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SAMURAI DEEPER KYO 11

とうとうあの漢まで出てきましたか!
伊達政宗
ま、歴史モノで眼帯してる人なんて言ったら、ちょっと詳しい人にはピンときちゃうかもしれないけど。

しかし、キャラはとんでもない。
イケメン揃いのメインキャラ達の中、久々の非イケメン(失礼)。
情報が遅かったり、余計なこといっぱい喋ったり、残念なところもたくさんあって、見事なオチキャラです(笑)
伊達さんって、本当はどんな人だったの?
この漫画はそこまで歴史に忠実じゃないから、全然構わないのですが。
でもね、クールなイケメン揃いの中、このキャラは後々良い働きをしてくれると思うのです。

それから狂の刀を作った刀匠・村正も登場。
サトリという不思議な能力をもった、物腰の穏やかな方です。
人間だけでなく、動物や刀の気持ちまで聞こえてくるとか。
きっと狂にも多大な影響を与えた人に違いない。

狂の過去に因縁のある人が続々と登場してくる中、同時に壬生一族のことについても少しずつ明かされてきています。
どうやらはるか昔から、この国の歴史を影から支配してきた一族らしいのです。
言われてみれば、平家と源氏の勢力がひっくり返ったり、室町時代は足利氏が出てきたり、
権力者が交代する時には、何らかの力がタイミング良く働いていたのではないか?なんて思いたくなる。
そんなつなぎ目的な役割を担ってた一族が本当にいたら、正しく教科書には載らない歴史ですね。
今もし壬生一族が実在したら、この国の指導者はどうなっていただろう?もはや直接支配かな;
たとえ史実とは違っても、歴史の裏舞台を妄想するのは楽しいですね♪

この巻には外伝として、「蒼天の龍」という作品が収められています。
これはまだ若かりし頃の幸村の物語。
侍の血筋に生まれ、葛藤しながらも自分の使命に目覚めていく。
その決意に心打たれました。
見た目以上に長く生きてる人だから、色々あったんだろうな~と思いつつも、こんなに辛い過去が源となっていたとは。
いつも飄々としている幸村だけど、ちょっと見方が変わりました。



SAMURAI DEEPER KYO(11) (少年マガジンコミックス)

SAMURAI DEEPER KYO(11) (少年マガジンコミックス)

  • 作者: 上条 明峰
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/07/13
  • メディア: コミック


狂の軀を取り戻すため
アキラのいる京の都に向かう一行

そこへ現れた梵天丸を名乗る漢
彼には隠された裏の顔があった!!

その彼に導かれ、狂の刀を創った漢・村正
謎の呼びかけに応じた狂たちだが――!?
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