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SAMURAI DEEPER KYO 31

まるまる一冊、ケイコクことほたるが、
師匠の遊庵に挑むお話。

ほたるがまだケイコクだった頃、本当に小さい時、遊庵に拾われた。
その時から孤独で、遊庵は大家族に招き入れることで、
孤独では得られない強さを教えようとしていた。
しかしほたるは遊庵のもとを去ったが、狂たち四聖天に出会うことで、
仲間の大切さや、守りたいモノがある故の強さを知った。
その成果を、師匠の遊庵に見せる時がきたのです!

その闘いは、名前のついた大技の連続で、まるで格闘ゲームかと思うくらい。
ほたるが繰り出す大技は、全部遊庵が教えたものなので、見切られて当然なんだけど、
それだけじゃなかった!!
いつの間にやらほたるは、辰伶や紅虎やアキラや幸村など、
出会った仲間たちの技を吸収し、自分のものとして繰り出していたのです!
そして今、遊庵が繰り出した必殺技すらも模倣できるように。
いつからそんな才能があったんだか。
この、いわば、無型の型によって、気が付けば互角に闘っていました!
当初、遊庵は右足一本だけで相手すると言っていて、
右足以外を使ったら「3回まわってワン」をする約束をしていたのですが、
見事に遊庵の右手を使わせることに成功しました。
遊庵は約束通り「3回まわってワン」をするんですけど、こんなにカッコよくやる人は初めて見たよ。

闘いが激しさを増す中、ほたるの右目が赤くなった!!
今日はもともと赤くて、希少種であるサスケも時々赤くなる、この紅い眼の秘密とは!?
遊庵いわく、壬生一族の「先祖がえり」だと言います。
実は遊庵も紅い眼の持ち主で、この秘密を探るために、遊庵の母・伊庵は命を落としたと。
誰もが気になってるこの「紅い眼」の秘密、ここに壬生一族存亡の危機にまつわる最大の秘密が関わっているようです。
相変わらず引っ張るなぁ。
これを明かしたら終わっちゃうもんね。

ところで、ほたるのかつての名である「ケイコク」、
名付け親は遊庵だったみたいです。
「ケイコク」とさんざんカタカナで書いてますが、漢字では「熒惑」と書きますが、
これは未来永劫、赫く輝き、人間界では軍神にも称される火の星「熒惑星」にあやかった名だそうです。
魂の炎を燃やし続けるほたるにはピッタリの名でしたね。
ずっと独りだったケイコクは、ほたるとなって、いい仲間に出会えて、居場所も見つけて、
晴れて遊庵の弟子を卒業!となったのでした。


別の場所では、京四郎に連れ去られたゆやが目を覚ます。
狂の軀で現れた京四郎にゆやは驚き、怯える…。
でも、慣れ親しんだ京四郎の姿も認めて、少しほっとしてました。
…ていうかこのキュンキュンしたやり取りは何なんだ!!
ヒロインの役得とはいえ、この健気さは罪だよ(笑)
そして、ひょんなことからもう一人のヒロイン・朔夜ともご対面。
確かに似た者同士のようなこの二人、どう絡んでいくのか楽しみです。



SAMURAI DEEPER KYO(31) (講談社コミックス)

SAMURAI DEEPER KYO(31) (講談社コミックス)

  • 作者: 上条 明峰
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/03/17
  • メディア: コミック


自分の居場所を守るため
師匠越えに挑むほたる!!

己のすべてを出し切るも
師・遊庵に一蹴される!!

まさに絶体絶命の瞬間
ほたるに紅い兆しが・・・・!!
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