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リインカーネーション

中国史ってどうも苦手でして。。。
難しい漢字の名前がたくさん出てくるので覚えにくいんですかね。。。
この作品も、登場人物のところを何度も行ったり来たりしてしまいました。

ということで、三国志の時代をモチーフにしたこのシリーズ。
かなりの大作となって続いていくのですが、
私にとっては相当の集中力が必要で、覚悟を決めなくちゃいけない作品です。
が、ここから私は、覚悟を決めてじっくり読みはじめたいと思います!


主人公は諸葛亮孔明。蜀の劉備の元にいる軍師です。
天下を取る才の代わりに、触れた人を殺すという業を背負っています。
このシリーズでは、何名かの選ばれし者が背負っている「業」、
これがキーワードとなります。


本作は、歴史的な出来事としては、長坂の戦いの頃のこと。
蜀の主君・劉備は、荊州へ向かい、劉表に助けを乞う。
すんなりは行かないやり取りが続くのですが、
やがて魏の曹操軍に攻め入られる。

曹操は、この作品では、
「迅さをもって中華を手に入れようとする男」という役の説明があり、
確かに、その勢いというか、カリスマ性がものすごいです。
演じているのが西田さんというのも頷ける。

そして、巷でよく語られている歴史と少し違うエッセンスだと感じるのが、
呉との関わり。
中国史に詳しい人なら、この場面にこの人出てくる?っていう感じなのかな、と思うのですが、
そういうところがトリッキーなんでしょうね。


壮大な三国志モチーフの物語。
まだまだ謎が多いのですが、これからどう歴史が動いていくのか、
とても楽しみなシリーズです。





リインカーネーション

リインカーネーション

  • 作者: 西田 大輔
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: 単行本


「あんたの名を教えたげるよ。天下の下にいる名だよ。」

中国三国志史上
最大の天才軍師・諸葛孔明の背負った業、
それは天下を取る才と引き換えに、
触れるものの命を奪うというものだった。

中華統一に向け進軍する、
「情け」の劉備「迅さ」の曹操
呉はまだ姿を表さない。

そして今、新たな歴史が加わる。
—―諸葛孔明を、暗殺せよ。
「生まれ変わりって知ってるか。大丈夫、すぐ逢えるさ。」


諸葛孔明に問いを
投げかけたい。

自分を死ぬほど
愛しているものと、

自分が死ぬほど
愛しているもの。

二つは守れないとしたら、
どちらを選ぶかと。
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