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This Armor

鬼束ちひろの2枚目のアルバム。
彼女の独特の世界観そのままに、さらに深くなってます。

ROLLIN' 
ロールプレイングなどの「役割」の意味のROLLにing形をつけた造語。
決して「転がる」の意味ではないです。
ひとりきりだって十分温まれる。楽園にだって辿り着ける。
お一人様な私には共感できる部分がたっぷり。
強がりなどではないです。

茨の海 
和風な音色と、綺麗なピアノと、神秘的な雰囲気が大好きな曲。
淡々と歌い上げてるようなんだけど、何気にこぶしが効いてたりして、以外と難しい。
鬼束さんの伸びのある声だからこそ綺麗に聞こえるんだろうな。

シャドウ
脆さとか不安とかダークサイドな面を表現させたら天下一品ですね。
ズシンと響くような低音ボイスがまた一役かってます。
結局、人は内に抱えてるネガティブな面をひたすら隠して、耐えながら生きてるんだと思う。

everything,in my hands
何もかもできる万能の力をもっていたら…。
いや、実際そんなことはあり得ないんだけど、どうにかなるって思う時は、
自分がどこまでやれるかなんて気にしてないんだよね。
壁にぶつかる勇気や突っ走る自信を与えてくれる曲。

Our Song
心が温まるような温かい曲で、確かカフェオレのCMソングになってたっけ。
全編英詞なんですが、対訳を見て更に納得。
心が浄化されました。
カフェオレのようにじっくり味わっていただきたい。

流星群 
シングル曲なので有名な曲でしょう。
ピアノにのせて歌う、王道なスタイルですね。
伸びやかな歌声が本当に綺麗だなと思いました。

LITTLE BEAT RIFLE
infectionのカップリングでした。
シングルとは違うバージョンで、壮大なピアノをバックに、バラード調にアレンジされてます。
シングルのポップなアレンジも良かったけど、歌詞を見るとアルバムバージョンの方がピッタリ?
神は全てを見ている。精神的な安定剤になりそうな曲ですね。

Arrow of Pain
月光のカップリングだった曲ですね。
ここにきてアルバムに収録!
確かに「鎧」などの武具がテーマにある中で、合っていると思う。

infection
この曲は本当に大好きです。暗い曲ばっかりだな(笑)
鬼束さん自身も渾身の力を込めて歌ってるくらい、鬼気迫るものが伝わってきます。
ものすごく静かにはじまって、ラストにむけて盛り上がってくる感じも好き。

CROW
歌詞の中に、アルバムタイトルである「この鎧」というキーワードが入っていて、
この曲がアルバムを代表する曲となるのかな、と。
この曲において「鎧」とは、重くのしかかるものの象徴だと捉えていいと思う。
アルバムを通して、「解放感」がテーマだったのかな、なんて。
そう考えると、弓とか矢とか剣とかの武具は、殻を突き破ったり、解放感を得るための道具だよね。
*あくまで勝手な考察です。



This Armor

This Armor

  • アーティスト: 鬼束ちひろ,羽毛田丈史
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/03/06
  • メディア: CD


1.ROLLIN' http://youtu.be/9d8D2_tzeQQ
2.茨の海 http://youtu.be/sNj93-28ApU
3.シャドウ
4.everything, in my hands
5.Our Song
6.流星群 http://youtu.be/RXQRZ2Ub6BY
7.LITTLE BEAT RIFLE (album ver.) http://youtu.be/IrDtJM2HM6c
8.Arrow of Pain
9.infection http://youtu.be/Xz3ordnTiaM
10.CROW
タグ:鬼束ちひろ
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