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メガラニカ

復活後、初のフルアルバムです。
CASCADEのエッセンス満載で、これ、これ!という感じ。
ロックなんだけど、どこかポップで、
ダンサブルな感じもあって、独特のテイスト。
このバンドにしか作れないものだと思うので、
それが甦ってくれて、非常に嬉しいです!!


切情ALIVE
キャッチ―なロックで、いきなり心つかまれました。。
ちょっと近未来的な音もして、SFな匂いも漂う、
カッコイイ曲だなって思います。

Mr.ポー
ついつい身体を動かしたくなる、ダンサブルナンバー。
Aメロでは掛け声なんかもあったりして面白いです。
どこかちょっと懐かしいような感じもして、
歌詞の切なさもあったりして、なかなか裏腹な楽曲。

メラメラ kiss flight
文字数がとても多く、早口で歌われているのですが、
何故かかわいらしく聞こえる(笑)
「ズキュめいた」とか「ドギめいた」とか、
面白いワードも詰まっています。

朝霧銀河Station
何だか幻想的な空気感が漂う、
とっても私好みの曲なのです。
「銀河鉄道の夜」のようなファンタジーを想像しました。

ナムジカ
ロックと3拍子の融合!
重厚なサウンドで刻まれるのがまた新鮮。
そしてサビの雄大な感じもまた解放感あって、
お気に入りの曲になりました。

キラ☆レバ ~堕ちるの恋
スペーシーでキラキラしてて、かわいらしい曲。
こういう曲はTAMAちゃんの声にピッタリですね!

パーティフルサルマンライフ
「わっせわっせわっせ」という歌詞が耳から離れない!
その言い方がまた可愛らしい(笑)

ゆらめきSTOPモーション
移ろいゆく季節と、はらりはらりとゆらめくようなメロディが、
とてもしっくりくる曲。
はんなりした趣さえ感じました。
だけどロックでもあって、とても不思議な感じ。

ひらけトビラ
タイトルからもわかる通り、前向きに背中を押してくれる曲。
かっこつけた歌詞でも綺麗事でもなく、
TAMAちゃんらしい等身大の歌詞なのがまた、心に響きます。

Exotic Paradise
型破り、上等です!
CASCADEにはいつも、ワクワクさせてくれるような刺激がある。
それが楽しみでクセになってしまうのかもしれない。

Steve ~仰ゲバ東都市~
TAMAちゃん渾身のシャウト炸裂!
超ハードな爆音!
HIROSHIさんの高速ドラムと、何もかも圧倒!!


メガラニカ

メガラニカ

  • 出版社/メーカー: アミューズ
  • 発売日: 2010/05/19
  • メディア: CD


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タグ:CASCADE
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FUNKASTiC

再びファンクをタイトルに冠した、スガさんワールド全開のアルバム。
前作のテイストに、物語性が合流したアルバムで、
王道ファンクもあれば、お決まりの変態曲もあり、
予想を裏切る爽やか系もあります。
まさに『PARADE』以前と以降のハイブリッドと言える仕上がりとなりました。
今回初めてフィーチャリングに挑戦した曲もありますよ。

当時、スガさんはこう話していました。
リスナーに"聴いてほしい"曲を尊重して選んだら物語性の強いナンバーが並んだ。
これはいまの自分にとっては大きい。
何を歌いたいのか、伝えたいのか。
そしてそれはきちんと伝わるのか、はたまた伝わらないのか。
あらためて自分の想いはいまそこに向いているんだと分かった、と。

このアルバムでは大勢の中の弧を描いている歌詞が目立ちます。
いまの世の中には孤独が溢れている。
でもそういう人達の中には、必ずスガさんの音楽を聴いているリスナーがいると思っている、と。
そして、スガさんの楽曲が誰かの背中を押し、新しい何かが見えるきっかけになれば嬉しい、と。
私も激しく同意します。

Party People
今でこそパリピって言葉が使われてますけど、
そんなアゲアゲでぶっ飛んだ感じはしないです。
そこはやっぱりファンク。
ゆる~い感じのダンスチューンです。

ここでの"Party People"とは、観客のこと。
ライブで盛り上がっている時に限って、
盛り下がるようなことを思い出したりする。
一見バカっぽい曲だけどメッセージは結構深いのです。
この曲でスガさんが一番言いたかったのは、
<もし 今だとおもうなら 高く ためらわずに飛ぼうぜ>っていうこと。
そこには、スガさんも会社員からミュージシャンになった時、
こういう感じだったという経験が響いています。

