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リインカーネーション

中国史ってどうも苦手でして。。。
難しい漢字の名前がたくさん出てくるので覚えにくいんですかね。。。
この作品も、登場人物のところを何度も行ったり来たりしてしまいました。

ということで、三国志の時代をモチーフにしたこのシリーズ。
かなりの大作となって続いていくのですが、
私にとっては相当の集中力が必要で、覚悟を決めなくちゃいけない作品です。
が、ここから私は、覚悟を決めてじっくり読みはじめたいと思います!


主人公は諸葛亮孔明。蜀の劉備の元にいる軍師です。
天下を取る才の代わりに、触れた人を殺すという業を背負っています。
このシリーズでは、何名かの選ばれし者が背負っている「業」、
これがキーワードとなります。


本作は、歴史的な出来事としては、長坂の戦いの頃のこと。
蜀の主君・劉備は、荊州へ向かい、劉表に助けを乞う。
すんなりは行かないやり取りが続くのですが、
やがて魏の曹操軍に攻め入られる。

曹操は、この作品では、
「迅さをもって中華を手に入れようとする男」という役の説明があり、
確かに、その勢いというか、カリスマ性がものすごいです。
演じているのが西田さんというのも頷ける。

そして、巷でよく語られている歴史と少し違うエッセンスだと感じるのが、
呉との関わり。
中国史に詳しい人なら、この場面にこの人出てくる?っていう感じなのかな、と思うのですが、
そういうところがトリッキーなんでしょうね。


壮大な三国志モチーフの物語。
まだまだ謎が多いのですが、これからどう歴史が動いていくのか、
とても楽しみなシリーズです。





リインカーネーション

リインカーネーション

  • 作者: 西田 大輔
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: 単行本


あらすじを読む


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FEEL

今回の安室ちゃんも、めちゃめちゃクールでカッコイイ!!
これをMCなしでパフォーマンスされたらたまらないなぁ~、
とゾクゾクする1枚です。


Alive
アルバムのリード曲。
こだまするような安室ちゃんの声から始まり、
五感に覚醒するように働きかけてきます。

MVでは、安室ちゃんのジャケ写が街を浸食していきます!

Rainbow
虹を待つ曲は数ありますが、安室ちゃんらしいアプローチ。
英詞ラップもかっこいいし、
耳に残るキャッチ―なサビも、元気が出ます。

Can You Feel This Love
めざましテレビのテーマソングでした。
朝から安室ちゃんの声で爽やかな気分になれるのが心地よかったです。
ほんと、良い1日の始まりを迎えられました。

Big Boys Cry
個人的にはパレードが練り歩いてくるような画が思い浮かんで、
とても華やかな印象のある曲です。

MVも突如出現した、キラキラのフロートみたいなものの中から、
安室ちゃんが現れてパフォーマンスします。
まるで、某テーマパークのパレードのようです。

Hands On Me
ビートやリズムに特徴があって、
身体の芯から体感できる楽曲です。

MVも特徴的なリズムを生かして、スケボーなどのストリートがあったり。、
鮮やかな黄色の衣装を着た安室ちゃんが、
大勢のダンサーさんを率いるダンスパフォーマンスは見物。

Heaven
タイトルから勝手にバラードを想像してしまいがちなのですが、
実は真逆なダンサブルナンバー。
でもこの解放感が最高に気持ちいい曲です。
Heavenは特別な場所じゃなく、いつもいる、ともにある場所、
というメッセージ性もいいですね!

MVもクールなダンスがとてもカッコイイ!!

Poison
小悪魔的な安室ちゃんの魅力にハマる!
ダークでスパイシーな、クールな安室ちゃんの魅力を引き出せる、
魅惑的な楽曲です。

La La La
難しいこと考えずに、音楽を聞いていたい。
英語が多少よくわからなくたって、
好きな音楽は好きなのです。
とはいえ、ラスサビ前の韻の踏み方は面白いですね。

Supernatural Love
独特な音づかいで、クセになる曲。
これは耳に残ってなかなか離れないですね。

Let Me Let You Go
ピアノ1本で安室ちゃんが歌い上げる、
壮大なバラード。
包容力や優しさ、力強さが詰まっています!
安室ちゃんだからこそ歌える曲だと思う。

