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BEST FICTION

小室さんのもとを離れて、セルフプロデュースになってからの作品を集めた、
ベストアルバムです。
もうただただカッコイイに尽きる。
ジャケットも、収録された曲たちも全てがカッコイイ。

自身が出演したCM「ヴィダルサスーン」とのコラボレーションのシングル、
「60s 70s 80s」の3曲も収録。
こちらは「リメイク」をテーマに、各年代を象徴する楽曲になっているのです。
1960年代からは、スプリームスの「Baby Love」をリメイクした「NEW LOOK」。
1970年代からは、アレサ・フランクリンの「Rock Steady」をリメイク。
1980年代からは、アイリーン・キャラの「What a Feeling」をリメイク。
MVでは、世界的スタイリストのパトリシア・フィールドや、
ヘアスタイリストのオーランド・ピタなど世界的クリエイター陣が、
ヘアメイクや衣装デザインを手がけ、一大プロジェクトとなったのでした。

それから、ウインターソングの「White Light」も何気にアルバム初収録だったりします。

そして新曲も2曲収録。
「Do Me More」は、どこかファンタジーで魅惑的なセクシー。
「Sexy Girl」は、パワフルでパンチの効いた女性の魅力が表れています。

DVDには全曲のMVが収録。
上述の「NEW LOOK」「ROCK STEADY」「WHAT A FEELING」のMVも全て見られます。


もうすぐ引退なんですよね。寂しい。。。
こうして作品をまとめて観たり聞いたりしていると、ますますそう思います。


BEST FICTION(DVD付)

BEST FICTION(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
  • 発売日: 2008/07/30
  • メディア: CD


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タグ:安室奈美恵
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STARDUST VOX

2年ぶりのフルアルバム。
卓偉さんの思いやエネルギーが伝わってきます。
時間はあいても、親近感を感じさせてくれる、そんなアルバムです。

スピカ ~Looking for my star~
アルバムのスタートらしく、インパクトある始まり。
このアルバムを聞きながら、どんな時間が過ごせるのか、
楽しみにさせてくれる1曲だと思っています。

真夜中のパラノイア
昔の卓偉さんのロックを彷彿とさせるようなパンク。
エネルギッシュな破壊力は健在です。

トップランナー
うってかわってポップなこの曲は、
何が何でも1番になりたい、健気にかわいらしい曲です。
正々堂々と宣言するストレートな表現が伝わってきます。
何となく卓偉さんらしい。

明日はきっと風の中
私もそんなに先のことを考えてなくて、
そんな私にはすごくありがたい言葉。
いつしか、「なるようになるさ」くらいに構えていた方が、
ちょうどいいやって思うようになっていたんです。
性格的にその方が生きやすいのかなって思いました。

HYSTERICがとまらない
ヒステリックな女性に手を焼いている男性の話。
それを差し置いても好きで離れられないってことなんですけど。
どうして女性にヒステリーが多いのでしょうかねぇ。
私もイヤだな、と思いつつも、ヒステリーを隠し持ってる性質です。
自分でも付き合いきれないからイヤなんですけど、どうしようもない。
母が神経質なので、遺伝的な素因があったり、
そういう環境の中で育つから余計にヒステリーになってしまったりするのかな?
と諦めています。

LOVE MERMAID
夏の女性はマーメイドです。
夏のマーメイドたちに捧げたい曲。

LILY
胸が痛くなるようなミディアムバラードです。
卓偉さんの優しさが伝わってきます。

DANCING STARDUST
身体を動かしたくなるようなキャッチ―なナンバー。
一度聴いたら頭から離れられなくなるメロディーは、
なかなかクセになります。

ズキズキドキドキDESTINY
日常の何気ない会話がそのまま歌詞になっていて、リアリティ満載。
全く飾り気のない歌詞に、共感できる方もたくさんいるのでは?

