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ベルセルク 7

前巻でアクシデントにより崖下に落ちてしまったガッツとキャスカ。
高熱を出したキャスカは、ガッツの篤い看病により回復する。
そこでキャスカはガッツに、グリフィスへの想いを語り始める…。

このキャスカの気持ちがまた痛いほど共感できてしまってねぇ~><
私はあの人の、隣りにいたい。
あの人が自分の夢にすべてを捧げるなら、
あの人の夢が戦い切り開いて行くものなら、
私はあの人の、剣になりたい。
ここでだけ、グリフィスのことを「あの人」って呼ぶキャスカのひたむきさに、キュンとしてしまったよ。

グリフィスの夢は途方もなく大きい。
それには多くの犠牲者が出る。
仲間の命を預かる重さを感じるグリフィスを、支えてあげたいという純粋さ。
それはキャスカの夢でもあるんだね。

夢を語る人っていうのは、ほんとにキラキラしてる。
それをガッツは、丘から眺めた「かがり火」に例えた。
夢のかがり火」って素敵な表現だな~って思った。

それからガッツの名言はもうひとつある。
崖から生還する途中、敵に遭遇したガッツが、キャスカをかばうために言ったセリフ。
「剣ってのは、鞘に収まるもんだろ。…帰んな。剣の主のもとへ…。グリフィスのところへよ」
ガッツよ、いつの間にこんなにうまいこと言えるようになったんだ!
不覚にも涙が出てしまったではないか(笑)

こんな感じで、ガッツとキャスカの間にいい感じのムードが流れてきたのですが、
気になるのはガッツの衝撃発言!!
それから戦の方も正念場で、続きが気になってしかたがない!!

余談ですが、この巻の表紙、いちばん好きだったりします。


ベルセルク (7) (Jets comics (542))

ベルセルク (7) (Jets comics (542))

  • 作者: 三浦 建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: コミック



タグ:ベルセルク
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