MVでも、安室ちゃんが実際に白いピアノで弾き語り!
安室ちゃんがピアノを弾く画は貴重かも。

Contrail
ほとんど英詞の曲が多い中、
この曲はほとんど日本語で綴られています。
曲調的にも、メッセージ的にも、
背中を押してくれる力強い曲です。

MVは、晴れやかなレインボーの衣装の安室ちゃんが印象的。
安室ちゃんの表情からも晴れやかな気分になれるMVです。

Stardust In My Eyes
暗闇の中にきらめく星屑のように、
安室ちゃんの歌は、人々の暗闇に光を注いでくれるのだろうな。
力強い真っ直ぐな声を聞いて、そう思いました。



FEEL (ALBUM+DVD) (特典ポスター無)

FEEL (ALBUM+DVD) (特典ポスター無)

  • アーティスト: 安室奈美恵
  • 出版社/メーカー: Dimension Point
  • 発売日: 2013/07/10
  • メディア: CD


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オー!ファーザー

一言で言うと、4人の父親を持つ由紀夫という少年の、冒険物語です。
生物学的にはもちろん誰か一人の息子なのでしょうけど、
それは明かさず(由紀夫本人はもちろん、父親たち自身もわかってない)、
由紀夫の母は4人全員と結婚し、4人が父親を名乗り、同居しています。
こういうのって、普通はDNA検査とかして父親を特定するのでしょうが、
誰もがそれをせず、普通に家族として暮らしているのが凄いですね!

4人の父親がまた、個性が全くバラバラで。
ギャンブル好きの鷹、最年長で大学教授の悟、
女の扱いが上手い葵、中学校の体育教師でバスケが得意な勲。
この4人それぞれに由紀夫は色々なことを教わり、
それぞれの良いところを受け継いでいるのかな、と思いました。

そんな由紀夫が、いろんなことに巻き込まれていきます。
・同級生の多恵子に強引に誘われて、不登校の小宮山の様子を伺いに行く。
⇒なんでこんなに多恵子が小宮山にこだわるのかは謎ですが。。。
これが後々大きな事件になるのですが、
それにしても多恵子の嗅覚には毎度驚かされます。

・ドッグレース場で重要そうな鞄のすり替えを目撃してしまう。
⇒まるでドミノのような巧妙な手口で、手際よく鞄が運ばれていきます。
由紀夫は携帯も持ってないのに、一人で途中まで追跡するのですが…。
これ、細かい分担作業になっていて、今はやりの闇バイト的な感じなのかな、と思ったり。

・中学時代の同級生、鱒二がチンピラに絡まれているところに遭遇
⇒由紀夫に鱒二って、すごい名前のコンビだな。。。
鱒二には以降、由紀夫がさんざん迷惑を被っていきます。
鱒二のキャラクターがまた憎めないというか、
絶対やっちゃいけない時にやらかしてしまうんですよね。
由紀夫も鱒二にはほとほと呆れつつ、ほっとけない。
鱒二に絡んできたチンピラ=「牛蒡男」が、執拗に由紀夫と鱒二を追いかけてきます。

このどれもが大きな事件となっていくのですが、
何よりも恐怖を与えてくる不気味な存在が富田林。
賭場を仕切っているドンで、怒らせると怖い人です。
鷹が知り合いで、他の3人の父親も由紀夫も面識があるのですが、
誰もが富田林のことを恐れている。

その富田林も絡み、由紀夫も家族を巻きこんでの大ピンチに!!
今までもこの家族はピンチを切り抜けてきたのですが、果たして…。
ひとつ言えることは、由紀夫は家族に一番愛されている存在ということです。

そして、残業やら出張やらで全く登場しない母親。
4股してたなんて、どんな女だ!?と思うのですが、
一瞬だけちらっと登場しただけで、全て持っていかれました!
この人は、モテるわ。。。




オー!ファーザー(新潮文庫)

オー!ファーザー(新潮文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/11/22
  • メディア: Kindle版


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Me No Do Karate.

