SSブログ

ベルセルク 37

海賊がいるところに人魚あり、
という気がしてるんですよ。
パイレーツにしかり、ピーターパンもそうですよね。
今回のベルセルクでも、人魚たちに救われます。
まさに王道ファンタジーじゃないですか!!

今回もガッツは海神相手に大激闘!
何とか撃退することができたのですが、
海神の体内に閉じ込められてしまう…。
そんなガッツを救出するために、人魚たちが力を貸してくれました。


こうして妖精島への旅が再開!
ガッツは身体を休めながらも、思い悩む。。。
果たしてキャスカを元に戻すことが、彼女のためになるのか?
キャスカが壊れてしまったのも、大きなトラウマへの防衛手段だとすると、
確かに考えちゃうところがありますよね。

そんな中、キャスカに懐いていた謎の少年が姿を消してしまう。
シールケは、あの少年は「妖精の使い」もしくは、
「花吹雪く王」の化身なのでは?と推測するのですが、果たして…。


ここで、本編がひと段落したところで、とあるガッツの過去エピソードが公開されます。
「遠い日の春花」と題した3話で、
ガッツが鷹の団に入る前の、傭兵だった時の話。
少年時代のガッツの話がまだあったんですね~。

子爵の城に囚われてしまうのですが、
その牢内で「チッチ」という花の精に出会います。
地面に生えてた薺を模した妖精なんですけど、そのやり取りが何とも暖かくて。
パックとのやり取りとも近しいものがあるんですけど、
ベルセルクって、こんなダークな世界観なのに、
時折こういう癒しが出てくるのがたまらないんですよね。
ガッツの根底にある優しさがにじみ出る気がする。

ただ、このお話もかなり切ない話でして、
そう簡単にハッピーエンドにはさせてくれないですね。。。
こういう痛みを積み重ねて、ガッツは立っているんだな、
というのがわかるエピソードです。


一報、リッケルトとエリカのもとにも魔の手が迫るのですが、
新生・鷹の団に救われる。
その中で、かつてのラバン将軍とリッケルトが再会します。
その時、自身が元鷹の団の団員であることを明かしたリッケルトが、
かつての鷹の団の紋章を見せるところがあって、
まだ持ってたんだねぇ~!っと、妙に興奮してしまいました。

世界は変わってしまったけれど、果たしてこれから人類はどうなっていくのか?
物凄いスケールで気になっています。



ベルセルク 37 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 37 (ヤングアニマルコミックス)

  • 作者: 三浦建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2016/06/24
  • メディア: Kindle版


孤島を破壊しながら現れた「海神」の本体内部に、ガッツは光体化したシールケと潜り込んだ!
ところが海神の内部では、怪魚が群れを成し、巨大な心臓からは聞く者を狂わせる音波を発してガッツたちを攻撃するのだった。
同じ頃、イスマの仲間である人魚たちが海神の周りに集結した。
永きにわたる人魚と海神の戦いに決着をつけようと動き出したのだった。
危機一髪の瀬戸際にあるガッツとシールケは果たして…。
特別編としてガッツが鷹の団入団以前のエピソードを収録。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。