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A BEST2 -WHITE-

こちらのWHITE盤には、明るい系の楽曲を中心にセレクトされた全15曲を収録。
BLACK盤とは違って、新曲やシークレットトラックはありません。

こちらもDVD2枚付き!
DVD1は同様にベスト・ビデオクリップ集となっていて、
「A song is born」以外の収録曲のビデオクリップが収録されています。
ただし、「independent」「July 1st」「UNITE!」はPVが存在しないので、
CM用プロモーションクリップが収録されています。

DVD2は、2006年の年末に行われたカウントダウンライブの
ライブ本編・アンコール映像を、何とノーカット収録!!
BLACK盤の方のドキュメンタリー映像を見ると、
あれがこうやって形になるんだ~というのがわかって面白いです。
あゆのライブはライブではなくて、もはやショーですね。



A BEST2-WHITE-(DVD付)

A BEST2-WHITE-(DVD付)

  • アーティスト: 浜崎あゆみ,CMJK,HΛL,HIKARI,小室哲哉,久保田光太郎,TASUKU,Ken Shima
  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD


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タグ:浜崎あゆみ
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A BEST2 -BLACK-

あゆの2作目のベストアルバムは、
BLACK盤とWHITE盤に分かれます。

こちらのBLACK盤には、切ない系の楽曲を中心にセレクトされた14曲と、
新曲の「part of Me」が収録されています。
そして、シークレットトラックとして「Memorial address(take 2 version)」も収録されているので、
15曲目が終わってもCDを止めないようにご注意を。
そういえば「Endless sorrow」のオリジナル音源がアルバム初収録なのも嬉しいです。

本編CDの他に、さらにDVDが2枚も付いたも豪華版!
DVD1には、ベスト・ビデオクリップ集として、CD収録曲のビデオクリップが収録。
「HANABI」と「NEVER EVER」についてはPVが存在しないので、
それぞれCM用のプロモーションクリップが収録されています。
新曲「part of Me」のPVでは、あゆが鮮やかな花魁風に扮しています。
着物のあゆは何だか新鮮。

DVD2には、2006年の年末に行われたカウントダウンライブのメイキングやリハーサルシーン、
さらにあゆへのインタビューほか、
カウントダウンライブ完成までの裏側に密着したという
90分のドキュメンタリー映像が収録されています。

こういう舞台裏って、すごく興味深いんですよ。
ライブもお芝居も、最初はスタジオ(稽古場)でのリハーサルから始まって、
段々と形になってきて、通しリハーサルができるようになって、
会場入りしてから、場当たりで実際の微調整をして、ゲネプロの経て本番を迎えるっていう。
ただ、あゆみたいなショータイプのライプの場合、
ダンサーとのパフォーマンス的なところと、バンドとの音の部分と、
両方のリハーサルをこなしていかなくちゃいけないんですよね。
当然ながら、衣裳だとか舞台照明だとか、細かいところの打ち合わせもあったりして。

あゆはそれぞれ信頼できるスタッフさんに任せて、
より良くなるように助言をするっていうスタンスを取っていて、
これが総合プロデューサーってことなんだなって思います。
もちろん、あゆの名前を冠したライブではあるんだけど、
最後まで、ダンサーやバンドの皆さんが、より輝けるように考えて、
客観的に見る姿勢を忘れない。
演者でもあり、プロデューサーでもあるっていうのは、本当にすごく大変なんだろうなって思います。



A BEST2-BLACK-(DVD付)

A BEST2-BLACK-(DVD付)

  • アーティスト: 浜崎あゆみ,HΛL,CHOKKAKU,中野雄太,CMJK,HIKARI,TASUKU,KZB,鈴木直人,松田純一
  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD


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タグ:浜崎あゆみ
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蟲師 8

潮わく谷
足を怪我して弱っていたギンコが助けられた谷での不思議な話。
運び込まれた家の裏の畑を見てみると、
冬なのに青い稲が育っていた!
主人の豊一曰く、ひたすら手をかけてきた賜物だと。
豊一は並外れて体が丈夫で、昼夜働いても苦にならないという。
何かおかしいと思ったギンコは、豊一の生い立ちを調べ始める。