今作は「こういうアルバムにしよう」というテーマは一切掲げてなくて、
楽曲はその場の思い付きで制作されていったそうです。
アルバムタイトルは、10代の頃シリアで過ごしていた洋平さんが、
自分に向かって「ジュードー!」「カラテ!」と言い続けるシリア人に対して、
よく言っていた「空手デキマセン」から来ているとのこと。

曲の感じにいて、今までの無骨な感じも残しつつ、
爽やかだったりキャッチ―だったり、音色が豊かになったり、
音の幅も広がったなぁと感じました。

Rise
エレクトロニカ風のSE、壮大なピアノから始まる楽曲。
洋平さん曰く、
「これまでに書いたメロディの中で、1位2位を争うグッドメロディになった」とのこと。
確かに、今までの作品の流れから、こんな曲が生まれるとは!と衝撃でした。
壮大で、力強く、奮い立たせてもらえる1曲。

Stimulator
タイトルは「刺激物」という意味。
打込みをメインにして制作されました。
打込みを使いつつも、さらに疾走感あるビートと、
パワフルな太いベースラインが特徴の楽曲。
マンネリ気味な日々に、刺激を与えてくれるような、
インパクトある曲です。

Starrrrrrr
タイトルの「r」は7個が正しいです。
この曲は、2012年の音楽イベントに出演した際、
夜になってもオーディエンスを沸かせるサカナクションを見た洋平さんが、
悔しいという感情を抱いたことから生まれた楽曲なんだそう。
サカナクションも好きなので、好きなアーティスト同士が影響を受けるなんて、
ファンとしては嬉しいことこの上ないですね。
洋平さんの素直な感情が赤裸々に綴られているのですが、
この曲は、メロディライン的にも、新しい扉を開けたような気がして、
ここから飛躍できる可能性を感じました。

Kick&Spin
エレクトロかつメタルに仕上がっています。
今作で最後にできた楽曲で、洋平さんはこのアルバムの中で、
この曲がお気に入りなんだそう。
Aメロとかサビに行くまではかなりハードなメタルなのですが、
反面サビは心地よく聞きやすくなってたりして、
なかなか新しいジャンルなのでは、と思います。

涙がこぼれそう
このアルバムの中で、唯一の日本語タイトル。
歌詞の中にも英語はなく、
メロディもわかりやすく、ミドルテンポなので、
かなり聞きやすいです。
シンプルなだけに、歌詞の内容も伝わってきまして、
最後は、やられたー!ってなりました。

Ho!
全編英語詞でめちゃくちゃカッコよく聞こえるのですが、
訳詞を見ると、こんなこと歌ってるんだ~!と驚きました。
最後のシャウトは、洋平さんこんな声出るのね!と、
これまたビックリしました。

Forever Young
若さっていいなぁ~。
私は家庭を持っていないので、
その意味では年をとった実感はしづらいのかもしれないけど、
でもやっぱり最近は、年とったなぁと思いますよ。
年齢のせいか、尻込みすることが増えた。
何かを始めるのに、年齢なんて関係ない!っていうけど、
なかなかね、、、勇気が。。。

Travel
ツアーバンドについて書かれた楽曲なんだそうです。
流暢な英語詞のおかげもあるけど、
洋楽っぽく聞けるところがあって、
世界を巡っていけるバンドだと思っています。
やっぱり言葉の壁を突破できてるところが強いよね。

Wanna Get Out
中華風のイントロから始まります。
歌詞はサラリーマンをテーマとして書かれています。
今までの職場にいたら共感できた歌詞だな。
今の職場は、今までの職場よりもはるかに忙しいのですが、
何だろう、蝕まれてるような感覚はない。
充実感の問題かな。

This is Teenage
あぁ、私の10代は、悔やまれることばかりだな。
その当時は気づけなくて、後になって気づくんだよね。
10代の皆様、まだ間に合ううちに、
充実した日々を、大事に過ごして欲しい。

Plus Altra
この曲は、アレキサンドロスの自叙伝的な曲ですね。
そうそう、まだまだこれからですよ!
この後、あの有名な曲が生まれて、広く知られるようになるのだから。
ここまで長い道のりだったと思うけど、
続けてきてくれて、音楽を届けてくれて、良かったです。



