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朱雀の空

先日、療養中だったルルティアが復帰してくれました!
救いの女神が復活してくれたように嬉しいです。
これからも引き続き、旧譜から順にご紹介していきます。

今回のルルティアのシングルに収録された2曲は、どちらも失恋がテーマ。
パソコンで見られるCD-EXTRA仕様で、「朱雀の空」のショートムービーが見られます。
パソコンをお持ちの方はこちらも必見です。


朱雀の空
「朱雀」という表現は色彩感覚に優れたルルティアならではの言葉。
色のイメージとしてはジャケットに表されているような、燃えるような赤なんでしょうね。
空をそんな色に染めたくなるようなほどの失恋とは、どんな状況なのだろう?
その一例が、ショートムービーで描かれているんだと思います。
曲調としては、ギターとビートが利いたロックで、心の中の慟哭をよく表しています。
失恋による哀しみ・痛み・怒り。
これらをズバッと一つの言葉で言い当てることは難しいと思います。
ですが、1曲の音楽として表現することならできる。
ここに音楽の存在意義があるんだと思うのです。
言葉にできない、何とも言えない共感を味わえたのなら、感性がより研ぎ澄まされた証拠。

幻惑の風
同じく失恋をテーマにしていますが、こちらは「風」を使って過ぎ去った日々を表現しています。
もう戻れない幻のような過去。
その過去にとらわれて前に進めない様子が、ありありと伝わってきます。
歌詞の一人称が「僕」なので、男性からの視点なのでしょう。
曲調に関しては、まるで吹き抜ける風のような特徴的なリズムが、焦燥感すら煽る。
歌詞・曲・リズム…音楽全体を通じて伝わってきます。
私も辛いことを思い出したときは「風になりたい」って思うところがあって、
このままどこかに置いてきてしまえればいいのに、そのまま消え去れればいいのに、ってよく思います。
でも、どんな過去でもなかったことにできないのが人間。
そういう時に、この曲に癒やしてもらうのです。


最後にショートムービーについて。
「朱雀の空」の世界観にマッチしたストーリーで、あえてPVではなく、17分のムービーにしたところがポイントです。
このムービーでは、あの曲の先が見られます。
失恋の先に何があるのか?
最後に映し出された風景と、エンディングテーマに流れる曲にご注目。



朱雀の空

朱雀の空

  • アーティスト: Rurutia,Taka Satoh
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/09/30
  • メディア: CD


1.朱雀の空
2.幻惑の風
3.ショートムービー 朱雀の空
タグ:ルルティア
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