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僕とシッポと神楽坂 3

今回も単に動物医療だけでなく、
神楽坂ならではの風情や人情が感じられる巻でした。

「秘め衣」
これは神楽坂にいた芸妓さんのストーリー。
昭和初期の芸妓、桜子さんの着物が見つかったことで、
切ない恋物語が語られる。
桜に黒猫の着物なんて、なんて素敵なんだ!

「看板猫」
神楽坂みたいな町には、こういう看板猫さんが本当にいそうですね。
元々は夫婦で営んでいた駄菓子屋さんで飼われていた猫ですが、
旦那さんに続き、奥さんも亡くなり、猫だけが残ってしまった。
お店がなくなっても猫だけはそこにいて、
看板猫付き物件(テナント)として、主人を5人も変えて暮らしてきた。
猫は家につく、って言いますからね。
でもクロスケがこの地を離れがたかった本当の理由に切なくなりました。

「ふたりのシニア」
ペットも高齢化が進んでますからね。
人の介護と同じように、ペットの介護についても、色々知識が必要です。
ウチも人の介護問題もあり、そろそろシニアにさしかかる猫と、
大病を患って闘病している猫の介護問題でゴタゴタしているのですが、
いずれも工夫次第で、一緒にいられる時間が有意義なものとなればいいな。

「絆のかたち」
今まで語られてこなかったトキワさんと大地の話。
実は血の繋がってない二人だったのですが、
この親子のかたち、すごくいいな、って思いました。
大地の将来は、やっぱり獣医さんになるのかな。

「ピー助のたわ言」
先輩芸妓・あやめの話。
体調を崩した母が飼っていたセキセイインコを預かることになった。
あやめと母は、あやめが芸妓になるために家を出てから折り合いが悪い。
だけど、ひょんなことから母の思いを知ることになる。
インコは喋るからいいよねー。
猫も喋ってくれないかしら、って時々思う。



僕とシッポと神楽坂(かぐらざか) 3 (マーガレットコミックスDIGITAL)

僕とシッポと神楽坂(かぐらざか) 3 (マーガレットコミックスDIGITAL)

  • 作者: たらさわみち
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/07/25
  • メディア: Kindle版


コオ先生が開業した動物病院も、ようやく軌道に乗ってきた!
そんなある日に明かされた、病院の仲間・トキワさんと大地の過去とは…?
コオ先生と仲間たちのが深まる第3巻!!
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