Me No Do Karate.【通常盤】

Me No Do Karate.【通常盤】

  • アーティスト: 【Champagne】
  • 出版社/メーカー: RX-RECORDS/UK.PROJECT
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: CD


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逃げるは恥だが役に立つ 1

もはや説明不要、社会現象にもなった「逃げ恥」です。
私もドラマからハマって、これは是非原作も読みたい!と、
買い集めました。

契約結婚!?って思ったんですけど、
みくりと平匡の理屈を聞いてると、
なるほど、理にかなってるなぁ、と思っちゃったりして。

みくりは大学時代、心理学を専攻していて、
ストレートに就職してないというところに、妙な親近感が(笑)
でも、みくりは私と違って、就職浪人を避けて、
院に進学してるところはエライ!
心理学専攻あるあるなのか、みくりの分析的な思考がよくわかります。

派遣社員として働いていたみくりは派遣切りで職を失ってしまう...。
そこで、次の職場として父親に紹介されたのが、
父親の元部下である平匡のところで、家事代行サービスを行うこと。
初回はお試しだったのですが、晴れて採用されたのでした。

仕事にも慣れてきた頃、両親が引っ越すことになり、
みくりも一緒に行くかと思いきや、
なんとみくりの方から契約結婚を持ちかける!!
平匡からの答えは、「事実婚」という形で引き受けることに。
こうして、二人のビジネスとして夫婦生活が始まったのです。

ここまでの中に、非正規雇用の問題だとか、
家事に対価が払われない問題とか、
世の中の色々なモヤモヤが含まれていると思うのです。
この方法が正解かどうかはともかくとして、
みくりが考えていくところが、パズルが解けるような感覚がします。

私も仕事はバリバリするんですけど、
プライベートは律することができなくて。。。
プライベートも仕事のように考えられたらいいのになー、って思うことがしばしば。
それを見事に(?)実現してるみくりに、感心しました。

イイ感じにブレインストーミングができた作品。
脳の中の凝り固まって思考停止していたところが、動き出した感覚です。
今だからこそ、もう一度読み直そう!



逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)

逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)

  • 作者: 海野つなみ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/12/06
  • メディア: Kindle版


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Nice catch the moment!

ナオトさんの4枚目のアルバムは、
過去最もバラエティに富んだ仕上がりです。
ナオトさんは毎回、まだ試していない音楽性にアプローチされているのですが、
今回も本当に様々な音楽ジャンルを複合したユニークなサウンドを展開していて、
まさにオールスターなアルバムです。

introduction~Do whatcha wanna~
イメージはニューヨークの小さなクラブバー。
そこでナオトさんがセッションを始めたような雰囲気で幕を開けます。
ファンキズムと遊び心があふれる粋なオープニング。

Brand new day
ソカの発祥地トリニダードを訪問して、
ナオトさんが生み出したニュータイプのソカ。
同国でジュペというパレードで見た朝日に深い感銘を受け、
改めてインティライミ(太陽の祭り)でありたいと思ったそうです。
そのときを思い出して作詞したとか。

恋する季節
「心がざわめき始めたときに感じる戸惑いや焦りと、
気持ちが弾けるまでの過程、
そして気持ちが弾ける瞬間を切り取りたかった」と語る、
切なさと甘酸っぱさが共存するポップチューン。

I'm chi-zu-ers
ハマル族に刺激を受けて携帯電話やネットの使い方を見直した、
ナオトさんの脱・デジタルな姿勢が歌詞に盛り込まれたナンバー。
音はカントリー、ブルース、ロック、ファンクなんかをちゃんぽん。
曲の終わりで喋っちゃった。

365
ナオトさん自身の身体データが出てくる自己紹介ソング。
2000年から書いているというマイブック(日記)を例に出して伝えたかったのは、
1日も無駄な日はないよということ。
「今日うまくいかなくても巡り巡っていつかのラッキーになる」という考え方も、
ナオトさんのポリシーです。

君生まれし日
オール生演奏による濃淡のついた伴奏で歌う、切ないバラード。
テーマは、別れたあとに初めて迎える元恋人の誕生日につぶやく、
「Happy Birthday to You」
最後の「と」の歌声は、レコーディング時に涙ぐむほど感極まってかすれ声になったそうで、
まさに神テイク!

