Sugar High
前作からそれほど間が空かずにリリースされたアルバムですが、その間に発表されたシングルがないので、全てが新曲です。
たまたまなのかもしれませんが、収録曲のほとんどがバラードになっています。
鬼束さんの優しく伸びのある歌声が活かされますね。
NOT YOUR GOD
彼女が18歳の時に作曲した楽曲だそうで、全編英語の歌詞や曲の構成など、
当時つくられた雰囲気のまま再現しているそうです。
本人によると「鬼束版白雪姫」という世界観だそうで、
言われてみると、鬱蒼とした夜の森にイメージが重なる部分もあります。
白雪姫ってハッピーエンドではあるけど、魔女とか毒とか、どこか怖いイメージありますよね。
曲調としては優しくて、ハッピーエンドに向かっていきそうな感じがします。
声
私にとって、自分のパーツの中で一番好きで自信があるものが声で、
その逆にプロとして力不足で好きになれないものでもあるのが声。
なぜそこまでこだわるのかというと、「声」というのは単に音声表現ではなく、その人の想いそのものなのです。
「お客様の声」という比喩的な表現があるように。
トーンや使われる言葉が、全てを表しているのです。
その声を聞き、声で伝え、コミュニケーションは繋がっていく。
これからも「声」の研究はつきません。
Rebel Luck
今までの道のりで、何度もはぐれて迷って選択を繰り返してきたけど、
全部、自分で選んだ道だからと受け入れることはできる。
この先もきっとまた軌道修正をしたり立ち止まったりすることがあるだろうけど、
どんな時も自分を見失わないことを忘れない。
自分で選ぶことを恐れない。
励みになるセリフのような歌詞が散りばめられていて、まるで私に語りかけられてるようでした。
Tiger in my Love
バラード中心の楽曲の中で、激しい曲です。
力強いフレーズはＣＭでも流れていたので、聞いたこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
心の中に秘めたアツいものを感じられる仕上がりになっています。
誰もがきっと、心の中に虎を飼っているのでしょう。
それは誰にも踏みにじることのできない、大切なもの。
Castle･imitation
収録されているのはAlbum Versionなのですが、じゃあオリジナルはどこで聞ける？となると、
初回限定生産盤のみに特典でついていた8cmＣＤに収録されていました。
音源自体は後に発売されているベストアルバムに収録されています。
本人曰く、テーマは「時計の秒針の音」だそうで、誰もいない古城の中でも時計だけは時を刻み続けているような、
雄大なリズムを刻んでいる曲です。
生きている中で沸き起こる怒りなどの激しい感情も鎮めてくれそう。
がむしゃらに行き急ぐのではなく、じっくりと腰を据えて生きていくことの深さを知る。
漂流の羽根
ボーカル・ピアノ・チェロというシンプルな構成の楽曲です。
タイトルのように、漂うようなピアノにのって、心地よい漂流感が味わえます。
確かに何も思わず、漂うように従っていればラクなのかもしれません。
でもそれができないのは、どこかに期待したり、望みを抱いたりしているから。
砂の盾
個人的に、自分のハンドルネームに使うぐらい「砂」のメタファーが好きで。
砂の脆さだったり、儚さだったりを自分に重ね合わせているわけですけども。
この曲もそういう「砂」のモチーフが存分に活かされていて、大好きです。
砂の盾で何が護れるというのだろう？
中途半端な護身をして何の意味があるのだろう？
King of Solitude
鬼束さんにとって初のクリスマスソングとなるのかな？
ただ、本人としてはクリスマスを意識してつくったわけではなく、偶然イメージしたらできあがったようです。
でも確かに、クリスマス間近の寒い夜、暖かい家が恋しくなるような家路を想像します。
優しく心温まるバラードなので、この時期にピッタリです。
クリスマスに誰かと過ごす人も、一人で過ごす人も、暖かいお部屋の中で聞いてほしいです。
BORDERLINE
最後の最後に、物凄いインパクトある曲がきました！
その迫力に、ただただ圧倒されっぱなしです。
特にアウトロに向かって、狂気のように歌い続けるところには鳥肌が立ちました。
本人も「口喧嘩みたい」って語っていましたが、リアルにそんな感じでしっくりきました。
歌っている言葉はもはや「歌詞」とは言えないんですけど、これほどまでのパフォーマンスができるのは天才だと思います。
1.NOT YOUR GOD
2.声
3.Rebel Luck
4.Tiger in my Love
5.Castle･imitation(album version)
6.漂流の羽根
7.砂の盾
8.King of Solitude http://youtu.be/GsDD272ZDg8
9.BORDERLINE
たまたまなのかもしれませんが、収録曲のほとんどがバラードになっています。
