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浮気なサファイア

「FU JI KO」とは、CASCADEが解散していた頃、TAMAちゃんが
音楽プロデューサーの鎌田雅人さんや、元ジュディマリの恩田快人さん達と結成したバンド。
ファンも待ち望んでいましたが、
TAMAちゃん自身もバンドがやりたかったんじゃないかな。
強力なメンバーが集まり、互いの才能を持ち寄った結果、
他にはないセンスのアルバムにはなったのですが、
その後メンバー同士のスケジュールが合わず、残念ながらバンドは解散。
作品としても、このアルバム1枚きりとなってしまいました。
今となっては後にも先にもない、貴重な作品です。

ゾッコン(^3^)ラブリーガール
今時あんまり「ゾッコン」って言わないかもしれないけど、
そんなレトロ感がいいんです。
この顔文字もまさにそのものですよね。
内容はストレートに、好きだと伝えたいんだけど、うまく伝える事ができない、
男のジレンマ。
このいっぱいいっぱいな感じがTAMAちゃんらしい。

キスミー・デインジャラス
「アディオス」とか「セニョリータ」とか、ラテン気取り。
だけどそれを完全にラテンの曲にのせるのではなく、
ちょっとレトロな曲にのせるセンスが良い。
「デインジャラス」とカタカナで言っちゃう、半ばやけくそな感じが笑える。

欲張リダ。
全ての歌詞が漢字とカタカナで書かれていまして、
あえての無機質感とうか、感情の無さを表現しています。
全ては女王様の思うままに。
「僕ハ貴女ノ ペット」って言いきっちゃってますから。
しかしどうして美しいものは強く見えて、服従したくなってしまうのでしょうねぇ。

Sayonara Happy Snow
ここにきて突然、ほっこりする曲が登場!
ちょっと切ないSAYONARAの曲なんですけど、
後悔なく、明るく前向きに進みだしていくのに、
TAMAちゃんのキュートな声は絶妙だなと思いました。
時期はずれではありますが、暖かいメロディーに癒されますよ。

太陽遊園地
サビで急にテンポがあがる変速なのですが、
それが加速するティーカップやジェットコースターみたい。
遊び心いっぱいで、聞いてるとクセになってしまいます。
まさに乗り物酔いみたい。

スキャンダラス GO GO
歌詞にも自ら入れてますが、CASCADE時代からこのバンドに至るまで、
TAMAちゃんが貫き通してきたのは「ダサクレイジー」。
知らぬ間に私も、そのエグさの虜になってたんでしょうね。

ホテル・スウィート・ハイビスカス
深夜のホテルのアヤシイ雰囲気。
こういう感じは、CASCADE時代の流れをくんでるのかなぁ。
昔からのファンは受け入れやすいと思います。

スターライト・ドリーミング
明るく爽やかで、言ってしまえばクセのない曲。
こういうストレートな曲もありますよ。
このバンドらしさを求めるファンには物足りないかもしれないけど、
普通に聞いても爽快感が味わえます。
実はTAMAちゃんの青春が込められているらしい。

タイムマシン
この曲も割とストレート路線。
2曲続けて思うことは、TAMAちゃんの歌詞はロマンチックだなぁと。
ふわふわと漂う幻想的な感じが心地よいです。

無重力
何の縛りもなく、自由に表現活動できるのっていいなぁ。
ビジネス的なことを考えるとそうもいかなくなっちゃうんだろうけど、
せっかくの才能がもったいないよね。
そういうのを試す機会を与えることも必要なんじゃないかと思う。



浮気なサファイア

浮気なサファイア

  • アーティスト: FU JI KO,TAMAMIZU,鎌田雅人,大塚利恵
  • 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD


1.ゾッコン(^3^)ラブリーガール
2.キスミ―・デインジャラス
3.欲張リダ。
4.Sayonara Happy Snow
5.太陽遊園地
6.スキャンダラス GO GO
7.Asia in Confusion
8.ホテル・スウィート・ハイビスカス
9.スターライト・ドリーミング
10.タイムマシン
11.無重力
タグ:CASCADE
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