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SAMURAI DEEPER KYO 14

洞窟での20日間の修業から出てきた狂。
殺気が消えて穏やかになったと思いきや、いざほたると死合うとなると、今までより強い殺気が!!
しかも無明神風流・最大奥義の一つ、「朱雀」も鮮やかに繰り出し、確かにパワーアップしていた!
力は千人斬りの鬼と変わらないんだけど、殺気をコントロールして剣聖に近づいた感じ。
それはまさに師・村正のような…。
強さと優しさを兼ね備えた二枚目だなんて、ますます惚れてしまうよ(笑)

ほたるとの死闘中、乱入してきた五陽星の鎭明。
ここんとこ続々と五陽星メンバーが出てきますな。
京都弁を喋る、見た目は陽気でサイケな兄ちゃんなんだけど、こういう人ほど何か恐ろしい裏の顔を持っていそうだよね。
狂とも4年前からの因縁がありそうです。

さて、伝承を終えた村正といえば、ゆやの前では気丈に振る舞っていますが、身体は最期の時を迎えていたのです。
村正が抱えた罪悪感と、壬生への想い。
壬生一族は不老長寿であるが故、次第に人間を支配するようになっていったこと。
限りない生があるため、生きるということの情熱を見いだせず、長い生を快楽や欲望に費やして生きるようになったという。
不老長寿になってみないとわからない気持ちだけど、命に限りがあるからこそ、人は人生に情熱を持って生きることができるのだなぁと実感した。
そしてそんな生きる情熱を失った一族の中にいながら、情熱を持った人間たちに村正は希望を見いだしたんだな。
人生に答えがなくても、「がむしゃらに生きること」の中に意味があるんだね。
なんかこの感じの世界観は、やっぱり吸血鬼の無気力感と似てるかも。
そして彼らと同じように、壬生一族にも死ではなく「滅びる」と言うんだね。

そんな村正もついに、消えてしまいました。
でも彼の魂はしっかりと、狂に伝わっているはず!無明神風流の奥義とともに!!
愛鳥の瑠璃も狂についてきたしね。

最後に出てきた五陽星の歳子・歳世は、同じ女として読むに耐え難いほど嫌悪感が走る人たちなのですが、
詳しくはまた後に出る巻で語ります。
せっかく村正の素晴らしい人柄に触れたんで、今回はこのへんで(笑)



SAMURAI DEEPER KYO(14) (少年マガジンコミックス)

SAMURAI DEEPER KYO(14) (少年マガジンコミックス)

  • 作者: 上条 明峰
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/02/13
  • メディア: コミック


ほたるとの死闘中
五曜星・鎭明が突然の乱入

壬生の地を目指す狂と
師・村正にも別れの時が・・・・

そして旅路を急ぐ一行の前に突然現れたアキラ
彼は本物の狂の軀を携えていた――!!
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