ところが負い目があるのが、豊一の父親はなかなか口を割らない。
豊一の身体はとっくに限界がきているし、
このままでは谷に住む家族全てに影響が出ると警告をすると、
恐れていたことが起きてしまった。
豊一が山で倒れ込んでしまった。
限界がきていることを悟った父親は、覚悟を決めて豊一だけに真実を語り始める。

それはあまりにも壮絶な生命の始まりでした。
母・千代は乳が出ず困っていました。
それもそのはず。
当時、この谷には移住してきたものばかりで、苦しい生活を強いられており、
ろくに栄養も摂れていなかったのです。

ある時、父母は白い池を見つける。
池の水を飲ませると、豊一は夢中で吸い、
千代の乳房からは乳があふれだした。
その後、豊一は乳を飲み丸々と育っていく一方、
千代は体調を崩していった。
そして豊一が乳離れを迎える頃、千代は息を引き取った。
最期まで息子の幸福を願って…。

そうさせたのは全て「乳潮」という蟲のせい。
産後間もないけものに寄生し、自らの栄養のため、
母親の体液を乳へと変える。
そして宿主が成長すれば、周囲の植物の発育を促す匂いを出す。
その間、宿主に眠る間も与えず養分を摂らせ、自らの力を強めていく。
そうして宿主が疲れて力尽きれば、また体を出て別の赤子をおびき寄せる。

このお話は、作者の漆原さんの飼い猫が子猫に乳をやり、
やせ細ってゆく姿を見て感動して考えられたそうです。
私はオス猫しか飼ったことないので、この光景を目にしたことがないのですが、
メス猫ってすごいなっていつも思います。
ひとりだけで育てていかなきゃいけないんですもんね。

「乳(ち)は血となり血を造り地へと還る。
そののちに、やがて、その地に血潮が宿る」


冬の底
ギンコ以外に人が登場しない、なかなか珍しいお話。
ギンコがヌシとガチ対決をするお話なのです。

確か2巻収録の「やまねむる」というお話でも、
山が目覚めるかどうかはヌシが決めるというようなことが語られていたかと思いますが、
今回もその山の目覚めについて。

「晩冬の山に、小さく低く囁くような音が聞こえると、
じき、いっせいに、春の蟲が目を覚ます。
それは山々のヌシ達が、目覚めの日取りを相談する声」

いわゆる二十四節気の「啓蟄」を表していますね。
そしてこの頃になると、ギンコはなんと隠るらしい!
蟲を寄せ付ける体質を考えると仕方ないのかもしれないけど。
そんなギンコの孤軍奮闘ぶりが微笑ましくて、ほっとできる作品でした。

ところで、今までもいろんなヌシが登場してきましてが、
今回満を持して亀の登場!!
さすがご長寿、その風格はハンパないです。


籠り江
タイトルは「木などに隠れている入り江」という意味だそうです。
柳川の景色を参考に描かれたそうですが、今、こういう景色は見なくなりましたよね。

その町に住む娘・ゆらは、時折抜け殻のようになって、
しばらく意識が戻らない、という妙なクセをもつ。
ゆら曰く、その間、かつて女中として働いていたスミと心を通わせている、と。

ヒトとヒトの意識の間には、見えない通路があると言う。
ちょうどこの町に張り巡らされた水路のように、裏庭ですべての水路はつながっていて、
そこには五識を補うモノ=「妖質」というモノが流れている。
だが、水かさが少ない所も多く、おまけに入り組んでいて地図もない。
それでも水路がつながっているので、望む相手に会える事もたまにある。
するとお互い同時に相手の事を思い出すような事
=いわゆる「虫の知らせ」が起こるというわけです。

それを思うままに起こせる蟲がいて、名を「かいろぎ」と言う。
妖質の豊かな者の意識に棲み、主と同調し自由に水脈を往来し、
望む相手に思いを届ける事ができる。
ギンコは、ゆらのクセはこの蟲の影響だとする。
また、繰り返し使うと、いつかは二度と意識が戻らなくなる、とも警告する。

この能力を使うのをやめさえすればよいのですが、
胸の発作が起きた時にどうしてもスミの声を頼りにしてしまっていて、
そう簡単には行きそうもなかった。
ギンコは妖質を一時的に枯らす薬を渡しておいた。