ナイテタッテ
ソカ風味のビートにアコギがジャカジャカ掻き鳴らされる、
快活なナンバー。
「泣くことは悪いことじゃない。でも泣いてたって笑おうぜ」と、
聴き手の心を快晴にしてくれます。

Ballooooon!!
イメージしたのは昭和のデパートの屋上遊園地だそうです。
懐かしさと現代感覚が絶妙にコラボしたドタバタダンスミュージックで、
今までとは違うタイプのオマットゥリ曲。
底なしに陽気で楽しくて、お子様とも一緒に楽しめますよ!
だけど一瞬「大切なものはなぜ失くしてから気がつく」という
語りのフレーズが入ってくるので、ドキッとしました。
油断できないですね~。

しあわせになるために
すべての人が幸せになる使命を持って生まれてきていると考えるナオトさんが作った、
ハッピーな恋愛を育てる7箇条。
ハープの美しい旋律が印象に残るロマンティックなR&B。

未来スケッチ
未来に向けてなかなか進めない様を赤黄青の信号に例えた、
葛藤克服サポートソング。
「描くのはいつも輪郭から」の部分がメッセージの核。

声をきかせて
映画のサントラ曲に、新たに英語詞による歌とラップをつけた楽曲。
幻想的なサウンドは、ナオトさんの新境地です。
水中をイメージして歌ったというナオトさんの声は、
「せめてあなたの声だけでも聞きたい」と願う男の苦悶を見事に表現しています。

I FEEL IT GOOD
君と僕が絡み合うときに出るあんな音やこんな音も、
メロディーやリズムを奏でてるんだ。
だからその音楽でもっと気持ちよくなろうぜと歌う、
愛の交歓ナンバー。
トランシーなサウンドがエクスタシーを誘います。

Catch the moment
今回の旅先で買ってきた楽器やパーカッション類を、
自ら全部演奏して制作したトラベルソング。
1番はいろんな国の言葉で「ありがとう」を歌っているのですが、
日本語の「ありがとう」がないのは、
それを旅先でなかなか伝えきれない切なさと、
本心からの感謝は今この曲で伝えているんだという思いを表現しています。深い!



Nice catch the moment!

Nice catch the moment!

  • アーティスト: ナオト・インティライミ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ
  • 発売日: 2013/05/15
  • メディア: CD


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Stranger

源さんの3枚目のフルアルバムです。
このアルバムが発売される前にくも膜下出血で倒れ活動休止、
その後復帰してこのアルバムが発売されたのですが、
当時はビックリしましたね~。

12曲目が終わった後、ジャケットにも記載がないですが、
数秒してから13曲目が始まります。
この隠しトラックの曲名は「Stranger」。
お聴き逃しのないよう!


化物
この曲をレコーディングし終わって、
プレイバックを聴き終えたと同時に、
スタジオの中で源さんが倒れたそうです。
前年に亡くなった大先輩(十八代目 中村勘三郎さん)から、
源さんが昔聞いたお話を元に、
お世話になったその方への尊敬の念を込めて、
作ったつもりなのだそうですが、
源さんご自身が倒れ、手術を終えて退院し、
改めて聞いてみると、自分の歌のように聞こえたとか。
何だか運命的な曲ですね。

ワークソング
いま、この瞬間も世の中のどこかで働いている人達を想像しながら、
曲を作ってくださったそうです。
社会人としてありがたい。
仕事をするときに生まれる、小さなドライブ感を派手に表現したかったそうで。
仕事が順調に進んでいると、お仕事楽しいな~♪って思えてきて、
そんな「良い仕事したな~」気分の時のテンションが再現されていると思います。

夢の外へ
この曲は、割とテレビでも耳にするし、
後にコウちゃんもカバーされてますね。
タイトルは「夢や虚構の中にある、
貴方だけのその大事なものを現実に連れてこようぜ」という意味だそうです。
そこに、ゲーム「ゆめにっき」のイメージと、
源さんのお友達の話を元に、発想を広げて作られたとか。