鬼束さんの優しく伸びのある歌声が活かされますね。
NOT YOUR GOD
彼女が18歳の時に作曲した楽曲だそうで、全編英語の歌詞や曲の構成など、
当時つくられた雰囲気のまま再現しているそうです。
本人によると「鬼束版白雪姫」という世界観だそうで、
言われてみると、鬱蒼とした夜の森にイメージが重なる部分もあります。
白雪姫ってハッピーエンドではあるけど、魔女とか毒とか、どこか怖いイメージありますよね。
曲調としては優しくて、ハッピーエンドに向かっていきそうな感じがします。
声
私にとって、自分のパーツの中で一番好きで自信があるものが声で、
その逆にプロとして力不足で好きになれないものでもあるのが声。
なぜそこまでこだわるのかというと、「声」というのは単に音声表現ではなく、その人の想いそのものなのです。
「お客様の声」という比喩的な表現があるように。
トーンや使われる言葉が、全てを表しているのです。
その声を聞き、声で伝え、コミュニケーションは繋がっていく。
これからも「声」の研究はつきません。
Rebel Luck
今までの道のりで、何度もはぐれて迷って選択を繰り返してきたけど、
全部、自分で選んだ道だからと受け入れることはできる。
この先もきっとまた軌道修正をしたり立ち止まったりすることがあるだろうけど、
どんな時も自分を見失わないことを忘れない。
自分で選ぶことを恐れない。
励みになるセリフのような歌詞が散りばめられていて、まるで私に語りかけられてるようでした。
Tiger in my Love
バラード中心の楽曲の中で、激しい曲です。
力強いフレーズはＣＭでも流れていたので、聞いたこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
心の中に秘めたアツいものを感じられる仕上がりになっています。
誰もがきっと、心の中に虎を飼っているのでしょう。
それは誰にも踏みにじることのできない、大切なもの。
Castle･imitation
収録されているのはAlbum Versionなのですが、じゃあオリジナルはどこで聞ける？となると、
初回限定生産盤のみに特典でついていた8cmＣＤに収録されていました。
音源自体は後に発売されているベストアルバムに収録されています。
本人曰く、テーマは「時計の秒針の音」だそうで、誰もいない古城の中でも時計だけは時を刻み続けているような、
雄大なリズムを刻んでいる曲です。
生きている中で沸き起こる怒りなどの激しい感情も鎮めてくれそう。
がむしゃらに行き急ぐのではなく、じっくりと腰を据えて生きていくことの深さを知る。
漂流の羽根
ボーカル・ピアノ・チェロというシンプルな構成の楽曲です。
タイトルのように、漂うようなピアノにのって、心地よい漂流感が味わえます。
確かに何も思わず、漂うように従っていればラクなのかもしれません。
でもそれができないのは、どこかに期待したり、望みを抱いたりしているから。
砂の盾
個人的に、自分のハンドルネームに使うぐらい「砂」のメタファーが好きで。
砂の脆さだったり、儚さだったりを自分に重ね合わせているわけですけども。
この曲もそういう「砂」のモチーフが存分に活かされていて、大好きです。
砂の盾で何が護れるというのだろう？
中途半端な護身をして何の意味があるのだろう？
King of Solitude
鬼束さんにとって初のクリスマスソングとなるのかな？
ただ、本人としてはクリスマスを意識してつくったわけではなく、偶然イメージしたらできあがったようです。
でも確かに、クリスマス間近の寒い夜、暖かい家が恋しくなるような家路を想像します。
優しく心温まるバラードなので、この時期にピッタリです。
クリスマスに誰かと過ごす人も、一人で過ごす人も、暖かいお部屋の中で聞いてほしいです。
BORDERLINE
最後の最後に、物凄いインパクトある曲がきました！
その迫力に、ただただ圧倒されっぱなしです。
特にアウトロに向かって、狂気のように歌い続けるところには鳥肌が立ちました。
本人も「口喧嘩みたい」って語っていましたが、リアルにそんな感じでしっくりきました。
歌っている言葉はもはや「歌詞」とは言えないんですけど、これほどまでのパフォーマンスができるのは天才だと思います。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/12/11
- メディア: CD
1.NOT YOUR GOD
2.声
3.Rebel Luck
4.Tiger in my Love
5.Castle･imitation(album version)
6.漂流の羽根
7.砂の盾
8.King of Solitude http://youtu.be/GsDD272ZDg8
9.BORDERLINE
タグ：鬼束ちひろ
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