一方、相手方のスミの方にも会いに行ってみる。
スミはあっさり薬を受け取った。それはゆらのためだった。
母親代わりだったスミに、ゆらはよく懐いたが、他の者を拒むようになってしまった。
ゆらが変わるために、つながりを断つことは必要だった。しかし…。

何も心の水路じゃなくても、物理的な水路を使って会いに行けば良い。
自分の手で舟を漕いで。
実際の景色と心のつながりがリンクした、綺麗なお話でした。


日照る雨
日照りの地に雨を告げて回る女がいる。
女は雨の匂いがした…。

女の名はテル。
彼女が訪れた地には、必ず雨が降る。いわゆる雨女です。
でもその雨女も、蟲の影響であることで説明がつくのです。

「雨降らし」という蟲の一形態があり、
普段は空中を漂う細かな水滴のような一群で、
空中の水分を集めて雨を作って落ちてくる。
そして蒸発する水とともにまた上空へ昇り、雨を集める。
だが、日照りが続き空中の水分が失われると、
地表近くに留まり、逃げ水のような姿となる。

生きているという事以外は自然現象そのもの。
そういうモノを「ナガレモノ」といい、目的もなくただ漂っているだけ。
そういうモノは、触れると憑く。
テルを中心にテルの体内の水分を奪い、上空へ昇り雨を集めるようになった、と。

ナガレモノには対処法は無く、ただ、いずれ、寿命が尽きるのを待つのみ。
だけど、テルは自ずとやり過ごす方法を心得ていました。
テルがわかっているのは、戻れる故郷も住める所も無いという事。
その事を、受け入れるための涙も出ないという事。

降り続く長雨は多くの人の命を奪う。
だからある土地に留まり、根を下ろすことはできない。
だけれども日照りの地を訪れれば、それは恵みの雨となる。
ギンコのように一所に留まれない者が、ここにも。


泥の草
ホラーというか「世にも奇妙な物語」のネタになりそうなお話。

その里では3日ほど前から、奇妙な病が流行っていました。
人々の足にはイボができて、しびれて辛いと。
里には奇妙な習慣があったのです。
山のあちこちにある沼地に死者を置いて葬る。
するとやがて、骸は骨まで消えて衣のみとなる。
その現象を「山へ帰る」のだと思っているらしい。
それが終わるまでの7日間は山へ入ってはならないのです。
遠い昔、それを破った者が病を持ち帰り、
里じゅうに広めたという言い伝えがあるから。

ギンコが診たところ、とある蟲に辿り着く。
イボの正体は「骸草」の芽。
動物の骸を骨まで分解して泥状にする蟲で、
その泥を生体に踏まれる事で子株を広げ、それをまた踏んだ生体に寄生してゆく。
ギンコがこしらえた煎じ薬を塗って、人々の足のイボは取れました。
地に生えた草全体には塩をまいて、枯らしていく。

すると、重症を訴える者がいました。
足に生えた草は抜いても生えてきて、ギンコの薬も効かない。
その者は、山へ入った張本人。
亡くなった弟の供養に行ったというが…。
その驚愕の真実は、まさに「世にも奇妙な物語」でした。



蟲師(8) (アフタヌーンKC)

蟲師(8) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 漆原 友紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: コミック



タグ:蟲師
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平成風俗

バイオリニストの斎藤ネコさんとのコラボによるアルバム。
映画「さくらん」のサウンドトラック制作から発展して生まれた歌謡アルバムで、
林檎ちゃんの歌声を軸に、総勢70名によるオーケストラをはじめ、
さまざまな楽器の音を用いた多彩なサウンドアプローチがとられています。
映画「さくらん」は林檎ちゃんが初めて音楽監督を担当した作品です。
実際は「さくらん」のサウンドトラックは発売されてないので、
このアルバムがその代わりみたいなものなのですが。
あくまで「さくらん」をイメージして作られた作品であるがサウンドトラックではない、
本人曰く「サウンドトラックの発展形」としています。

新曲ばかりではなく、既存曲もあります。
それは、蜷川監督の意向を受け入れつつ、新曲に限定せず、自分が一番合うと思う曲を提供することにしたから。
既存曲も「さくらん」仕様にアレンジされてはいます。

共同制作をした斎藤ネコさんは、以前からランダムに選んだ自身の楽曲を、
ライブのオーケストラ用にアレンジした譜面を書き下ろしていてもらっていて、
林檎ちゃんにはおなじみの方だったのです。
既存曲がオーケストラアレンジによって華麗に変身していて、一聴の価値あり!


