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逃げるは恥だが役に立つ 1

もはや説明不要、社会現象にもなった「逃げ恥」です。
私もドラマからハマって、これは是非原作も読みたい!と、
買い集めました。

契約結婚!?って思ったんですけど、
みくりと平匡の理屈を聞いてると、
なるほど、理にかなってるなぁ、と思っちゃったりして。

みくりは大学時代、心理学を専攻していて、
ストレートに就職してないというところに、妙な親近感が(笑)
でも、みくりは私と違って、就職浪人を避けて、
院に進学してるところはエライ!
心理学専攻あるあるなのか、みくりの分析的な思考がよくわかります。

派遣社員として働いていたみくりは派遣切りで職を失ってしまう...。
そこで、次の職場として父親に紹介されたのが、
父親の元部下である平匡のところで、家事代行サービスを行うこと。
初回はお試しだったのですが、晴れて採用されたのでした。

仕事にも慣れてきた頃、両親が引っ越すことになり、
みくりも一緒に行くかと思いきや、
なんとみくりの方から契約結婚を持ちかける!!
平匡からの答えは、「事実婚」という形で引き受けることに。
こうして、二人のビジネスとして夫婦生活が始まったのです。

ここまでの中に、非正規雇用の問題だとか、
家事に対価が払われない問題とか、
世の中の色々なモヤモヤが含まれていると思うのです。
この方法が正解かどうかはともかくとして、
みくりが考えていくところが、パズルが解けるような感覚がします。

私も仕事はバリバリするんですけど、
プライベートは律することができなくて。。。
プライベートも仕事のように考えられたらいいのになー、って思うことがしばしば。
それを見事に(?)実現してるみくりに、感心しました。

イイ感じにブレインストーミングができた作品。
脳の中の凝り固まって思考停止していたところが、動き出した感覚です。
今だからこそ、もう一度読み直そう!



逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)

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  • 作者: 海野つなみ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/12/06
  • メディア: Kindle版


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