからに向けての楽曲。
本当に最後なんだな、と実感して、泣けちゃいます。
m.o.v.eには本当にいろんな楽曲があって、
刺激を受けたり、私の音楽遍歴に彩りを与えてくれました。
もっともっといろんな進化したサウンドを聴きたかったところですが、
m.o.v.eが残してくれた楽曲たちを、これからも大事に聞き続けていきたいと思います。

MVは、夕暮れが映えて、
まさに有終の美をビジュアルで称えています。



Best moves. ~and move goes on~ (AL3枚組+DVD) (スペシャルプライス盤)

Best moves. ~and move goes on~ (AL3枚組+DVD) (スペシャルプライス盤)

  • アーティスト: m.o.v.e
  • 出版社/メーカー: avex tune
  • 発売日: 2013/02/27
  • メディア: CD


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BEST HIT!! SUGA SHIKAO 2003-2011

スガさんのオールタイムベスト、後半です。
前半でも2枚組でしたが、後半も2枚組なので、
全部合わせて4枚組、計64曲と、まさにスガさんの歴史ですね。

こちらは、シングル曲が多かったりして、
タイアップなんかでも耳にしたことがある曲が増えてきているのでは?と思います。
ファンクじゃなくて、より広く聞きやすいようなキャッチ―でポップなものがあったり、
それを経て、またファンクに戻っていっていたり。
戻るといっても、より渋味を増したファンクに進化してますからね。

個人的には、かの名曲「Progress」の、
kokuaでのオリジナルバージョンが収録されたのが嬉しいです!



BEST HIT!! SUGA SHIKAO 2003-2011

BEST HIT!! SUGA SHIKAO 2003-2011

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/01/03
  • メディア: CD


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BEST HIT!! SUGA SHIKAO 1997-2002

スガさんのオールタイムベスト。
活動期間が長いので二期に分かれているのですが、
こちらはその前半、1997年~2002年までです。
デビューしてから、アシンメトリー辺りで、
世間に広く知れ始めた時期、という感じですかね。

私はファンクというジャンルはそれまで聞いたことがなく、
スガさんの曲で初めて出会ったのですが、
何だこのアダルトなノリは!と、言葉にならない感想を抱き、
自分の音楽ジャンルを広げ始めていった感覚があります。

スガさんの音楽もその後、いろんな振れ幅がありますが、
初期の頃の方が生粋のファンクを体感できるような気がします。

懐かしいアルバム曲からもチョイスされた、充実の2枚組。



BEST HIT!! SUGA SHIKAO-1997~2002-

BEST HIT!! SUGA SHIKAO-1997~2002-

  • アーティスト: スガシカオ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2013/02/27
  • メディア: CD


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LOVE again

このアルバムのリリース前に、
「LOVE」と「again」という2枚のミニアルバムがありまして、
その収録曲と、新曲という構成です。
このところ、ダンサブルなナンバーだったり、幅を広げてる印象がありましたが、
今回は原点回帰したような、そんな印象です。
日本語だけでわかりやすい歌詞だったり、メロディーも聞きやすかったり。
何と言っても、私がAyuにハマるキッカケとなった、
孤独や心の闇の寄り添ってくれること。
それが、今回のアルバムには多く含まれているのです。
時が経っても、根本で共感した世界観は刺さりますね。

また参加してる作曲家さんたちも、
わりと初期の頃からAyuに楽曲提供されてる方が多いことに気づきました。
どおりで!


DVDの方はいつものように、Music Clip集とメイキング映像になっています。


Wake me up
1曲目からガツンときます。
歌詞の中の「砂の城」というのがひとつキーワードかと思いますが、
こういう強さの中にある、儚い世界観の対比というのが、
相変わらず見事で、そこがAyuの魅力かなと思っております。

MVは、これは「You & Me」に続くのか?
わかららないですが、この曲と、「snowy kiss」と「You & Me」の3曲で、
AyuとMaroのカップルが登場します。
もし続いているのだとしたら、この曲は「You & Me」の前、
AyuとMaroがカップルになる前のストーリー。
AyuにはLuke演じる別の恋人がいて、Maroとあわせて3人でよくつるんでいたのですが、
最後にはアレ…?という、Lukeにとっては切ない結末になっています。

Song 4 u
ピアノやストリングスがメインの綺麗なアレンジ。
サビではポジティブに開いていくようなメロディーラインも好き。
歌詞の内容もかなり勇気もらえるもので、
私のように自信がなかったり、
自分に対してネガティブな感情を持っている人にはオススメです。
こういう時に共感を得られるのはAyuの真骨頂ですよね。