ギャンブル
ソロ時代に発表された楽曲で、音源としては「絶頂集」に収録されています。
8センチCDなので、今では貴重は音源ですが。
また当時はライブ音源の抜粋だったので、改めてスタジオで収録された音源では初収録です。
壮大なオーケストラアレンジになっていて、いきなり圧倒されてしまいました。
映画「さくらん」では挿入曲としても使用されており、予告編映像にも使用されました。

映画ではきよ葉が花魁となり、道中を練り歩くところで流れます。
その音源は既存に発売されたライブバージョンに近い音源。
花魁にも個性があって、菅野美穂さん演じる先々代の花魁・粧ひは王道な感じでしたが、
土屋アンナさんは独特なロックな感じ。
その様子がこの曲にもピッタリでした!
着物も虎柄でオシャレだと思いました。


アルバム「加爾基 精液 栗ノ花」では日本語の歌詞で収録されていましたが、今回は英語の歌詞。
もともとシングルバージョンは英語だったんですよね。
きよ葉が流産して泣きじゃくるところから静かに流れ、
切なさと無情さが同居した見事な雰囲気を作り上げています。
ゆったりしたジャズ調のアレンジのなせるわざ。

錯乱
先行シングルのカップリング曲として、デジタル配信されました。
映画の挿入歌として流れています。
ちょうど起承転結の「転」になる部分で流れます。
きよ葉が間夫に裏切られて涙を流す。
「どこへ行こうと同じこと。わかっただけもうけもんさ!」という、
きよ葉の決意ともとれる名言が放たれるのもこの場面。
きよ葉だけでなく、木村佳乃さん演じる花魁の高尾も涙を流す。
そこから高尾が殺害される事件へ繋がります。
ある種、女性の感情がピークに高まったシーンは、まさに「錯乱」。
そもそも「さくらん」というタイトルは、「錯乱」と「花魁」の造語のつもりでつけられたそうです。

ハツコイ娼女
アルバム初収録の純粋な新曲です。
新曲ですが、劇中で使用されてない楽曲。
音楽的には古典楽器と打ち込みが融合した現代的な楽曲です。
恐らくサビは一音ずつ録音して繋いでいると思うのですが、
不思議は響きがして、神秘的な雰囲気に仕上がっています。

パパイヤマンゴー
ローズマリー・クルーニーのカバーで、原題は「Mangos」。
遊郭の前に男たちが群がっ、ているバックに流れるのですが、
曲の持つ華やかな雰囲気が絶妙にマッチしているのです。
和製キャバレーといった感じ。
男たちがみんなきよ葉に熱をあげていて、とてもコミカルなシーンで、
よく見ると、意外なあの人が出演してるんだ!と見つけるのが面白いシーンですよ。

意識
シングル「茎(STEM)」のカップリング曲。
何度も耳を澄まして探してみましたが、
実はこの曲も劇中では使われていないようです。

浴室
アルバム「勝訴ストリップ」に収録された原曲と、
シングル「りんごのうた」のカップリング曲「la salle de bain」とリミックスしたバージョン。
歌詞は2番のBメロまで日本語で、2番のサビから英語になっています。

映画では全く別のアレンジですが、吉原の中で桜が咲くという、
信じられないような幻想的なシーンでちらっと流れます。
これは花魁となったきよ葉改め日暮にとって、とても重要なシーン。
桜が咲いたら吉原を出ると約束していたからね。
2番のところだけ歌入りで流れるので「la salle de bain」の部分が使われたということになります。

迷彩
シングル「茎(STEM)」のカップリング曲。
映画の冒頭からタイトルバックまでの間で流れます。
林檎ちゃんの歌声にこもる情念が映画の世界観にピッタリで、ゾクッとしました。
あえて作品用に書き下ろされた新曲ではないのですが、
だからこそ、まさにこの映画には林檎ちゃんが必要だったんだな、と思います。

