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SAMURAI DEEPER KYO 29

ゆやの兄・望の体を借りて姿を現した信長。
狂との4年越しの因縁に決着をつけにきました!!

信長を題材にした作品は数多くありますが、
いずれも独自の解釈や脚色が加えられていますね。
KYOもまたオリジナルの展開があります。
(もともとそこまで史実にガチガチに忠実な作品ではないですが)
信長を語る上では欠かせない「本能寺の変」、
そこになんと幼少時の鬼眼の狂が関わっているというのです。

当時、天下をとった信長は辟易していました。
信長にとっては、単に最強の漢を目指した結果に過ぎず、
天下をとったということは、これ以上、互角にすら闘える相手がいないということ。
いわゆる、今で言うところの燃え尽き症候群ですね。

そこへ現れたのが鬼の子(狂)。
ただ単純に強い者と闘ってみたいと、闘志をみなぎらせてやってきました。
その時の鬼気や表情が信長に刺激を与えたようですね!
信長はかつての闘志や強さへの執着を取り戻しました。
それは肉体としての死を迎えたあともまだ、他の体を器として復活しようとするまでに。

そうして信長の魂の器として選ばれたのが、椎名望の体。
彼は最高位のシャーマンで、信長の器としても申し分ない能力を持ち合わせていました。
今の信長は、望の魂を飲み込むことで、望のもつ能力さえも使いこなすことができるという。
その力を使い、死んだ十二神将のメンバーを甦らせる。
主の為に必死に闘うも、やはりその差は歴然で、
使えないとわかると、処分してしまった。
弱肉強食には違いないが、そんな信長に狂は怒りをあらわにする。
一方、信長は他人に情をかけるなど「邪念」とし、邪念があるからこそ弱くすると片付けた。
互いの奥義を出し合って激しくぶつかり合う二人。
しかし、刀と会話ができ、望のシャーマンの力によりキズの回復もできる信長の方に、いささか分があった。
信長が狂にとどめをさそうと刀を振り下ろした瞬間、ゆやが飛び出す!!
ゆやは信長によって封じ込まれている望に呼びかける。

大切な兄・望を斬った京四郎のことは許せない。
だけどゆやが知ってる京四郎は、人を斬れるなんて信じられないようなやさしい人で、
そのやさしさを信じたいとも思ってる。
信じたいのに許せない…こんなに苦しい気持ちは無い。
今、ゆやの目の前で、いくら信長に乗っ取られているとはいえ、望が狂にやろうとしているのは同じこと。
それほどゆやは、狂のことも大切な人だと思っていました。
しかしそんな呼びかけも虚しく、ゆやは瀕死の傷を負ってしまう。
その時の狂の絶叫が私の胸にも響きました。
表に出さないけど、狂もまた、ゆやのことを大切な人だと思ってるんだね。

その絶叫の後、狂の体も微動だにしなくなってしまう。
その時、鬼眼の狂の本物の躯が忽然と現れた!!
真の軀と力と取り戻した狂、信長との闘いの決着はどうなるのか!?
そもそも、この軀が現れた経緯とは!?

続きは次巻にて。



SAMURAI DEEPER KYO(29) (講談社コミックス)

SAMURAI DEEPER KYO(29) (講談社コミックス)

  • 作者: 上条 明峰
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: コミック


激しさを増す
鬼眼と信長の死闘!!

その最中の
まさかの椎名ゆや死亡!?

追い込まれた鬼眼の前に現れる
真の己の軀・・・・!!

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