SSブログ

SAMURAI DEEPER KYO 23

前巻では最後の五曜星の辰伶を倒し、ゆやも回復し、
陰陽殿に向けて歩を進めた一行。
ところがその陰陽殿につながる扉は4つ。
そのいずれか1つが、陰陽殿に繋がる道だという。

そこで狂たちは4つに分かれて進むことに。
その組分けでひと悶着あったのですが、やっぱり狂と一緒がいいよねぇ(笑)
ゆやの機転で、公平にくじ引きで分かれることに。

その組分けはこちら↓
①ほたる・アキラ・トラ
②灯・ゆや
③サスケ・阿国
④狂・梵天丸

と、これまでなかなか絡みが見られなかった組み合わせ。
各扉にて十二神将が待ち受けているわけで、それぞれの闘いが見られるわけです。

今回は弐のトビラの灯・ゆや組の話。
灯は前巻で合流したばかりなので、まだまだ謎が多いのですが、
四聖典の一人で強力な力を持つシャーマン。
何よりもインパクト大なのが、見た目は完璧に女性なのですが、実際は男です。
でも、ゆやとしては、椎名望と同じシャーマンとしての灯に興味があるようで…。

よく言ってることだけど、人と違う能力を持つものが社会の中で生きていくことは難しい。
そこにつけこんだ(?)壬生は、シャーマンたちを集めるのです。
シャーマンにしてみれば、生きていける環境を与えてもらえて、願ってもない好都合。
喜んで壬生に連れてこられる者が多いとか。

灯もその高い能力が故に、幼少時から「化け物」と呼ばれて虐げられてきました。
そんな彼女たちの前に現れた十二神将はサンテラ。
以前、サスケと闘ったことがあるのですが、感情が高ぶると何でも溶かす鱗粉を出す少女です。
当のサンテラ本人は闘う意志がないのですが、自分の生きる場所を与えてくれた壬生の命令は絶対で…。
一般社会にいたところで、どんなに仲良くしたくでも、鱗粉のせいで近づくことすらできない。
まさに「ヤマアラシのジレンマ」そのものですね。

そんなサンテラに対し、壬生は卑劣にも強化剤を注射していたのです!
ますます意図に反し、理性すら失ってしまうサンテラ。
そのサンテラに対し、灯は体をはって諭すのです。人のぬくもりを。
灯は強烈なキャラクターで気づかなかったけど、意外と繊細で、その分の過去を背負ってきているのだなと感じました。

別れ道に入る前、灯の参加で四聖天が勢ぞろいしたことにより、4人の合体技を見ることができました。
ブランクがあってもチームワークは抜群、憎まれ口たたきながらも良い戦友なんだなと思わせてくれます。



SAMURAI DEEPER KYO(23) (少年マガジンコミックス)

SAMURAI DEEPER KYO(23) (少年マガジンコミックス)

  • 作者: 上条 明峰
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/10/16
  • メディア: コミック


最強の四聖天の活躍で
陰陽殿に続くに辿り着いた一行

しかし、四つのの中で陰陽殿に
入ることができるのは一つだけ

四方に分かれた狂達だが、それぞれに
恐ろしい敵が待ち受けていた――!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0