チェスの駒のように、白い衣装と黒い衣装を着たAyuが全部で12人登場します。
全てAyuがひとりで12役やっていて、チェスの駒が移動するかのように、
マス目を移動していきます。
これは難しい!!
単純だけど段取り覚えるだけでいっぱいいっぱいになりそうです。

Missing
タイトル通り、逢いたい気持ち、寂しい気持ちを、
口に出せない強がりをぶつけています。
なので、共感できた時には、カタルシスが得られます。

MVはすすきの草原の中で歌うAyu。
まわりでところどころ男性が飛び跳ねるような構図です。
映像の綺麗さにこだわっていて、一番美しいとされる夕暮れ時にLIPシーンを撮っているのですが、
その絶妙な光の加減と、Ayuの目に光る涙が美しいです。

SAKURA
桜が好きなので、「桜」に絡む曲だとつい反応してしまうのですが、
この曲の歌詞の中には「桜」というワードは出てきません。
ただ、生きづらさとか、
生きてくことに対してモヤモヤしたものを抱いているとしたら、
少し道が開ける印象を抱くかもしれない。
それこそ、春に桜の花が咲くように。
私が桜を見て癒されるのは、こういうことかと思いました。

Melody 
シンプルでわかりやすいメロディー。
最後の高音で終わるところは、心に余韻が残りました。

MVは「人間万華鏡」。
Ayuとダンサーたちが万華鏡を表現していきます。
動く舞台装置もさることながら、ダンサーたちとの乱れないパフォーマンスなど、
何度もリハーサルを重ねて作られたこの作品は、
このMVだけでも芸術作品です!

Bye-bye darling
何かに決別したい、何かを断ち切りたい、
そんな時にはピッタリの曲ですね。
この曲に合わせて、大事なモノだけ選んで、そうじゃないものは捨てられたら、
かなりスッキリしそうです。

snowy kiss 
別れの曲は続きます。
これもまたアプローチは違いますが、
ずっと抱えてたものを吐き出すには良い曲です。

MVは先に語ったとおり、「Wake me up」から繋がるストーリーで、
二人は破局を迎えます。
が、結構激しい喧嘩を何度もしまして、もうDVのレベル!!
完成形だと歌が載ってしまっていますが、
メイキングだと喧嘩の演技中の声が入っていて、
これがまた物凄く迫真なのです。

Sweet scar 
これまで支えてくれた人との道のりを振り返ります。
そんな大切な人に感謝を伝えたい時に、是非。

MVではシャツにジーンズ姿というシンプルなAyuがなかなか新鮮。

petal
すき/きらい、と言いながら、
花びらをちぎったことありませんか?
そんな場面を曲にしています。
三拍子でお伽噺のような世界観が大好きです。

untitled for her... story 2
GUILTYに収録された「untitled for her」の続編です。
ちょうど5年経って思うこと。
Ayuにとってそれほど大きな存在だったのですね。

Gloria
ついつい嫌なこととか傷とかに蓋をして、
ひとりで抱えてしまおうとするけれど、本当はそうじゃない。
Ayuはいつも孤独に寄り添ってくれて、
この曲もまたエールをくれました。

Ivy
これまで私もいろんなことがありました。
振り返ってみれば、正直あまり振り返りたくない過去ばかりです。
人は人、自分は自分なのですが、
結局自分のことを自分が一番許せないんだと思います。
まぁでも過ぎたことはもう仕方ない。
この先ももうそんなに大きな期待はできないけれど、
今できる限り笑って生きていければいいかな、って思います。

You & Me 
「A SUMMER BEST」にも収録された、夏ソング。
オリジナルアルバムとしては初収録になります。

MVはひと夏のラブストーリーを、AyuとMaroのカップルが演じます。
良い時もあれば、喧嘩する時もあって、結構リアル。
衣装がたくさん出てくるのは時間の経過を表しているそうですが、
たくさん出てくる衣装を見るのはワクワクします。





LOVE again (CD+Blu-ray Disc)

LOVE again (CD+Blu-ray Disc)

  • アーティスト: 浜崎あゆみ
  • 出版社/メーカー: avex trax
  • 発売日: 2013/02/08
  • メディア: CD


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僕とシッポと神楽坂 1

この作品に出会ったのは、ドラマ化がきっかけでした。
ドラマ化にあたって、職場でちょっとしたご縁があったので、
ドラマを見て、それから原作コミックも読んでみた次第です。

ペットオーナーにとって、獣医さんは欠かせない存在なのですが、
仕事柄、ビジネスパートナー的な側面を垣間見ることがあって、
その辺りの、いわゆる経営的なところも丁寧に描かれていて、
わかるわかる~、とうなずいたり、
なるほど~、と感心したりしながら読んでいます。
そんなわけなので、ちょっとナナメから読んでしまうところがあるかもしれませんが、
レビューしていきたいと思います!