フィルム
俳優・星野源を感じられる曲だと思います。
虚構と現実を行き来できるのは、
演じる者の醍醐味ですよね。
源さん曰く、スタッフさんが、
陰惨なシーンなのに「もっと怖くできないか」と
ワクワクしながら撮影しているのを観ると、
人間の奥深さを感じるそうです。
これは主題歌となった映画「キツツキと雨」にも当てはまるのだろうな、と思うのですが、
この映画自体には源さんはアーティストとしての参加なんですけど、
俳優もやっている源さんならではの視点なんでしょうね。
映画やドラマの現場が本当に好きなんだなぁ。
映画を見ていなくても曲だけの世界が成立してて、
映画を観た人も、最後に流れた音楽でストーリーの全体を思い出してもらえるような、
映画の雰囲気を感じられるような絶妙なものにしたかった。
そこに、自分の作りたい気持ちや言葉も、ちゃんと入っている。
そのふたつが両立する曲を目指して作ったそうで、
アーティストと役者の両方を生きる源さんならでは。

ツアー
普段、源さんがやらない2つのこと、
車と煙草のことを歌にしました。
源さん曰く、煙草は何かを誤魔化す為に、
吸っているように見えるのだそうです。
私も煙草やらないし、やろうとも思わないです。
車に関してもペーパードライバーなのですが、
そもそも運転すること自体が向いてないことがわかったので、
二度とハンドルは握らないです。

スカート
あまりに忙しかったので、
気がついたら休日の曲ができていたとか。
相当お疲れだったのですね。

生まれ変わり
ゴスペルの高揚感が好きで、
源さんなりのゴスペルを作ろうと思ったのだそうです。
でも、ゴスペルって神様に捧げる歌だと思うのですが、
確かに自分で作ろうとすると馴染みないかも。
ということで、親と子が対象になった、
源さん曰く「遺伝子のゴスペル」。

パロディ
毎日をパロディ化して楽しく生きたい。
あ~、何だかわかりますね。
どんな時も笑っている沖縄の人たちのようになりたいと、
思いながら作られたそうです。
沖縄の人たちのあの独特のマインド、癒されますよね~。

季節
この曲のテーマは「川口のソウルミュージック」ということで、
そう、源さんが小さい頃育った町の曲です。
川口って鋳物の町なんですってね。
最近テレビで知りました。

レコードノイズ
源さんのかなり奥の方まで潜って、潜りすぎて、
静かな錯乱状態で作ったそうです。
源さんご自身、なぜこんな歌詞になったのか全然憶えてないのだそう。

知らない
とある2人に向けて作った歌。
人はどれだけ経験しても、勉強しても、どれだけ物知りでも、
「知らない」ことがなくなることはないと思います。
それはいつまでも新鮮に生きていられる、
希望のようなものだと思います。
という源さんのコメントですが、深い!そして納得!
知識欲がなくなったら、人は死んでしまうのではないかと思っています。

ある車掌
「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたアニメーションの、
エンディングテーマとして作られました。
「ある車掌」=銀河鉄道を運転している車掌のことになりますが、
もし行き先が分からないまま運転しているとしたら、
それは、いま自分たちが生きているのと同じようなものだと。
人生を銀河鉄道になぞらえるのは良いですね。
「銀河鉄道の夜」、読みたくなったな。



Stranger

Stranger

  • アーティスト: 星野源
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2013/05/01
  • メディア: CD


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僕とシッポと神楽坂 2

今回は一話完結のエピソードが4篇なのですが、
どれも全部考えさせられる、勉強になるものでした。

5話「仔猫と娘っコ」
半玉のすず芽ちゃんが、コオ先生のところで保護された仔猫を迎えたいという話。
残念ながらすず芽ちゃんのマンションはペット禁止。
集合住宅でぶつかる問題ですね。
ただ、どうやら規約改正の動きがあってペット解禁になりそうだけど、
ひとりだけ頑なに反対している住民がいるそう。
そこでコオ先生も専門家としてひと肌脱ぎます。

集合住宅ってどうしてもいろんな人がいて当たり前なんですけど、
こういう風に理解を求めていくものなんだな、
というのが学びになりました。
私は集合住宅に住んでるわけじゃないですが、
猫を連れて公共の場所を通ることもあったりして、
そんな時に周りの視線とか、いろんなこと考えるんですよね。
なんかそれと似てる気がします。

