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DEATH NOTE 6

ついにヨツバキラの正体が明らかに!!
前巻でヨツバグループの重役8人が殺しの会議をしていることがわかり、、
その中の誰か一人がキラであると目星をつけたLと月。
8人のうち、葉鳥が耐えられなくなって、会議から抜けたいと言ったところ、キラに殺された。
よって、キラは7分の1ないしは第二のキラがいる可能性も考え7分の2に絞られました。

ここまであからさまな会議を見て、夜神局長は7人とも逮捕すると提案したが、
Lはあくまでキラを特定した上での逮捕と、実際に殺し方を見て証拠としてあげることにこだわります。
これだと、誰かが殺されるのをわかっていながら、殺しを見届けなければいけなくなる。
刑事を辞めたとはいえ、さすがにそれは黙っていられません。月も同じ。
そこで策を思いついた月は、Lの名を借りて賭けに出る!
一連の会話から、キラである可能性が低そうな奈南川に連絡をし、
殺すのを1か月先に延ばすよう取引を持ち掛ける。
このイチかバチかの賭けはどうにかうまく行き、この場はしのげました。
奈南川にアタリをつけた推測もスゴイけど、携帯の電源入ってて良かったね、なんて冷めた目で見てみる。

さて、これで1か月の猶予ができわわけですが、
Lと夜神曲調は方針の違いから別行動をとることに。
月も父の方針に賛成なのですが、Lに手錠で繋がれている以上、物理的にLと行動を共にせざるを得ず…。
Lは「ミサがLを知っているかもしれない」とヨツバの7人に吹き込み、
ヨツバの方からミサに接触させ、情報を引き出す作戦に。いわゆるおとり捜査ですね。

諸々のやり取りを経て、ミサのCM起用に向けての面接が行われることに。
そこにはアイバー扮する探偵エラルド=コイルが、宣伝部専属アドバイザーとして同席することになりました。
(ややこしい!)
なので、アイバーからの質疑応答については、事前に打ち合わせ済み。
そこでミサは「第二のキラ」として疑いをかけられてLに拘束されたという演技をします。
(実際その通りなんですけど、ノートの所有権を放棄し記憶をなくしている以上、演技することになる。ややこしい!)
Lの正体を知りたいヨツバ重役たちが食いついてきました!

ここまではLの思惑通り。
ところが、Lも予想し得ない事態が起きてました。
それはミサがトイレに行った時のこと。
なんと、かつてミサにノートを与えた死神・レムが、ノートの切れ端を使ってミサに接触してきたのです!
・デスノートの所有権を失うと、そのデスノートに憑いていた死神の姿や声は認知できなくなるが、
 所有者でないノートに触れた人間には、その持ち主の死神の姿や声が認知され続ける。
・よって、ノートの所有権のない人間がノートに触れる事で認知した死神は、
 そのノートの所有権を得て所有権を失わない限り、認知される事になる。
つまり、今は所有権のないミサには死神の姿は見えず、声も聞こえないはずだが、
ノートの切れ端に触れることによって、その持ち主の死神の姿が見え、声が聞こえるようになったってこと。
そしてまたミサがノートの所有権を得て放棄することがない限り、その死神の姿が見えたり、声が聞こえるってこと。

レムはミサに全てを話します。
・月がキラだったこと。
・ミサもまた、レムからノートを得て、第二のキラとなったこと。
・デスノートでの殺し方。
また、レムは月が今何をしているかを聞き、月がL側についているのも全て、月の作戦だと話す。
その上で、ミサにはヨツバキラの正体がわかってしまうが、月の計算が狂ってしまわないよう、
ミサの口からノートの存在やキラの正体を伝えてはいけないと告げる。

こうしてヨツバキラが誰なのかわかってしまったミサ。
月やLにも内緒の独断で、該当者を呼び出し、本人の口からキラであることを自白させます。
その内容を携帯で録音し、月やLに証拠として渡した、まさにお手柄!
ミサってチャラチャラしてそうに見えて、意外と頭キレるんですよね。