このお話は、獣医師の高円寺達也先生が、
数年間の勤務獣医師を終えて独立、
育った街・神楽坂で、古い動物病院を引き継ぐことから始まります。
前任の徳丸先生は、この坂の上の小さな病院で、
何十年も信頼を築いてきた人物。
ここにきての突然の引退で、何も知らないオーナーたちが、
続々とコオ先生の病院を訪れる。
まだ新しい病院の名前も決まってない「仮」のまま、診療が始まります。

最初の患者さんはワンちゃんの出産。
予定より早い陣痛から破水して、手術が必要な状態に。
ただ、まだスタッフがいなくてコオ先生がひとりなため、
オーナーさんに助手を依頼します。
コオ先生の確実な手技と、助手のオーナーへの冷静なフォローで、
無事に赤ちゃんが産まれました!
そして、目の前でコオ先生の手際の良さを見たオーナーさんは、
すっかりコオ先生を信頼したのでした。

この辺りは、何だか古志木島に来たばかりの頃で、
島民の信頼を得ようと頑張っていたコトー先生を思い出しますね。

こうして、何となく名前が決まってきた頃、
診療施設開設届を提出しなくちゃいけないことに気づく。
「診療開始10日以内に行うこと」と定められているそうです。
そうして慌ただしく決まった病院の名前は「坂の上動物病院」に。

そんな感じで忙しくしている間に、ライバル病院ができていたらしい。
すごくオシャレで、併設してペットグッズの店やサロンや猫カフェもあって、
屋上はドッグ・ラン!
ワンちゃんも一緒に入れるカフェもある!!
と、確かにこういうタイプの大きくて綺麗な病院ありますが、
さすがに猫カフェまで併設されてるようなのはまだないかな。。。
でもいつかどこかでできそうですよね。
これじゃまるで百貨店かテーマパークの勢いだよ。
症状が重い子のオーナーには気が重いけど、
まだ健康な子のオーナーにとっては、ついでに楽しめる施設でもあった方が、
病院に行くキッカケになるのかなぁ。。。

病院が忙しくなっていくと、さすがにコオ先生一人では回せない。
AHT(=動物看護師)がいないと!
ということで、AHT探しが始まるのですが、
とあることがキッカケで、ベテランAHTの加瀬トキワさんがやってきます。
AHTさんは、忙しい先生のサポートして、オーナーさんの対応もして、
大変でしょうが、双方にとっての重要な存在です。
こんな大ベテランさんが来てくれるなんて、コオ先生ついてますね!

ということで、こうして開業してスタートラインに立てた坂の上動物病院。
これからどんな患者さんがきて、どんなストーリーになっていくのか楽しみです。

また、神楽坂というロケーションもいいですね。
新しい風も吹かせつつ、伝統も守り続けているという。
人々の粋なやり取りも小気味良いのですよ。
実際の神楽坂の町並みも巡ってみたいなぁ。



僕とシッポと神楽坂 1 (オフィスユーコミックス)

僕とシッポと神楽坂 1 (オフィスユーコミックス)

  • 作者: たらさわ みち
  • 出版社/メーカー: 集英社クリエイティブ
  • 発売日: 2012/12/25
  • メディア: コミック


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D-黄金魔(下)

貴族相手に借金の取り立てをした異色作が完結!
題材が題材だけに、終始、俗っぽいというか、
Dシリーズにしては、かなり珍しい作品だったと思います。
Dの中でのコメディと言ってもいいくらい。

それは文体にも表れていて、
「白川夜船」だとか「吞み助」だとか、
昭和レトロなワードもいくつかありました。
今、流行ってますもんね、昭和レトロ。

Dは一応ライトノベルに分類されるのでしょうが、
読者の年齢層は結構上だと思うので、
ノスタルジーを味わえるのでは(笑)

この世界観を作り出したのは、
間違いなく高利貸のエル爺さんだと思うのですが、
そこに引けをとらない最強キャラが登場しました。
気功師兼貸金業者であるドロテア・マーリンゲン公爵夫人。
「公爵夫人」とある通り、この人は貴族の老婆です。
まさか貴族も金を貸していたとはね。。。
ただ、やっかいなのは、貴族は寿命が長いので、取り立てもしつこい。
もはや期限なんてなく、永遠に取り立てられます。

侯爵夫人は4000年ほど前、
デゾレ・ペンゾルトンという女貴族に、
自分の亭主を籠絡された。
この二人はとんでもない悪政を敷いて、
最終的には中央政府から死刑を言い渡されてしまったのだが、
亭主の方は、女に貢ぐために、なんと人間の高利貸しから借金までしていた。
(4000年も前の話なんで、エル爺さんではないですが、
その頃から、貴族に金を貸す人間がいたんですね!)

