Love & Ballad Selection
コウちゃんのベストアルバムですが、
タイトルの通り、優しい曲、しっとりしたバラード曲を中心に、
選曲されています。
とは言いつつ、アルバム初収録の曲も多かったり。
まず、シングルとして発売された「ホントだよ」。
こちらはコウちゃんによる希望で、小田和正さんによる楽曲提供です。
手紙でやり取りをされたそうで、
そこにはコウちゃんの性格・弱点・ファンに対する想いなどを綴ったそうです。
それを汲み取って創られたんだなぁというのが、ありありとわかる歌詞。
そしてそのカップリング曲だった「遺.」も収録。
読みは「ゆい」です。
好きな人に、遺言を残すとしたら、どんなだろうというところから創られた歌。
「あなたのその身体に染み込ませてください」という歌詞がありますが、
具体的な方法はともかく、供養のカタチとして、考えられますよね。
いくら「心の中にいる」なんていっても、
少しだけでもいいから、その証が欲しいのだと思う。
そして、そういう望みも、生前に伝えておかなければ意味がない。
私は誰かに残したいものもなく、覚えていてもらわなくていいけど、
立つ鳥跡を濁さず去れるように、生前整理しないといけないな、とは思う。
「小さな部屋」は「The Back Best」通常盤にのみ収録されていて、
初回盤を持っている私にとっては、初音源でした。
男女の別れを互いの視点をもって描いた作品です。
そして、全くの新曲が2曲。
1つは「mizu-umi~みずのこたえ~」
相手に合わせて、自分を抑える、見失う。
自分の本音を塞ぎこんでも、ジワジワと滲み出てしまう。
それを水面に喩えているのが、とても清々しくて。
「どう生きたいか?」というのは私も常に問いかけるようにしています。
もう1曲が「with you」
何でもないような、よくある光景が、リアリティを伴って綴られているのですが、
こういうことこそが、愛おしくて幸せなひとときなのでしょう。
まさにアルバムコンセプトにピッタリ。
さらに、カバー曲が2曲。
lego big morlの「Ray」と、NOKKOの名曲「人魚」。
ちなみに、「かたち あるもの」と「月のしずく」は新録音です。
アルバム1枚がまるまる癒しの世界です。
こんな時期に是非、疲れた心を癒してください。
タイトルの通り、優しい曲、しっとりしたバラード曲を中心に、
選曲されています。
とは言いつつ、アルバム初収録の曲も多かったり。
まず、シングルとして発売された「ホントだよ」。
こちらはコウちゃんによる希望で、小田和正さんによる楽曲提供です。
手紙でやり取りをされたそうで、
そこにはコウちゃんの性格・弱点・ファンに対する想いなどを綴ったそうです。
それを汲み取って創られたんだなぁというのが、ありありとわかる歌詞。
そしてそのカップリング曲だった「遺.」も収録。
読みは「ゆい」です。
好きな人に、遺言を残すとしたら、どんなだろうというところから創られた歌。
「あなたのその身体に染み込ませてください」という歌詞がありますが、
具体的な方法はともかく、供養のカタチとして、考えられますよね。
いくら「心の中にいる」なんていっても、
少しだけでもいいから、その証が欲しいのだと思う。
そして、そういう望みも、生前に伝えておかなければ意味がない。
私は誰かに残したいものもなく、覚えていてもらわなくていいけど、
立つ鳥跡を濁さず去れるように、生前整理しないといけないな、とは思う。
「小さな部屋」は「The Back Best」通常盤にのみ収録されていて、
初回盤を持っている私にとっては、初音源でした。
男女の別れを互いの視点をもって描いた作品です。
そして、全くの新曲が2曲。
1つは「mizu-umi~みずのこたえ~」
相手に合わせて、自分を抑える、見失う。
自分の本音を塞ぎこんでも、ジワジワと滲み出てしまう。
それを水面に喩えているのが、とても清々しくて。
「どう生きたいか?」というのは私も常に問いかけるようにしています。