こうして月とLにもヨツバキラが誰かがわかった上で、いざ捕まえる作戦へ!
その作戦とは、例のさくらTVを使って、ドッキリ番組を放送させること。
3時間枠の生放送で、冒頭では「番組の最後までにはキラが誰なのか発表する」という。
証言するのは、キラがTV出演している者を殺せると思える者、
つまり名前を調べようとすればすぐ調べられそうな者でないといけない。
そうして暴露する役に選ばれたのが、松田。
松田は会議を盗み聞きしようとしていたと疑えるし、しかも死んだはずの松井マネージャーとして面識もあるし、
偽名なのでその場で書きこまれても心配なく、まさに適役!!
こうなったらもうLと夜神局長も別行動をとってる場合じゃありません。
さらにLが提案した演出がかなり手が込んでいて、
おなじみの証言者用の擦りガラスとマイクを用意させ、その発表とシルエットからでも松井マネージャーと気づけますが、
局のミスで一瞬、擦りガラスの向こうの人物の顔が映ってしまう。
そして月の提案で、「キラに協力しなければ殺すと脅されていた7人の犠牲者がいる」という他の7人への対応も入れる。
そうすれば他の7人が下手に動くこともなくなる。
事実、残りの7人は怯えながら会議に参加していたのでしょう。
そして、番組終了までにはキラの本名を発表するという流れ。

こうなると予測されるキラの行動とは、まず松井太郎を殺そうと試す。偽名なので、当然殺せない。
すると第二のキラと思いこんでいるミサに殺しの依頼をしてくるか、松井太郎の本名を聞き出そうと連絡をとってくる。
しかしミサの携帯は留守にしてどこにいるかわからない状態にしておく。
すると今度は現マネージャーの模木に連絡をし、ミサの居場所を知ろうとする。
ところが「ミサは久々のオフでどこかに遊びに行った」と回答、そうなると次にあたるのはミサが所属するヨシダプロ。
そこでも本名は答えさせず履歴書なら事務所にあると言い、社員旅行で沖縄にでも行っててもらう。
事務所に入り、その履歴書を見て次に起こす行動が、いよいよ殺し方というシナリオ。

では、いよいよ作戦実行!
まずは早速奈南川に連絡をし、キラ特番で捕まえるから、他の6人が下手に動かないよう伝えると、
当人たちも誰がキラか見当をつけていたようで、素直に従いました。
ヨツバの社員がキラだったことが公になることで、会社は社会的制裁を受けることになるだろうが、
そういう時にこと、ヨツバの為、社会の為に貢献するのが本当のヨツバ社員じゃないのかと、
予想以上にいいこと言う奈南川は、できた人間だったようです。

その奈南川がヨツバキラに連絡をしTVを見るように伝えると、事態は上に書いたシナリオ通りの展開に!!
いざ殺し方を見るところになって、ノートに名前を書くという行為が殺しと直結せず、確保できずにいると、
履歴書ももちろん偽名なので殺せないことに焦ったキラが、目の取引をしてしまう!
状況が変わったことに危機感を察したLは、すぐに確保にうつる!

この見ごたえたっぷりの大捕り物、この記事ではあえてヨツバキラの正体を伏せて書いてきましたが、
もちろん読者には正体がわかった状態で読み進められます。
ですので、気になる方は是非ご自身で読んで、面白いように展開する様を味わってください☆


話は変わりますが、死神にもオス・メスがあるようです。
リュークと違って、感情や意思をあらわにするレムは、メスらしいなって思います。
所有者によってノートの使われ方はそれぞれだと思いますけど、
レムですら最低だというヨツバキラに、何でノートを渡したのだろう?と思ったりもしてます。



DEATH NOTE (6) (ジャンプ・コミックス)

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  • 作者: 大場 つぐみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/04/04
  • メディア: コミック


ヨツバグループのあるメンバーの極秘会議を目撃しキラと繋がっている事を突き止めた月とLは、キラの真相を求めて、ミサをヨツバに潜入させる!
危険を承知で潜り込んだミサに接触してきたのは!?
そして…!?
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