このお話では、頑なに反対しているその人が、何を抱えているのか。
その人に寄り添うことができたのが、素敵でした。


6話「フレンチわんこ」
これはチャーミングなお話ですね。
フランス人のブノワさんは洋犬(フレブル?)を飼っているのですが、
ハチ公に憧れていて、日本犬を迎えようとする。
ある時、ショップで惚れ込んだ日本犬をトライアルで連れ帰るのですが、
先住犬との相性が悪く、断念することに。。。

猫もそうですけど、西洋の品種はどうもクールな印象ありますよね。
でも彼らには彼らなりの流儀で忠誠心もあるようですよ。

しかし、神楽坂とフランスの街並みは似たような雰囲気があるとのことで、
おしゃれな街なんですねー、神楽坂。ますます行ってみたくなりました。


7話「カナメの家」
これはもうダメでした。ボロ泣きです。
ペットと暮らす者として、いつかペットを看取ることになるのは覚悟してるつもりですが、
逆にペットを置いて逝くのは、それもまた辛いですね。


8話「貸しと借り」
コオ先生の少年時代の同級生、名倉君の登場です。
地元で開業していると、こういう再会もありますね。
名倉君とコオ先生、仲が良かったわけじゃなく、
コオ先生は名倉君に対して苦手意識を持っていたようです。
そんな名倉君は和菓子屋の跡取り息子で、若旦那となっていました。
メス犬のワグリちゃんを飼っていて、コオ先生のところに受診します。

コオ先生と名倉君の少年時代、とある巡り合わせのエピソードですが、
それはコオ先生が獣医師になるきっかけを作ったものでもありました。
そういう意味では、コオ先生を獣医にしてくれた名倉君にも感謝です。



僕とシッポと神楽坂(かぐらざか) 2 (マーガレットコミックスDIGITAL)

僕とシッポと神楽坂(かぐらざか) 2 (マーガレットコミックスDIGITAL)

  • 作者: たらさわみち
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/07/25
  • メディア: Kindle版


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ベルセルク 37

海賊がいるところに人魚あり、
という気がしてるんですよ。
パイレーツにしかり、ピーターパンもそうですよね。
今回のベルセルクでも、人魚たちに救われます。
まさに王道ファンタジーじゃないですか!!

今回もガッツは海神相手に大激闘!
何とか撃退することができたのですが、
海神の体内に閉じ込められてしまう…。
そんなガッツを救出するために、人魚たちが力を貸してくれました。


こうして妖精島への旅が再開!
ガッツは身体を休めながらも、思い悩む。。。
果たしてキャスカを元に戻すことが、彼女のためになるのか?
キャスカが壊れてしまったのも、大きなトラウマへの防衛手段だとすると、
確かに考えちゃうところがありますよね。

そんな中、キャスカに懐いていた謎の少年が姿を消してしまう。
シールケは、あの少年は「妖精の使い」もしくは、
「花吹雪く王」の化身なのでは?と推測するのですが、果たして…。


ここで、本編がひと段落したところで、とあるガッツの過去エピソードが公開されます。
「遠い日の春花」と題した3話で、
ガッツが鷹の団に入る前の、傭兵だった時の話。
少年時代のガッツの話がまだあったんですね~。

子爵の城に囚われてしまうのですが、
その牢内で「チッチ」という花の精に出会います。
地面に生えてた薺を模した妖精なんですけど、そのやり取りが何とも暖かくて。
パックとのやり取りとも近しいものがあるんですけど、
ベルセルクって、こんなダークな世界観なのに、
時折こういう癒しが出てくるのがたまらないんですよね。
ガッツの根底にある優しさがにじみ出る気がする。

ただ、このお話もかなり切ない話でして、
そう簡単にハッピーエンドにはさせてくれないですね。。。
こういう痛みを積み重ねて、ガッツは立っているんだな、
というのがわかるエピソードです。


一報、リッケルトとエリカのもとにも魔の手が迫るのですが、
新生・鷹の団に救われる。
その中で、かつてのラバン将軍とリッケルトが再会します。
その時、自身が元鷹の団の団員であることを明かしたリッケルトが、
かつての鷹の団の紋章を見せるところがあって、
まだ持ってたんだねぇ~!っと、妙に興奮してしまいました。