もう1曲が「with you」
何でもないような、よくある光景が、リアリティを伴って綴られているのですが、
こういうことこそが、愛おしくて幸せなひとときなのでしょう。
まさにアルバムコンセプトにピッタリ。
さらに、カバー曲が2曲。
lego big morlの「Ray」と、NOKKOの名曲「人魚」。
ちなみに、「かたち あるもの」と「月のしずく」は新録音です。
アルバム1枚がまるまる癒しの世界です。
こんな時期に是非、疲れた心を癒してください。
タグ:柴咲コウ
ばかのうた
音楽家、歌手、俳優、文筆家…とマルチに活躍される星野さん。
#うちで踊ろうの発起人で、才能あふれるアイディアマンだなぁと思います。
それだけ日頃から色々なことを考えられている方なんだろうな、と思っています。
そんな星野さんのソロデビューアルバム。
それまでの音楽活動は、インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」のギタリストだったので、
歌モノは新たな試みです。
ただ、「デイジーお味噌汁」と「さようならのうみ」という2曲のインストも収録されています。
ばらばら
どん底の状態で、ポロッとできた歌だそうです。
切ない歌に聞こえるのですが、私も共感できるところがあるな、と。
人の世界なんてぴったり重なることはなくて、
昔算数でやった「ベン図」のようなものだと思うのです。
その重なりあった部分で生み出されるものがあったり。
それぐらいでいいと思うんだけどなぁ。
誰かをこの円の中に入れるとか染めるとか、しなくていいと思うんだけどなぁ。
グー
ある日突然倒れてしまったおじいさんの歌。
看取る人ではなく、あの世にいく側の人の歌だそうです。
「グー」というのは、寝ている様子のことだったのですね。
看取る側にはなったことがあっても、
看取られる側の想像を、ここまでしたことなかったな。
キッチン
お別れの歌。
小説を読むような切ないワードの数々。
リアリティがあって、まるでドラマを見ているかのように、
映像が浮かんできました。
茶碗
生きてゆく夫婦の歌。
長い時を共に過ごしてゆく夫婦。
その間に、外見やら環境やら、様々な変化がある。
それを「茶碗」というアイテムをモチーフにして綴っていく、
その文学的センスに脱帽しました。
夜中唄
作った当時、星野さんは杉浦茂と勝新太郎に夢中だったそうです。
「五円コロッケ~」は杉浦茂のキャラクター「コロッケ五円の助」、
「日蓮さまも~」は勝新太郎の自伝『俺・勝新太郎』のエピソードから。
だからなのか、ちょっと雰囲気が違う曲だな、と感じました。
老夫婦
この曲と「グー」と「茶碗」は、
「老人もの三部作」と呼ばれているそうです。
この曲は、おばあさんに先立たれたおじいさんの歌。
ウチの場合は逆なのですが、同じこと思ってるのかなぁ、なんて思います。
くせのうた
星野さんご本人ですら、何についての歌かわからないらしい(笑)
私が何かとやかく書くのも野暮ですが。
癖を知る=自分との違いを知る(受け入れる)、というのは大事なことだと思います。
実は結構深い曲なんじゃないかと。
兄妹
生まれてこられなかった子供の歌。
確かに、生まれてこられない命はある。
そういうことを思うと、もっとちゃんと生きねば!と、
身の引き締まる思いがしますね。
子供
幸せな歌。
何気ない日々に対して「平和だねぇ~」って言うけど、
今となっては、それがとても貴重なことなんだと。
そう言える環境を維持することは大変なことだと実感しつつあります。
穴を掘る
読めば読むほど不思議な歌詞。
当時より遡るころ十年程前に作った歌だそうですが、
なぜこんな歌詞を書いたのか思い出せないそうです。
私個人的には童話みたいな感じがしました。
ただいま
作曲は星野さんと親交のある細野晴臣さんが担当。
ソロアルバムを作ったのは、細野さんのススメもあったそうです。
内容は、出稼ぎから帰ってきたお父さんの歌です。
ひらめき
これは名言!
