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SAMURAI DEEPER KYO 25

紅虎・アキラ・ほたるの凸凹トリオの前に現れたのは、
バーサーカーのクビラとアンテラ。
クビラは他のバーサーカーと違い、並々ならぬ信念を抱いて挑んできました。
こういう情がからむ戦いとなると、相手になるのはアキラ。
かつて歳世と戦った時のことを思い出しますね。

そのクビラの信念とは…。
クビラには何としてでも守りたい人がいました。
クビラは元壬生一族ですが、愛娘が「死の病」を発症してしまったのです。
その愛娘が、なんとアンテラ!
アンテラの本名は杏樹で、死の病の進行をおさえる為、
発症する前の姿に戻したのが、十二神将のアンテラだったのです。
皮肉にも、十二神将の力を増強させるはずの薬が、アンテラの真実の姿をさらけ出すことになったのでした。
全てが明らかになった今、娘の命を守るために闘うクビラ。
その信念は、アキラにもしっかり伝わっていました。決して表には出さないけど。

闘い終わって、やっと父娘二人で暮らしていけると思いきや、時すでに遅し。
無情にも再び死の病を発症したアンテラは虫の息…。
そこへタイミングよく合流した灯によってアンテラは発症前の姿に戻れたのですが、
全ての記憶もリセットされてしまったのです。
十二神将だったことも、クビラの娘だということさえも。
更に、「血の契約」が破れたことにより、クビラの身体も崩壊し始める。
記憶のないはずのアンテラが、崩れゆくクビラの姿を見て涙を流しているのには泣けました。
普通の女の子に戻ったアンテラは、サンテラと共に壬生の外へ出ることに。
残りの人生、せめて倖せになってほしいですね。

ところで別ルートにいたはずのゆや・灯・サンテラが、行き止まりの壁を溶かして合流したのですが、
その割には状況理解が早すぎるなぁって。
クビラなんて初対面だし、名前すら知らなかったはずでは…?
と、細かいところは気になりますが、せっかくの綺麗な物語に水を差すのはやめます。
アキラも「世の中には、滑稽なほど美しいものがあってもいいんじゃないかと思う」って言ってるしね。

今回も狂の死合がなかった。
傍観者的な感じだけど、出てきただけまだいいか。
バーサーカーの波夷羅と梵天丸との闘いですが、
いつも見てる人が解説者的な役割をするのがKYOの通例なんですけど、
それが狂・幸村・シンダラだった為に、反応が淡白(笑)
波夷羅のふざけたキャラのせいで、死合自体もめちゃくちゃに…。
ただ、最後に波夷羅が驚愕の変身を遂げるので、死合運びが見えなくなりました。
次巻へ続く!!


SAMURAI DEEPER KYO(25) (少年マガジンコミックス)

SAMURAI DEEPER KYO(25) (少年マガジンコミックス)

  • 作者: 上条 明峰
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/02/17
  • メディア: コミック


\x{FFFF}クビラの信念の裏に潜む
アンテラの隠された過去!?

我を忘れたアキラの目を覚まさせんと
天敵・紅虎の逆さ八寸が火を噴く!!

そして狂と梵天丸の前に立ちはだかるは
天上天下唯我独尊、真田の将――!!
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