世界は変わってしまったけれど、果たしてこれから人類はどうなっていくのか?
物凄いスケールで気になっています。



ベルセルク 37 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 37 (ヤングアニマルコミックス)

  • 作者: 三浦建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2016/06/24
  • メディア: Kindle版


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Consolation

Kalafinaの4枚目のオリジナルアルバム。
テーマは「原点回帰」で、初期の作風に5年間分のKalafinaの曲調を、
凝縮したようなつくりになっています。

al fine
アルバムのイントロ的楽曲。
歌詞をみると収録曲の要素が散りばめられていて、
美しいメロディーにのせて紹介してくれます。

consolation
タイトルは、「慰め」の意味。
ハードめな音やビートがありつつ、
讃美歌のような伸びやかな部分が融合した、
それこそKalafinaがこれまで発表してきた作風を凝縮してるような気がします。

moonfesta ~ムーンフェスタ~
「みんなのうた」で今でも時々流れますね。
異国情緒溢れるこの曲は、まだ知らない不思議な世界へと誘ってくれる、
「みんなのうた」にピッタリの曲だと思います。
梶浦さんが子供の頃、遠い異国の物語が大好きだったそうです。
月夜に繰り広げられる祭りの描写等に胸を高鳴らせたそうで、
そんな原風景がこの曲に込められているのですね。
そんなわくわくした、どこか秘密めいた雰囲気を、
聞いてくれる子供たちにも感じ取ってもらいたいです。

Door
まるでオルゴールを開けたような感じで始まり、
そこからダイナミックに広がっていく世界観が、
開放感があって惹き込まれます。

未来
もともと劇伴だった曲に日本語詞をつけた曲なので、
メロディーラインが美しい!
これは3人の歌唱力とハーモニーがないと、成り立ちません!!
明るい希望に満ちた曲で、明るい未来が待っているような、
ワクワクしてきます。

花束
趣のあるアコーディオンが素敵だなと思いました。
長めのアウトロでたっぷり余韻も味わえて、聞き惚れてしまいました。

signal
当時のKalafinaの曲調で増えだした、ハードな曲調。
これでもハーモニーを崩さないのが凄いのですが、
これはきっとKeikoさんの安定した低音が効いているのだと思います。
また、漂うように流れるWakanaさんの伸びやかな高音にもうっとり。

obbligato
綺麗なコーラスからロック調に展開するのが予想外でした。
これもまたハードな要素と、柔らかい歌声が融合していて、
彼女たちらしい曲だなと思いました。
3人のハモリが絶妙に絡んで、深みのあるハーモニーになっています。

木苺の茂みに
ピアノとチェロのシンプルな演奏にのせているので、
3人の歌声の魅力が存分に伝わってきます。

満天
女性的で、柔和な中に儚さが現れた曲。
こちらも劇伴を元に作曲された曲だそうで、
Keikoさん曰く、苦労されたそうです。
インスト曲が元になってるKalafinaの曲は結構ありますが、
毎回、もう本当、圧巻です。
中でもこの曲は、天高く突き抜けて、
どこまでも響いていくような、広がりを感じます。

to the beginning
疾走感のある男性的な楽曲。
Wakanaさん曰く、Keikoさんの低い音と、Hikaruさんの情熱に、
Wakanaさんのストレートな歌声が加わることにより、
協調性が生まれる楽曲となっているとのことで、
確かに、3人の個性が、いい感じに調和しているのです。

ひかりふる
こちらも劇伴に日本語詞をつけたものなんですけど、
これはもうストリングスで流れるだけでも美しい楽曲。
これを3人の歌姫が圧巻の歌唱力でハーモニーを奏でるのですが、
初めて聴いた時、あまりの迫力に震えました。

夢の大地
ヒストリアのエンディングテーマなので、壮大な世界観ですね。
歌というよりも曲として聞き惚れてしまう。
3人の圧巻の歌声を聴いて、「声」という楽器そのものの魅力を感じました。



Consolation

Consolation

  • アーティスト: Kalafina
  • 出版社/メーカー: SME
  • 発売日: 2013/03/20
  • メディア: CD


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