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ホタルノヒカリ 2

だいぶ時期外れですが、連載当時の季節柄、
クリスマス~年末年始と、恋人たちが1年で最も盛り上がるイベントについて、網羅されています。
こういうイベントも、干物女にとっては、しょせん飲み会の口実が増えるに過ぎないモノですが、
今年の蛍は違う!
恋人と過ごす初めてのクリスマスを迎えるところでしたが、
あいにくお互いのスケジュールがあわず(残念)。
そんなヤキモキする気持ちを、蛍ではなくマコトの視点で語られています。
マコトがなぜ蛍に惹かれたのかがわかっちゃいますよ。

マコトが学生時代、通学途中に見かけて憧れていたOLがいて、
それが保立と同一人物なのかは定かじゃないのですが、
蛍と出会った瞬間から好きになっちゃったみたいです。
それ以降、蛍らしい挙動不審や謎の行動も、マコトには不思議な魅力で、
気になる存在になったらしく、想いは加速するばかり。
コーヒーメーカーで日本茶いれたらどんな味になるんだろう(笑)
極めつけは、長いプロジェクトが上がった後の蛍が、
屋上でひとりランチをするところを目撃したのですが、
なんと昼間っからビールを飲みはじめた!!
こんな奔放さが魅力的にうつったんでしょうね。
部長も言ってるし。「たまになんだか、うらやましくなるヤツなんだよなー」

それから、1巻で描かれたようないろんなことがあって、今に至る。
予定が合わないはずのクリスマスでしたが、部長の粋なはからいによって、
蛍とマコトは一緒に過ごすことができました。
さすが部長!
コンビニのケーキでも、二人で過ごせれば特別なものになるよね♪

そんなマコトが引っかかっていることといえば、
蛍がなかなか自宅に招いてくれないこと。
同居人がいるとまでは言ってあるものの、その同居人が高野部長だなんて、
口が裂けても言えまい!!
その高野部長とマコトが、ひょんなことから二人きりで飲むこのになりました。
その頃、蛍は連日の忘年会参加がたたって、二日酔いで寝込んでるという…(さすがです。)

初めのうちはディープなインテリア論について語り合っていたものの、
いつしかマコトの恋愛相談に…。
どこかでストッパーが外れ、二人とも泥酔!
蛍が休む家に、部長がマコトを連れて帰ってきたから大変!!
体調の悪さも吹っ飛び、一気に部屋と身支度を整える蛍。
頼りの部長は相当酔っていてアテになりません><
必死に頭を働かせた蛍、「同居人A子ちゃんには、部長くらいの年の恋人がいる」っていう設定にしました。
マコトは朝まで熟睡モードの寝方だったおかげで、マコトが目覚めるまでに何とか全て整えた二人。
束の間の休息の中、部長がまたニクイ発言をする!
蛍と同い年くらいの設定の同居人A子ちゃんに、部長くらいの年の恋人がいるっていう設定に対して、
「オレって雨宮の恋愛対象になる年なんだー」って。
またそんな反則ワザを…。

すったもんだありましたが、蛍は年末年始を実家で過ごすために帰省します。
ここで初めて登場する蛍ファミリー!
蛍は次女で、
・ダメな次女に甘々な父
・ダメな次女にまかせていられないとつい動いてしまう母
・神戸にお嫁にいった姉・揚羽
・彼女と同棲中の院生の弟・鈴虫(スズム)
という家族構成です。
部長も分析してたけど、こういう家族構成が、干物女を形成するもととなるのかなぁ?
姉は蛍とは正反対で、中学の頃からBF多く、準ミスJ大の超体育会系!
そんな姉は25歳で神戸のお金持ちと結婚したという、
「揚羽」の名前に劣らないパーフェクトな人生をおくってらっしゃる。
姉曰く、「この晩婚の時代で、27で未婚なんてまだまだ若いとナメきっているでしょうけど、
そのまだ結婚してない組には、そうとうなスキルの女も含まれての平均年齢の高さなのよ!
だから、蛍みたいなフツースキルのグータラOLは、そこそこの年齢で手を打っておくべきなの!」
だそうです。
私も30過ぎて特に秀でた何かがあるわけでもないですが、やっぱり結婚したいとは思わない。
それはやっぱり結婚に価値があると思えないからで、「結婚で手を打つって何?」ってなもんです。
いろんなタイプの干物女がいるってことですよ。