ごく短い4編の詩のようなのですが、まるで格言のよう。
深いです。
ばかのうた
結婚式の二次会でリクエストが多いとか。
星野さんご自身も、この歌で元気づけられることがあるそうですよ。
#うちで踊ろうの発起人で、才能あふれるアイディアマンだなぁと思います。
それだけ日頃から色々なことを考えられている方なんだろうな、と思っています。
そんな星野さんのソロデビューアルバム。
それまでの音楽活動は、インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」のギタリストだったので、
歌モノは新たな試みです。
ただ、「デイジーお味噌汁」と「さようならのうみ」という2曲のインストも収録されています。
ばらばら
どん底の状態で、ポロッとできた歌だそうです。
切ない歌に聞こえるのですが、私も共感できるところがあるな、と。
人の世界なんてぴったり重なることはなくて、
昔算数でやった「ベン図」のようなものだと思うのです。
その重なりあった部分で生み出されるものがあったり。
それぐらいでいいと思うんだけどなぁ。
誰かをこの円の中に入れるとか染めるとか、しなくていいと思うんだけどなぁ。
グー
ある日突然倒れてしまったおじいさんの歌。
看取る人ではなく、あの世にいく側の人の歌だそうです。
「グー」というのは、寝ている様子のことだったのですね。
看取る側にはなったことがあっても、
看取られる側の想像を、ここまでしたことなかったな。
キッチン
お別れの歌。
小説を読むような切ないワードの数々。
リアリティがあって、まるでドラマを見ているかのように、
映像が浮かんできました。
茶碗
生きてゆく夫婦の歌。
長い時を共に過ごしてゆく夫婦。
その間に、外見やら環境やら、様々な変化がある。
それを「茶碗」というアイテムをモチーフにして綴っていく、
その文学的センスに脱帽しました。
夜中唄
作った当時、星野さんは杉浦茂と勝新太郎に夢中だったそうです。
「五円コロッケ~」は杉浦茂のキャラクター「コロッケ五円の助」、
「日蓮さまも~」は勝新太郎の自伝『俺・勝新太郎』のエピソードから。
だからなのか、ちょっと雰囲気が違う曲だな、と感じました。
老夫婦
この曲と「グー」と「茶碗」は、
「老人もの三部作」と呼ばれているそうです。
この曲は、おばあさんに先立たれたおじいさんの歌。
ウチの場合は逆なのですが、同じこと思ってるのかなぁ、なんて思います。
くせのうた
星野さんご本人ですら、何についての歌かわからないらしい(笑)
私が何かとやかく書くのも野暮ですが。
癖を知る=自分との違いを知る(受け入れる)、というのは大事なことだと思います。
実は結構深い曲なんじゃないかと。
兄妹
生まれてこられなかった子供の歌。
確かに、生まれてこられない命はある。
そういうことを思うと、もっとちゃんと生きねば!と、
身の引き締まる思いがしますね。
子供
幸せな歌。
何気ない日々に対して「平和だねぇ~」って言うけど、
今となっては、それがとても貴重なことなんだと。
そう言える環境を維持することは大変なことだと実感しつつあります。
穴を掘る
読めば読むほど不思議な歌詞。
当時より遡るころ十年程前に作った歌だそうですが、
なぜこんな歌詞を書いたのか思い出せないそうです。
私個人的には童話みたいな感じがしました。
ただいま
作曲は星野さんと親交のある細野晴臣さんが担当。
ソロアルバムを作ったのは、細野さんのススメもあったそうです。
内容は、出稼ぎから帰ってきたお父さんの歌です。
ひらめき
これは名言!
ごく短い4編の詩のようなのですが、まるで格言のよう。
深いです。
ばかのうた
結婚式の二次会でリクエストが多いとか。
星野さんご自身も、この歌で元気づけられることがあるそうですよ。
タグ:星野源