Ｄ－双影の騎士１

これは、Ｄの過去に触れてしまうという、禁断のシリーズです！！
Ｄの過去は誰もが気になってたと思う。
いつ、どうやって生まれたのか？
親は誰なのか？
それがついに明かされる！！
…もちろん、ネタバレはしませんので、気になる方は自分で読んで確かめてください。

今回、登場するのがにせＤ。
何で彼が存在するのかはここでは説明できないんだけど、平たく言えば双子です。
でも性格は全然違うんだけどね。
双子だって事実がわかるまでは、どっちがどっちのＤなんだか、読んでて混乱した（笑）
それと、にせＤにはないもの…左手。（というか左手についてるヤツ）
こうなると、ますます、Ｄと左手の関係が知りたい。

この出生の秘密を知るシリーズに登場できたヒロインのミア。
今までのどのヒロインよりもおいしいな（笑）
彼女は占い師の娘で、直接は関係ないけど、人の運命に翻弄されてしまう。。。
それが世界の運命に係わることだとわかれば、占い師として黙ってられないのもわかる。

いろんな謎の結末は、次巻へ持ち越し。
しかし、寡黙なＤが人々を納得させて黙らせるワザは、毎回ながらすごいなー、なんて思う。
今回は特にね。

D-双影の騎士 1 新版 (朝日文庫 き 18-15 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 10)

• 作者: 菊地 秀行
• 出版社/メーカー: 朝日新聞社出版局
• 発売日: 2008/01
• メディア: 文庫

「ムマへ行け」――死にゆく貴族が投げつけたこの呪詛の言葉は、なぜかＤの心を騒がせた。
魔道士オリガを訪ねて、自らの中に封印された過去の記憶を掘り起こそうと試みた後、Ｄは狂ったように馬を飛ばして、とある辺境の村に向かった。
だが、Ｄがあらわれたとき、その村・セドクでは、すでに異変がはじまっていた。
常に己れを律し、孤独な夜の世界を歩んでなお揺るぎない最強の戦士・Ｄの存在を脅かすほどの異変が――。

タグ：吸血鬼ハンターD