私はもう周りから何も言われなくなったのですが、(本人が幸せならそれでいいってことかな…)
こんな感じの姉と母がいるので、せっかく帰省した蛍も肩身が狭い…。
ちょうど過去の社報を見て、部長が1月1日に誕生日だってことを知り、急遽東京に帰ることに。
パーティーグッズで部屋を飾りつけして、社報に書いてあった部長の好物のクリームシチューを作って待っても、
肝心の部長がなかなか帰ってこない…。
やっと帰ってきた部長に怒りをぶつけるも、なんと社報の誕生日は誤植で、正しくは1月11日が誕生日だそうな。
でも、部長は蛍の頭ポンポンしてくれました。これまた反則な!!
干物とか言いつつも、こうやって飾りつけしたり、シチュー作ったり、すぐできちゃうのがスゴイと思う。
切って煮るだけ鍋一つ料理なら得意だそうだけど、煮物って難しいと思うけどなぁ。
炒め物の方がラクじゃないかい?って思っちゃう、真の干物(笑)
こういう勢いで動いちゃうところが、いつも計画的な部長がうらやましく思う部分でもあるんだろうな。

ここまで何とかボロも出さずに続いている蛍とマコト。
ところが、蛍は突然、腹肉を気になりだした…。
意志の弱い蛍は、ダイエットなんて成功したためしもないのですが、部長にも失笑されて奮起することに。
そこで頼ったのが中学時代からの親友で、ファッション誌の編集者をしてる優子。
ありったけのダイエット商品をすすめられる。
が、案の定、効果が無いどころが、体調悪くして逆効果に。
部長への家賃の支払いも滞っていると、
部長からトナリ町の移動販売に早朝から買い出しに行くよう言い渡され、
その食材で二人分のお弁当を作るよう命じられる。
奥様方と奮闘しているうちに、適度に有酸素運動もできて、
野菜中心のお弁当もできて、タナボタ式に痩せていた!って話。
ここまでの結果を予測しての指示かわからないけど、部長やるなぁ…。

そしてこれまたひょんなことから、蛍と部長が一緒に出張に行くことになった話。
お互いに見飽きた二人ですが、環境が変わると蛍もテンションあがる!!
部長曰く、「空間移動は一番のリフレッシュ法」だそうですからね。
部長も珍しく深酒をして、最終的に蛍に部屋まで運び込まれるという事態に…!
あんな凹んでる部長見たら、キュンとさせられちゃいますね。
そんな部長、実は奥さんと別居中なのですが、蛍曰く「ひとりで生活を楽しみすぎ」だって。
実際、「あたしがいなくても楽しめる、完結してる生活なら、いっしょに暮らす必要ないじゃない」と言われたらしい。
まぁ、完璧主義の部長が故、仕方ないのかなぁと思いつつ。
全く真逆の干物な私も、別の意味でひとりで生活を楽しみ過ぎちゃってて、
この楽しみがなくなるなら、誰とも暮らしたくないな、と思ってしまいます。
そういう点でも私は結婚に向いてない。

さて、干物にないものといえば「母性」。
子どもを持ったことないなら仕方ないとは言いつつ。。。
私も子どもは嫌いではないのですが、いざ育てるとなると、子どもいらないや…って思ってしまいます。
その差は単なる子ども好きとかではなくて、母性なんじゃないかと。
そもそもこんなに自分のことばかりこだわるヤツに、子ども育てる資格なんてないですね。
それはさておき、子どもと戯れる部長が見れたのは新鮮。
こういう異性が子煩悩なところを見ると、本能的に惹かれるのでしょうね。

今回、USJをモデルにしたであろうテーマパークが登場しまして、かなり行ってみたくなりました!!


ホタル ノ ヒカリ(2) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(2) (KC KISS)

  • 作者: ひうら さとる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/06/13
  • メディア: コミック


恋愛って、どうやるんだったっけ?

どうにかスタートした年下の彼・マコトとのラブの日々。
でも、クリスマス、お正月とイベントを迎え、干物女・蛍の恋は相変わらずトラブル続き。
なぜか同居人・高野部長とも急接近(!?)の第2巻!!
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