91時91分
すでにタイトルから狂気を孕んでいる。。。
タイトルを見て、どういうこと?と思ったのですが、
時計の16時16分をデジタル表示で逆さに見たときを表しているそうです。
何でこんなことになったか、歌詞を見ると状況がわかるかも!?
散文的な歌詞が、グイグイと、そしてじわじわと攻め立ててくる極上のグルーヴに乗って、
混沌を極めていきます。
歌詞カードの「91:91」の羅列を見てると、頭が逆さになった気がしてきます。
『Party People』は"アルバムのオープニング"の匂いがプンプンする曲なので、
そのノリを止めずに「そのまま乗ってけ!」みたいな感じでこの曲があるのだそうです。
ホーンアレンジも秀逸なファンクナンバー。

サヨナラホームラン
2009年に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック」をテレビ観戦した際に、
思いついた楽曲だそうです。
どう自分と向き合うか。
そこを心配すればするほど明日なんて見えなくなる。
でももし上手く向き合うことが出来たなら、
そこに"新しい兆し"を感じるくらいはできるんじゃないかな、とはスガさん本人談。

歌詞の気持ちは何だかすごくわかる気がするな。
野球じゃなくても、誰かが成功をあげてたり、達成感を味わってたりした時、
自分このままでいいのかな?ってよく思う。
1つくらい、何かやり遂げたいよね。

2008~2010年までの暗い世相から感じていた闇が、
「誰かの背中を押す曲」へと転換されたナンバー。

兆し
死にたいって思っても、そうそう簡単に死に切れるもんじゃない。
捨てきれない思い。断ち切れないもの。
そういうものが明日への兆しなんじゃないかと。
それはかすかなものでも影響力がある。
本当に全部失うって、相当なもんだろうな。

ファンカゲリヲン
スガさんが好きなエヴァをモデルにした楽曲です。
ここにもエヴァファンが!
私はガンダムは語り合えないけど、エヴァだったら一緒に語れます!!
それにしてもスガさん、6月にはこだわりがあるのでしょうね。

トマトとウソと戦闘機
ファンクだからこそ、歌える歌詞だと思う。
あまり表に出したくないことを掘る。
ファンクミュージックにはそういうソウルがあるんだと思います。

雨あがりの朝に
雨があがった後の透き通った感じを連想させる音。
こういう曲調は意外かもしれないけど、あるんです。
他の曲調に比べて爽やかさが際立ちます。
ひとつ壁を飛び越えてみたくなる雨あがり。ムズキュンです。

スガさん曰く、ファンキーなものを作っては迷ってポップなものを作って、
またファンキーなものに戻っての繰り返しだった。
こうして出来た曲から、素直に今聴いてほしい12曲を選んだ、と。
これはそのうちの一曲です。

ドキュメント2010~Singer VS. Rapper~
RapperとはMummy-Dさんで、Singerはスガさん。
「はじまりの日」からのコラボですね。
さすがのMummy-Dさん、見事な対決です。
ラスト、歌詞には載ってないアドリブのところが、最高に面白いです。
よく聴いてみてください。

台風は北北東に進路をかえ…
記憶は、何かの出来事と一緒に結びつく、と言いますが、
この場合は台風直撃のニュースですね。
この人はこれからも、台風が近づいてくるたびに、
別れを思い起こすんだろうな。

夏色タイム
夏だね~、青春だね~、とほっこりしてしまう曲。
是非、夏に聴いてほしいです。

軽蔑
時々ある、ブラックな主人公の曲。
こんな人ヤバイよ!って思うけど、リアルですよね。
そういう闇の部分を隠さず歌うところもまた魅力。

はじまりの日 feat. Mummy-D
テレビアニメ「テガミバチ」のオープニングテーマでした。
表記されてないですけど、アルバムバージョンですよね?
聞き慣れないイントロが追加されています。
3年越しのラブコールによる初のフィーチャリングアーティスト、
Mummy-Dさんを迎えたナンバー。
スガさんが大筋を作ったトラックを挑戦状よろしくDさんへと投げて、
彼がラップで十二分の回答を戻して完成しました。
「携帯やダウンロードでどの部分を切り取られても成立するように」という意識から、
歌詞は4度も書き直されたそうです。

おかげで、印象的に刺さるフレーズがたくさん!
やってみたいこと、何でも始めてみよう!って勇気もらえます。
「携帯捨てて自由をインストールした」という歌詞が好き。
うまいこと言いますなぁ。



FUNKASTiC

FUNKASTiC

  • アーティスト: スガシカオ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.
  • 発売日: 2010/05/12
  • メディア: CD


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タグ:スガシカオ
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