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THUMPχ

ポルノの5枚目のオリジナルアルバムで、読みは「サンプ・サンプ・サンプ」
日本語で言う「ドキドキ」という擬態語を表します。
ベースのTama脱退後、初のアルバムです。
今の若い人はポルノが昔3人組だったって知らないんだよね…きっと。
ジャケットに描かれているキャラクターの名前は「THUMP MAN」。
ハートというよりも心臓をモチーフにしているので、若干グロテスクです(笑)

Ouch!!
歌詞は女性目線で、女性からみた男性の姿や男心・女心が描かれています。
この歌詞を男性の昭仁さんが書いているから、どこかコミカルで面白いんですよね。
語尾にハートマークが二か所もついていて、女の私でもなかなかつけることないから、
男性が書く女性目線の詞の方が、女性らしいですよね。
最近増えてきたオネェの方々なんか見ていてもそう思う。

ネオメロドラマティック
タイトルは分解すると、「ネオ」+「メロドラマ」+「ドラマティック」をあわせた造語で、
もはやどういうことがよくわかりません。
でも近未来的で新しいアプローチな楽曲のような気がします。
ダイナミックで勢いもあるし、ついついのせられてしまいますよね。
サビで韻を踏んでいるのも聞いてて楽しいです。

東京ランドスケープ
勤務先は転々とすれど、東京で勤めてだいぶ経つのですが。
いや、学生時代から行ったら中学生の時から東京なので、
もう人生の半分以上を東京で過ごしていることになるのですけど、
でもあくまで東京は働いたり学びに行ったりする場所で、住みたいとは思わないな。
その分、移動時間が長くなってはしまうけど、逆にそのメリハリがあるから保ってるようなもんです。

We Love Us
日常の幸せを歌っている曲です。
光景が目に浮かぶような、本当によくある朝と夜の日常。
何気ないことだけど、こんな日常の幸せがずっと続いていくことが、一番の幸せですよね。

黄昏ロマンス  
いつか年老いて、人生に黄昏を感じるようになった時、
この曲がしみじみと響いてくるのかな、なんて思ってます。
最後はフェードアウトしていき、次の曲へと繋がります。

Twilight,トワイライト
前の曲の黄昏ロマンスのフェードアウトからクロスフェードするような編集がされていて、
フェードインしてくる音から繋がってこの曲に入ります。
「黄昏」繋がり。
戦争をテーマにした曲なのです。
3rdアルバム収録の「敵はどこだ?」の続きなのかな、と思っていたりもします。

ROLL
めぐりめぐる相手への思い。
独りよがりの愛情じゃダメで、相手にとってどういう存在であったらいいのか、
それを考え続けることになる。
その答えがわかった時、相手にもちゃんと伝わるといいね。

シスター
Tama脱退後初のシングル曲で、奇しくもメジャーデビュー5周年目に発表され、
ポルノ二人にとっても20代最後の曲でもあり、いろいろな節目が重なっている曲。
その割には若干暗めなイメージの曲なのですが、
独特なドラムのリズムがずっと続き、どことなくエキゾチックな雰囲気のこの曲、私は結構好きです。

ドリーマー
危ない妄想がテーマなのに、爽やかに歌ってます。
良く言えば「ドリーマー」ですからね。
そんな妄想も度が過ぎて、歌詞にできない程になってしまう。
すると、一度演奏中断!?のような展開に。
この遊び心が面白いです。
その中断中の「タダイマ画像ガ乱レテイマス~」のところは一音ずつ録音したそうで、機械の声のように聞こえます。

社員 on the beach
「社員」と「shine」をかけたダジャレです。ここまで潔いと気持ちがいい。
いつもお仕事で忙しい皆様に、「お疲れ様」の意味を込めて捧げたい曲です。
この曲を聞いて、妄想バカンス気分を味わってください。

プッシュプレイ
先にライブで披露され、ライブバージョンがシングルに収録されてはいたのですが、
オリジナル音源がこちらです。
スタジアムライブで、皆が一斉に拳を突き上げる一体感、あのエネルギーはとてつもない。
後日映像を見るだけでも伝わってきます。
この曲もみんなで一体感を味わえるライブにピッタリ。

うたかた
二胡を使った中国風の楽曲です。
詞は恋心や想いをうたかたのように儚いものとしており、蜉蝣や夜光虫に例えています。
平安時代の古文にありそうな、美しい表現です。

何度も
夜の光景をテーマにギターを爪弾きながら歌う、静かな曲。
歌詞に猫が出てくるので、ほっこりします。
ポルノ(特に晴一さん)の歌詞って、猫が出てくることが多い気がする。

Let's go to the answer
歌詞の中に今までリリースされてきた楽曲のタイトルが登場します。
いろんなことがあって二人になって、そこに様々な分岐や決断があったのでしょうけど、
二人なりに出した答えがこの曲なんだなって思いました。
それはファンに伝えるだけじゃなく、自分達に言い聞かせる意味もあったんじゃないかな、なんて憶測も抱きつつ。
二人になってもついていきますよ♪



THUMPχ

THUMPχ

  • アーティスト: 新藤晴一,岡野昭仁
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/04/20
  • メディア: CD


1.Ouch!!
2.ネオメロドラマティック  http://youtu.be/_ivnQZ2IWN8
3.東京ランドスケープ
4.We Love Us
5.黄昏ロマンス http://youtu.be/4zmYtR3P1yk
6.Twilight,トワイライト
7.ROLL http://youtu.be/XQHL8y-VLQo
8.シスター  http://youtu.be/faSKRza17fA
9.ドリーマー
10.社員 on the beach
11.プッシュプレイ
12.うたかた
13.何度も
14.Let's go to the answer
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