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ベルセルク 33

前巻での戦いで、身体がボロボロになってしまったガッツ。
今までもガッツがボロボロになることは日常茶飯事なのですが、
前と違うのは、仲間がいること。
今や、ガッツを癒してくれる、大事な存在になっていると思います。

エルフヘルムへ向け出港したガッツ達一行。
ガッツは船の中で身体を休めることに徹します。

そこへ容赦なく襲ってくる敵。今回は海賊!
だけどここはガッツではなく、
船長であり、ファルネーゼの婚約者であるロデリックの出番!
ロデリックは何と、イースの「航海王子」の異名を持ち、
その船さばきときたら圧巻!
ダイナミックな砲撃戦の結果、海賊船はすごすごと退散していきました。
ベルセルクではいつもダークな戦いが主だけど、
ここまで清々しい戦いには、惚れ惚れしました!


その頃、ウインダムでは…
オーウェンやフォスなど、懐かしの面子が集まっていました。
ヴリタニスで、ガニシュカ大帝自らが率いるクシャーン軍を撃退したのは、
「鷹の団」であると報せる。
そしてシャルロットが鷹の団に身を寄せていることも。
一気に希望の光を見出すのでした。

そんな中、子供たちが光る鳥の夢を見たと口々に言い出した。
月が見えなくなる夜に、都中から霧が晴れる。
するとその都や城にいるクシャーンの兵隊や怪物達が、
霧と一緒に居なくなる。
霧が晴れたら朝までの間に、ウインダム中の人達を連れて、
都から逃げなければいけない。

これは何らかの啓示に違いない。
確か前にもありましたよね。光る鷹の夢を見る話。
人々はそのお告げ通りに行動をするのです。


前巻でグリフィスを目前にし、なす術もなく打ちのめされたガニシュカ大帝。
悔しさに打ちのめされた大帝は、自ら使徒を超越した存在になろうとする。
もはや何だかわからないものになっていますが、
おそろしく禍々しいものになったことは間違いない。
しかし、使徒であるなら、グリフィスが元ゴッドハンドだってことに気付かないのかなぁ。
本能的には何か告げているようですけどね。

この大きな変化によって、世界の理が変わろうとしている。
ますます続きが楽しみです。


この巻の最初の方のエピソード。
ガッツが甲板で遊んでるキャスカを眺めていると、
案の定、キャスカが足を滑らせて海に落ちる。
それをガッツが助ける。
そういえば、この二人が水際に来ると、あまりいいことないんだっけ。
懐かしい場面が思い出されました。



ベルセルク 33 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 33 (ジェッツコミックス)

  • 作者: 三浦 建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/10/24
  • メディア: コミック


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タグ:ベルセルク
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