亭主は、夫人の宝石にまで手をつけようとした。
盗み出す現場を押さえて、借用書を書かせた。
一京ダラス(もう桁が凄すぎる!)分の宝石を借り受けます、と。
返済期間は1年、夫人は担保を要求すると、
亭主は妾のデゾレ・ペンゾルトンを担保に設定してきた!
もはやわけがわからないが、これで契約は成立し、
やがて全てが破局を迎えたとき、夫人は妾のところへ行って、
金を返すよう迫った。
ところが妾は、いきなり夫人の心臓に後ろから白木の杭を打ちこみ、
自分自身も刺した。
幸い、ほんの数ミリずれて致命傷にはならず、夫人は助かったが、
妾の方は塵と化していた。

夫人は当時、美しさの絶頂だったそうだが、
この事件から復活したところ、年相応の老婆な顔と身体になってしまったらしい。
妾は滅んでしまったものの、踏みつけられっぱなしでは夫人の気が済まない。
滅びた者は生まれ変わる。
その時まで待って、取り立ててやろうと決めた。
なんと質の悪い取り立て屋!
そして、夫人が探していた妾の生まれ変わりというのが、
ヴェレニス侯爵の娘、マチルダだという。

こうして、夫人もエル爺さんと同様、
取り立てる側の仲間(?)として加わりましたが、
この二人の老人パワーが凄まじくて、左手すら影が薄くなってます(笑)

こんなやり取りを見てると、作中で人間の娘・リジアも言ってましたが、
人間も貴族もそんなに変わらないのかもしれない、って思ってしまいますね。
途中、マチルダが、人間の少年ジジと、
白鳥のボートに乗って楽しい時を過ごす場面なんかもあります。

こういう人間と貴族の交わりこそが、神祖が望んだものなのかも!?
そして、この作品にも神祖は関わってきます。
最後にエル爺さんから重要な話も伝えられます。
これって、Dの旅の終着点?と思ってしまうのですが、
あいにく、そんなことなかったかのように現在もDシリーズは続いています。
ただ、Dについての核心をついていることは確かですね。
これがなかなか粋なワードだなぁと思いました。

Dの旅路については、まだまだ読んでいたい。
だけど、私が死ぬまでにDの旅の終わりも見届けたい。
複雑な気持ち。




吸血鬼ハンター(25) D‐黄金魔(下)

吸血鬼ハンター(25) D‐黄金魔(下)

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/02/27
  • メディア: Kindle版


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ブレイキング・ドーン Part2/トワイライト・サーガ

映画「トワイライト・サーガ」のシリーズが、
いよいよこの作品をもって完結します。
人間の少女ベラとヴァンパイアの青年エドワードの、
命がけの恋を描き、世界中でトワイライト現象なる熱狂を生み出しました。

私はストーリーや作品的には途中で脱落してしまったのですが、
音楽に関しては魅力的なものがありました。
普段洋楽をほとんど聞かないのですが、
これまで5作のサウンドトラックを通して、
ジャンルを問わず、キャリアを問わず、
多くのアーティストの楽曲を聞くことができました。

このサントラをキッカケに羽ばたいていったアーティストもいるようで、
私だけではなく、世界中で痕跡を残したサントラだと思います。
今回のサントラもまた、豪華な顔ぶれが揃っています!

PASSION PIT/WHERE I COME FROM
マサチューセッツ州ケンブリッジのエレクトロ・ポップ・バンド、
パッション・ピットが書き下ろした新曲。
ベラ、エドワード、ジェイコブ、
交錯するそれぞれのルーツがキーポイントでもあると思うのですが、
そんなテーマに沿っているかと思います。
それでいて重々しくなってないところが、トワイライトらしさ。

ELLIE GOULDING/BITTERSWEET
エレクトロニック・サウンドとポップなソングライティングが、
本国イギリスのみならず、アメリカでも大人気の女性シンガー・ソングライター、
エリー・ゴールディング。
この曲は、彼女の恋人であるソニー・ムーアがプロデュースを手掛けた、話題の新曲。
キャッチーでポップなサウンドが耳に残ります。
これはティーンの女の子のほろ苦い葛藤を表してる感じ。
(10代で、ヴァンパイアと運命を共にするかの選択を迫られるなんて、
よく考えたらなかなか凄まじい話ですよね)

