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NODE from R

ルルティアのフルアルバムとしては久しぶりの作品です。
まだレビューしていない曲をレビューしていきます。


The Name Of Anger
タイトル通り、怒りのエネルギーに満ちた曲。
具体的に何に対しての怒りかは明かされていないですが、
人々がそれぞれ抱く普遍的な感情としての怒りに、
置き換えていただくと良いのでは。
残酷とか府勝利とか、
心の中にフツフツと湧いていたり、溜まっているモノに、
刺激されるような気がします。

Mystic Pendulum
「Pendulum」とは羅針盤の意味ですが、
何かを指し示してくれそうな重厚感と、
水脈を走っているようなみずみずしいサウンドの融合。
また神秘的な世界観も相まって、とても魅力的な曲です。
別バージョンも収録されていますが、どちらも素敵!

スペクトル
ちょっとダンサブルな感じの、意外性な1曲。
夜の闇から抜け出して、光の世界へ。
もし孤独や闇を抱えているなら、
明るい光の中へ連れ出してもらえそうです。

In The Majority
珍しくかなりリアルな歌詞で、社会的なメッセージ性を感じました。
ニュースでよく聞くようなワードが並んでいます。
子供が虐待で命を落とすニュースを聞いて、
「どうしていつも間に合わないんだろう?」と思います。

アイリス
オルゴールのイントロから始まる繊細なメロディ。
歌詞もとっても繊細です。

I Keep On Lovin' You
アコースティックでとっても暖かみのある曲です。
歌詞も愛にあふれています。
英詞ですが、珍しく「語り」の部分がありまして、
とてもほっこりしました。

一粒の灯火
若干童謡のような響きもあって、
どこかノスタルジックな気分になりました。
内容は、大切な命を歌ったもの。
実は最近祖母に大病が見つかったり、
猫たちの看取りを考える機会があったりと、
命の終わりに触れることがちょくちょくあります。
生命あるもの、誰もがその終わりを迎えるものですが、
わかっていてもやっぱり寂しいですよね。
この曲で、少しでも安らぎますように。。。

Lullaby
ラストは、優しい子守唄を。
誰もが皆、こんな優しい気持ちで眠りにつけたらいいな。
ルルティアの優しい願いに包まれたような気がして、
何とも言えない多幸感を味わえるエンディングになりました。



「NODE from R」

「NODE from R」

  • アーティスト: ルルティア
  • 出版社/メーカー: Phoerix Records
  • 発売日: 2012/09/05
  • メディア: CD


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