ポルターガイスト
アルバム「加爾基 精液 栗ノ花」に収録。
今回は全編ストリングスに生まれ変わって、夢心地のワルツのようです。

映画の中ではピアノアレンジのものが流れるのですが、
きよ葉と、成宮寛貴さん演じる惣次郎が出逢うところで流れます。
運命を変える、重要なシーンで、数奇な運命を物語っているような気がします。

カリソメ乙女
この曲の方が映画「さくらん」の主題歌。
イントロのバイオリンの音色の迫力には圧巻で、土屋アンナさん演じるきよ葉の、
これからたどる運命を語っているかのようです。
実際に映画で使われるのは、きよ葉のいわゆる水揚げシーン。
すごく色っぽい場面なのですが、蜷川監督の赤を基調にした独特の色彩感覚が綺麗で、
林檎ちゃんの音楽の波長がすごく合うと思います。

映画で使われているバージョンは、アルバムに先行してデジタル配信されたシングルの、
カップリングとして収録されたインストの方です。
他にもこの曲はいくつかバージョンがありますが、このアルバムに収録されているのは、
「TAMEIKESANNOH ver.」と呼ばれるもので、英語詞のバージョンになります。

ちなみに、一部のフレーズをピアノアレンジしたものが、
水揚げシーンの相手をした隠居の最期のシーンにも流れます。

花魁
こちらも音源としては初収録の新曲。
すっかり花魁となったきよ葉の姿を描きつつ流れます。
いかにいい女かっていうダイジェスト的な場面に流れる曲。
きよ葉の喜びというのは、たとえ商売が上手く行っても彼女のホントの喜びではない。
そんなメッセージを漂わせるために、彼女を称賛している側の男性の視点の歌詞になっているし、
あえて軽やかなものになっています。

もともと気の強いきよ葉が花魁になってますますパワーアップ!
平気で客をつっぱねます。
まさになるべくしてなった花魁という感じ。
女の世界となると、どうしても嫉妬深くなりがちですが、
きよ葉はそういうのはなく、あくまで自分のスタイルを貫く。
時代を問わず、カッコイイ女性像は変わらないですね。

夢のあと
東京事変のセルフカバーで、アルバム「教育」に収録されていました。
オーケストラアレンジになって、ますます迫力増大!!

映画では、きよ葉が吉原の中の唯一の桜を見上げる時に流れます。
冒頭のピアノの部分が流れるのですが、その可憐な音色が桜の舞い散る姿にピッタリ。
とても儚いこのシーン、すごく好きです。
桜を見上げるシーンは二度あるので、桜といえばこの曲。
物語の中でも「桜」は重要な意味を持っています。

この世の限り 
アレンジャー兼指揮者として斎藤ネコさん、デュエットの相手として実兄の椎名純平さんとの共同名義、
「椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平」として発表された楽曲です。
「さくらん」ではエンディングテーマとして使用されていて、
「男女がちゃんと共存しているもの」、家族愛に近い感情を書いたそうです。
なので、デュエットの相手としてお兄さんが選ばれました。
実際の兄妹なので、相変わらず絶妙なハーモニー!
まるでミュージカルのような曲です。

それこそ林檎ちゃんの音楽家としての新たな一面が味わえる1枚。
映画の世界観と一緒にぜひ味わっていただきたいです。



平成風俗

平成風俗

  • アーティスト: 椎名林檎,浮雲,SID WAYNE,カリソメオーケストラ,ナダタルオーケストラ,マタタビオーケストラ,コノヨノオーケストラ,コマエノオーケストラ,ノラネコオーケストラ,アノヨノオーケストラ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: CD


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タグ:椎名林檎
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14 message ~every ballad songs 2~

ELTのバラードベストの第二弾。
「恋文」などの名曲を含む14曲が収録されています。
シングル収録曲が多いので、聞いたことがある曲が多いかと思われます。
「UNTITLED 4 ballads」というバラード4曲入りのシングル収録曲も全て収録されていますが、
その中の1曲「ルーム」は意外にもアルバム初収録なんですね。

やっぱりELTのバラードはほっこり優しい気分になりますね。
バレンタインにもぴったりの1枚。



14 message ~every ballad songs 2~

14 message ~every ballad songs 2~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング
  • 発売日: 2007/02/14
  • メディア: CD


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