GREEN DAY/THE FORGOTTEN
ポップ・パンク・バンド、グリーン・デイによるバラード・ナンバー。
今回、参加を打診された彼らは、
「トワイライト」シリーズの影響力の大きさと、
しっかりと考えられたサントラの選曲方法を理由に、即OKしたとのこと。
さすがの名バラードで、聞き惚れてしまいました。

FEIST/FIRE IN THE WATER
パンク・バンドのヴォーカリストを経て、
1999年ソロデビューしたカナダの女性シンガー・ソングライター、
ファイストも新曲を提供しました。
森の中でこだましていそうな、神秘的な響きのある曲です。

THE BOOM CIRCUITS/EVERYTHING AND NOTHING
ヴェガ・シェンク(ヴォーカル)とアンディー・エリス(ギター、プログラミング)からなる、
ロサンゼルスのエレクトロ・ポップ・デュオ。
独特なプログラミングのサウンドとユニークなギターの音が融合している、
なかなか面白い曲だと思います。

ST. VINCENT/THE ANTIDOTE
ボン・アイヴァーとのデュエット・ナンバー「ロズリン」を提供した、
「ニュームーン/トワイライト・サーガ」以来の参加となる、
セイント・ヴィンセントことアニー・クラークの新曲。
ちょっとハードめなロックに、魅惑的なボーカルの、
かなりカッコイイ曲です。

POP ETC/SPEAK UP
2006年結成のブルックリンのインディー・ポップ・バンド、
ポップ・エトセトラの新曲。
シンプルなアコギをベースに、印象的ないろいろな音が混ざり、
サビに向かって音が広がっていく感じが良いです。

IKO/HEART OF STONE
キーラン・スクラッグ(ヴォーカル、ギター)と、
ニール・リード(ピアノ、キーボード)からなる、
イギリスのメロディック・ロック・バンド。
ピアノ1本で歌い上げる、美しいバラードです。

A BOY AND HIS KITE/COVER YOUR TRACKS
ア・ボーイ・アンド・ヒズ・カイトは、
コロラド州ラファイエット在住のシンガー・ソングライター、
デイヴ・ウィルトンのソロ・プロジェクト。
素朴なカントリー調のミディアムナンバー。

JAMES VINCENT MCMORROW/GHOSTS
アイルランド出身のシンガー・ソングライター、
ジェームス・ヴィンセント・マックモロウが提供した、
「We're Ghosts」のニュー・ヴァージョン。
原曲は聞いてないのですが、
タイトルから想像されるようなミステリアスなサウンドでありながら、
サビは温かさも感じられる、優しい曲でした。

PAUL MCDONALD & NIKKI REED/ALL I'VE EVER NEEDED
「アメリカン・アイドル」出身のシンガー・ソングライター、
ポール・マクドナルドと彼の妻、ニッキー・リードのデュエット。
「トワイライト・サーガ」でロザリー・ヘイルを演じているニッキーは、
既にファンにはおなじみの存在ですね。

REEVE CARNEY/NEW FOR YOU
「トワイライト・サーガ」でアリス・カレンを演じている、
アシュリー・グリーンの元カレだそうです。
新たな生を歩むベラとリンクしているよう。

CHRISTINA PERRI FEAT. STEVE KAZEE/A THOUSAND YEARS(PART 2)
前作「ブレイキング・ドーン Part1」のサントラから生まれた
ヒットナンバーのニュー・ヴァージョン。
「トワイライト・サーガ」のファンにはすっかりおなじみの
クリスティーナ・ペリーはフィラデルフィア出身のシンガー・ソングライター。
このニュー・ヴァージョンではボーイフレンドで俳優の、
スティーヴ・カジーとデュエットを披露しています。
この曲はトワイライト全シリーズを通しても名曲ですね。
こちらのデュエットバージョンも素敵!!

CARTER BURWELL/PLUS QUE MA PROPRE VIE
「~初恋~」「ブレイキング・ドーン Part1」の音楽をてがけた作曲家、
カーター・バーレルによるオリジナル・スコア。
王道の映画音楽という感じですね。
スクリーン映えするというか、ただのインストとは違いますよね。
これが映画音楽の魅力なんだと思いました。
完結編らしく、ひとつの答を見つけたんだな、というのが曲から感じ取れました。



トワイライト・サーガ:ブレイキング・ドーン Part2

トワイライト・サーガ:ブレイキング・ドーン Part2

  • アーティスト: O.S.T
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2012/12/26
  • メディア: CD


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