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ホタルノヒカリ 1

「干物女」というワードを聞いたことがあるのではないでしょうか?
私はこの言葉を、ドラマで初めて知ったのですが、
まさに私のことではないか!と思い、一気にハマってしまい、
当時出ていたコミックを大人買いしてしまいました。
今やバイブルみたいなものです。

外では仕事をバリバリ頑張るけど、家ではダラダラ。
恋愛なんて面倒なものはパス。
そんな干物女の主人公・雨宮蛍はコミック版では27歳。
27歳頃の私といえば、夢を追いかけていたが、このまま続けるかどうか模索していた頃だと思います。
それまでは夢のために必死で、恋愛なんて眼中になかったし、
事務所を辞めた後でも、どうやって生きるか、自分の身の振り方を考えるのに必死で、
やっぱり恋愛なんて二の次以下。
今は前ほど夢にしがみついてはいないとはいえ、自分のやりたいように生きているので、
やっぱり恋愛は邪魔者扱い。
危機感すら感じてないので、蛍より重症かも!!

でも蛍みたいに、こんな素敵な同居人がいたら、考え方変わるかもね。
ひょんなことから、上司の高野部長と同居することになった蛍。
蛍と違って、だらしないのが大嫌いな部長は、いちいち小うるさい小姑のようなのですが、
いいこといっぱい言ってくれるのです。
数年ぶりに彼氏ができて、よりにもよって年下で、男心なんてすっかり忘れてしまった蛍に、
「オヤジの一般論として」なんて言いながら。
その「オヤジの一般論」の中でも、今回私が一番グッときたのが、
「どんな滑稽だってシアワセ。人を好きになるって、そういうこと」
これは蛍がドライブデートに誘われて、緊張のあまり大失敗をしてしまうのですが、
落ち込んで帰ってきた蛍に放った言葉。
なるほどね~。恋をすると必死なあまり、滑稽になってしまう、と。
でも、そのくらい一生懸命にならないと、相手には伝わらない。
プライドが高かったり、隙がないようじゃダメなんですね。
イタリア映画の「ベニスに死す」、観てみたくなっちゃいました。

あともう一つ、「言わなきゃ伝わんないことなんて、いくつになっても変わんないよ」
これも基本的なことですけど、その通りですよ。
大人になると照れくさくなったりして、なかなか言えないんですよね。
これもまたさっきの滑稽さと同じで、照れたりかっこつけたりしないで、素直に伝えないとね。
大事なことなら尚更、言葉にしないと!!

これらの名言を引き出すキッカケとなった蛍のエピソードがマヌケなんですけど、
それが等身大でリアルな話だったりするので、さらに親近感がわくのです。
そして、こんな完璧主義な部長が高熱で倒れてしまう!
こういう外では隙のない人が弱ってる姿は反則だよ。

いいな、部長みたいな人、どこかにいないかな~。
私も縁側で語らってみたいな~。
こうして、2次元の理想に出会ってしまい、
現実ではまたさらに縁遠くなるのでした(笑)

ちなみに、巻末の干物度チェックDX、私は9個該当しました!!



ホタルノヒカリ (1) (講談社コミックスKiss)

ホタルノヒカリ (1) (講談社コミックスKiss)

  • 作者: ひうら さとる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02/10
  • メディア: コミック


恋愛するより家で寝てたい。
…と思ってたのに、なぜか上司の高野部長と同居するハメになった蛍。
しかも年下の彼・マコトまで現れて!?
干物女は忘れた恋心を取り戻すことができるのか?
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