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sakanaction

ついにセルフタイトルのアルバムが登場!
この頃、タイアップがついたり、
メディアでもだいぶ取り上げられてましたしね。
それだけ完成度の高い曲が多かったのでしょう。

今作のテーマは「表裏一体」。
大型タイアップ曲などの表の部分と、
当時サカナクションがやりたい裏の部分、
両方が混ざり合った部分がそれぞれ収録されているそうです。

ミュージック
一郎さん曰く、「自分たちが音楽にどのように向き合っていくのか」を歌にしたとのこと。
Mステでのパフォーマンスで私は衝撃を受けたのですが、
本当に会場一体がダンスフロアになったみたい!
当時のメディアでもよくそんな風に言われてましたね。
非常に完成度の高い曲としてファンからも人気が高く、
ライブでも大きな盛り上がりを見せます。
ファンからは「サカナクションの一つの集大成」と言われることもある名曲。

メンバー5人は一郎さんの自宅に集まって制作していて、
一郎さん曰く、「学生時代の遊びのように曲を作ることにチャレンジした」とのこと。
また、その部屋で生まれたものを外に発信し、リアルに伝えるのがテーマだったのだそう。

夜の踊り子
モード学園のCMソングだけあって、尖ってますねー。
当時もかなりインパクトありましたよ。
Aメロの辺りはなんか和の雰囲気も感じるようなリズムで、
お祭りのような粋な感じもしました。
日本人の根っこにある魂が揺さぶられて踊りたくなる感じ。

なんてったって春
サカナクションらしいエッジの効いた春ソング。
心地良いノリで浮かれ気分。
サビの歌詞で、頭の「な」で韻を踏んでるのも面白い。

アルデバラン
この曲について、一郎さんは、サカナクション的にはみんなのうたを意識した、と話しています。
こちらもまた文頭で韻を踏んでいるのがインパクトあります。
私の大好きな猫が出てくる曲。

M
メンバーの岡崎さんが中心となって作られた曲で、
MGMTのような楽曲を目指したいと話したことをきっかけに、
仮のタイトルとして「M」という題名をつけデモの制作が行われました。
その後、完成締め切り間近となった時期に、タイトルを決定しなければならなくなり、
結果仮タイトルがそのまま正式な曲名として採用されたそうです。
そんな経緯はさておき、曲はカッコ良くて、踊りだしたくなる。

Aoi
NHKのサッカー放送のテーマ曲に起用されました。
今までに発表した楽曲の中でもロック色が強い楽曲となっていて、
BPMもこれまでにサカナクションが発表した楽曲の中では最もテンポが速いのです。
一郎さんによると、この曲のテーマは「今」。
海外に挑戦する日本人選手や、人生の一時期をサッカーに懸ける全てのサッカー選手の思いと、
ミュージシャンが今を歌うという点を重ね、
若さ、未熟さ、美しさ、危うさを連想させる「青」という言葉で表現したそうです。
ちなみに、一郎さんはサッカーのことを全然知らなかったため、
この曲を書くために、毎日サッカーを見て猛勉強したとか。

ボイル
曲名や歌詞に登場する「ライズ」や「ボイル」という言葉は、
釣り用語からきているそうです。
一郎さんが選び抜いた言葉のチョイス、それに込めた想いなど、
たたみかけるような歌から気迫が伝わってきます。
一郎さんの息遣いが聞こえた時には、鳥肌が立ちました。

映画
いろんな音が聞こえてきたり、サウンド的な加工がしてあったり、
ものすごく「音」にこだわりのある曲。
これはちょっといいスピーカーとか、ヘッドフォンで聴いてみたいですね。

僕と花
シンプルな音作りで、サカナクションにしてはアコースティックな感じ?
メロディもわかりやすいので、聞きやすいのではないかと思います。
こういう沁みる系の曲もあるのですよー。

mellow
タイトルにイメージされる通り、ゆったりした時や空間が味わえる曲。
夜に目を閉じてじっくり聴くと良さそうな、
瞑想的に使えそうな曲かも。

朝の歌
今作のテーマが「表裏一体」と語られていましたが、、
この曲の歌詞に「表と裏」というのが出てきて、
そのコンセプトをまとめた曲だと思います。
希望に満ちた朝の曲でアルバムを締めくくれるのが心地いいです。



sakanaction (通常盤)

sakanaction (通常盤)

  • アーティスト: サカナクション
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2013/03/13
  • メディア: CD


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