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D-邪王星団2

ヴァルキュアの五千年の怨念を巡る戦いの続きですが、今回ヴァルキュア本人はあまり登場しません。
かわりにその刺客たちが活躍します。
7人いるのですが、前作でも全員登場しきれてなかったし。
やっと一人二人と倒していくのですが、一筋縄ではいかないかも。
そして、私もよく把握できてないのですが、未だに7人全員登場してない!?
スピイネ、ルシアン、ジュサップ、クールベ、キュリオ、カラス…あとスーラか!
スーラについてはまだよくわからないけど、それ以外は全員何かしらしかけてきていて、
名前だけは一応全員登場してることになるんだね(笑)

これだけ登場人物が多いと、名前なんてどうやって決めてるんだろう?なんて思ったり。
カラスについては、伝説のディーヴァ、「マリア・カラス」からきてるのかな?
そして伝道師クールベと、説教師キュリオの技の違いがイマイチわかりにくい…。

更に複雑なことに、シグマという神祖の息がかかった端末まで関わってきて。
こやつの目的はヴァルキュアに協力する以外の目的もあるんだけど。
ヴァルキュアより前に指令を出して者がいて、機械だからオーダー順にやるしかないという。。。
シグマ対左手のサイバー対決も見物!
Dの知能担当といえば左手でしょう(笑)

他にも、ラージンの村で出会った戦闘士・グリードや、武器番エリスもなかなかドラマのある登場人物で。
これだけ登場人物の多い物語だと、埋もれてしまうのがもったいないくらい。
武器番エリスのエピソードは切なくて、やりきれなかった。
メカとなっても尚、乙女心が残っているなんて。
死を覚悟した戦いを前に、香水をつけてDに遭うなんて儚すぎる。
香水は残り香がまた切ない…。
こんな乙女心を残したのはどういう思惑なんだろう。


そんな感じでまだまだ決着はつきそうになく、巻き込まれるかたちとなった人間の兄妹の行方もどうなることやら…。
しかし、これ以上、登場人物が増えると、整理しながら読まないとキツイものがあります><


D-邪王星団 2 新版 (朝日文庫 き 18-21 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 12)

D-邪王星団 2 新版 (朝日文庫 き 18-21 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 12)

  • 作者: 菊地 秀行
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社出版局
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 文庫

ガリオンの谷間でDを待ち受けていたのは、五千年の眠りから醒めた反陽子コンピュータシグマだった。
Dはシグマが生み出す幻覚攻撃に耐えて人質の兄妹を救出するが、ブロージュ伯爵を失い、ミランダ公爵夫人も行方不明のままに終わる。
兄妹を守って『砦』に向かう孤高のDに、シグマが生み出す新たなる刺客と、生き残ったヴァルキュアの七人が渾然一体となって襲いかかった。
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