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大人

東京事変の2ndアルバム。
「大人」と書いて読みは「アダルト」です。
前作のコンセプトは「教育番組」だったのに対し、
今回は「大人(アダルト)=ペイチャンネル」をコンセプトに制作されています。
また、2名ほどメンバー交代がありましたが。

秘密
出だしからAメロ、サビところころと曲調が変わっていくあたりはさすがです。
林檎ちゃんの歌い方も、ちょっとかわいらしいところと、低くドスの聞いたところと、
いろんな面が味わえる曲です。

喧嘩上等
もうタイトルからしてカッコイイのですが、
出だしの花魁のような口上にやられてしまいました!
最初だけ日本語のフレーズなんですが、以後は英語でクールに歌い上げます。
歌詞の内容だけでも、こんなにズバッと言えればスカッとしますね。

化粧直し
ボサノヴァ調の曲で、本当に振れ幅が広いなと脱帽しました。
またメンバー個々の技術力が高いから、どんなジャンルでもできちゃうんですよね。
本当にオールマイティーなバンドだと思います。

スーパースター
野球のイチロー選手をイメージして作詞されたそうです。
だけど、イチロー選手自身は万人のスーパースターという考え方でなく、
最初は印象が良くなかったそうなんですが、
歌詞の内容を見て「ひとりだけのスーパースター」というところに共感できたそうです。
テレビに映る、自分にとってのスーパースターを見て憧れたり、
元気をもらったりする感覚が、ものすごく共感できて、
私にとっては林檎ちゃんもスーパースターなんですけど、
この時ばかりは林檎ちゃんも同じ気持ちなんだって思っちゃいました。
そんなスーパースターに万が一逢えた時のために恥じない自分でいられるよう頑張らなくちゃ!
っていうのもすごくわかるし、いざ対面することなんてあったら、すごく緊張するんだろうな。

修羅場
アルバムバージョンとしてリアレンジされていますが、
ギターとかさらにかっこよく仕上がってます!!
男女逆転してない大奥のドラマの主題歌でした。
「いかにも…」という感じですね。
こんなドロドロした愛憎劇でも、スタイリッシュに仕上げてしまう潔さがカッコイイです。

雪国
林檎ちゃん自身が「演歌」だとしているので、歌詞もなんとなく演歌っぽい感じ。
曲は全く演歌ではないのですが、演歌のメロディーにのせてプロの演歌歌手が歌ってもいけそうです。
林檎ちゃんの粋な世界観が演歌にも合うんでしょうね。

歌舞伎
実はメンバー紹介の曲で、冒頭は各メンバーの担当楽器の見せ場となってます。
おかげで超絶技巧のオンパレード!
ぜひ、自分の耳で体感してください。

ブラックアウト
都会の夜を、かっこよくおしゃれに表現してるなという印象でした。
飲み会とかであまりに心地よいと、帰りたくないな~って思ったことあったな。
粋がって一人暮らししてた頃の話。

黄昏泣き
夕陽の見える窓際のカフェでひとりでしっとり聞くか、
薄暗いバーのカウンターでひとりでしっとり聞くと、雰囲気が出そうです。
どっちにしても、ひとりでしんみりした時に落ち着いて聞きたいですね。

透明人間
亀田さんが自分の息子をイメージして作曲したという曲は、
アニメの主題歌になりそうなくらい、ポップで楽しくなります。
誰しも透明人間になりたいって思ったことありますよね?

手紙
歌詞がまさに手紙そのもの。
そのまま文章として読めます。
メンバー交代があったりして、林檎ちゃんから旧メンバーへのメッセージかな?とも思ったのですが、
あくまでも私の憶測です。



大人(アダルト) (通常盤)

大人(アダルト) (通常盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: CD


1.秘密
2.喧嘩上等 https://youtu.be/JxJbMizDbm0
3.化粧直し
4.スーパースター
5.修羅場 adult ver. https://youtu.be/TlgDgNDSZYE
6.雪国
7.歌舞伎
8.ブラックアウト
9.黄昏泣き
10.透明人間
11.手紙
タグ:東京事変
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