プライマリー：裏庭ストレージ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

プライマリー [編集]

収録曲３曲ともタイアップ付きのシングル。

CD-EXTRAにはテーマソングを担当した短編映画、
「きみの秘密、僕のこころ -your secret & my heart-」がそのまま収録されています。
賞味18分の短編ですが、立派な青春映画です。
「夢は叶わなくても持ち続けることが大事なんだよ」っていうメッセージは、私にも刺さりました。
夢が叶ったかは結果を見ればわかるけど、「叶わなかった」っていうのは自分で諦めない限り結論出せないと思うのです。
夢へのアプローチやチャンスは一通りじゃないから。
だから、夢は持ち続けることが大事なんですよね。
そんな訳で、夢を追い続けてる人はもちろん、諦めかけた夢がある人も、是非PCで観てほしいです！！

プライマリー
サウンド全てがミュージックシーケンサーとシンセサイザーの使用による打ち込みで構成されています。
でも冒頭の壮大な始まりを思わせるオープニングなんか、打ち込みとは思えないくらいのスケールです。
そこに繊細な世界観や色彩感覚の歌詞が重なることで、カタルシスを生み出す。
これがルルティアの世界だと、私は思っています。
だからいつもルルティアの曲に癒されるのでしょう。

リラが散っても
CD-EXTRAにも収録されている短編映画の主題歌。
監督・脚本を担当した窪田崇氏のオファーにより主題歌起用が決まり、
かねてより自分の作品への主題歌起用を熱望していたそうです。
ルルティアの世界観に惚れこみ、映像や演劇などの作品に使われるパターン、結構ありますね。
芸術家にファンが多いのも彼女の特徴だと思います。

実際、本当に映画のテーマ通りだと思いました。
夢を叶えた人と、叶えられてはいないけど夢を追い続ける人。
互いの夢に向かうキッカケを与え、お互いに励まし合うのは、どこか自分の身にも当てはまるところがあるのですが、
だからこの曲聞くとしっくりくるんだな！と気づきました。
諸事情により当初の夢は追えていませんが、私なりに元気にやってますよ。
年に１回、かつて同じ夢に向かっていた仲間たちの公演があり、毎年観に行かせてもらっているのですが、
その度に、仲間たちの頑張っている姿を見て、嬉しくなるのと同時に元気になれます。
そろそろそんな季節だな。

セレナイト
タツノコプロ40周年記念のDVDアニメ作品「鴉-KARAS-」のエンディングテーマです。
ストリングスを使用した壮大なロックバラード。
これまたアニメの世界観にピタリとハマっていまして、アニメの世界観も曲も大好きになりました。
アニメは東京が舞台。
憧れの地である一方、決して優しくはない土地。
それは、利便性を追求するあまり悪しき住環境を生み、
快楽を追求するあまり、犯罪を生みつづける巨大都市。
そんな悲しい街なのです。
そして例えば少子化問題のように、もはや「種の保存」という生物の最大目的すら放棄して…
そんな状況で、人間の存在理由とは何なのか？
この街にいると、そんな根本的な問題さえ忘れてしまう。
そういう憂いや悲哀が渦巻く中、この曲はわずかな光を与えてくれるのです。
まるで救いのように。
讃美歌のように響くルルティアの曲には、心が洗われるような気がします。