OCTOPUS SOLDIER
タイトルからしてビックリなのですが、面白い曲です。
たこ焼き版の「およげたいやきくん」なのかな?と
勝手に想像しました。
それにしては、かなりクールでカッコイイ仕上がりですけどね。

流星歌
流れるようなストリングスと共に奏でるキレイなメロディー。
聴いているとついうっとりしてしまいます。
まるで流れる星を見るように。

もっとそばに ~it's a real love~
アルバムの最後を締めくくるのは、
率直な思いがストレートに綴られたミディアムナンバー。
親近感を感じさせてくれるエンディングに、ほっこりします。



STARDUST VOX

STARDUST VOX

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ZETIMA
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: CD


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タグ:中島卓偉
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私と放電

林檎ちゃんのデビュー10周年記念作品として発売された、
全てアルバム未収録曲、または未収録バージョンから構成された、
いわゆるカップリンクアルバムです。
本作の発売は数枚に散在していた、アルバムに入らなかった曲を1枚にまとめるために企画されたそうですが、
中には8cmCDの貴重な音源なものもあり、こうして12cmCD化してもらえるのは、
本当にありがたい。

2枚組の大ボリュームですが、アルバム未収録曲のみをレビューし、
別バージョンでご紹介したことのある曲は省きます。

すべりだい
デビューシングル「幸福論」収録。
実は「幸福論」は、この曲の続編に位置付けられるそうです。
この曲で綴られる実感から、「幸福論」のあの哲学へと続いていくのだと思うと、
改めて続けて聴いてみたくなりますね。

アンコンディショナル・ラブ
2枚目のシングル「歌舞伎町の女王」収録。
シンディ・ローパーの「Unconditional Love」のカバー。
ダイナミックな歌い方は、まるで憑依したかのよう。

リモートコントローラー
3枚目のシングル「ここでキスして。」収録。
自宅のステレオのリモコンを見付けられなかった時のストレスを書いたもので、
比喩でもなくストレートに表現されているのですが、
かなりのイライラが伝わってきて、共感できます。
曲にすることでストレスを発散できるとしたら、最強のストレスコーピングですね。
才能がないとできないですけど。

眩暈
3枚目のシングル「ここでキスして。」収録。
デビュー前、イギリスに滞在していた時に描かれた楽曲で、
本人曰く「曇った感じ」なんだそうです。
そんなアンニュイは雰囲気はとても出ていて、
Aメロの林檎ちゃんの低音ボイスに惹かれました。

輪廻ハイライト
4枚目のシングル「本能」収録。
ザ・カクテルバーのCMに使われていて、
テレビで聞いた時は、本当にバーで聞きたくなるような、
ステキな曲だな、と未成年ながら思っていました。
その歌詞は空耳方式で、実際に歌われているのは英語なのですが、
英語に聞こえそうな日本語を無理やり当て字をして、歌詞カードには表記されています。

あおぞら
4枚目のシングル「本能」収録。
林檎ちゃんが高校生の時、遺伝性の目の病気で網膜剥離の手術を受けた男友達に、
「あおぞら」というタイトルで歌を作って欲しいと頼まれ、
彼からもらった手紙を元に歌詞を書いた曲だそうです。
そう思って聞くととても感慨深いのですが。
見える人にも、見えない人にも、空は心を映すものなのです。

時が暴走する
再発盤シングル「幸福論」収録。
「幸福論」や「すべりだい」の、さらにその前の出来事を綴った曲。
まだ想いを伝える前なのか、それともうまく行ってない時期があったのか、
この経験を経て、後の2曲へと繋がっていく。
しかし、若いのにこの哲学的な思想には脱帽です。

Σ
5枚目のシングル「ギブス」収録。
読みは「シグマ」。数学が得意な方にはおなじみ。
全編英語で、とってもカッコイイです!!
確固たる意志が、英語だとどうしてこんなにシャープに響くんでしょうね。
日本語にない無機質な感じが、そうさせるのかしら。

東京の女
5枚目のシングル「ギブス」収録。
ザ・ピーナッツのカバーで、「とうきょうのひと」と読みます。
昭和の懐メロなのですが、ロックに仕上がっていて、今聞いてもカッコイイ!!
地名がふんだんに出てくるのが、いかにも歌謡曲って感じですが、
林檎ちゃん自身の「丸の内サディスティック」もこの手法だったので、
もしやここにルーツがあるのでは?なんて勘ぐってしまいました。

17
6枚目のシングル「罪と罰」収録。
全編英語で圧巻のバラードです。
タイトルの数字は「17歳」の意味。
いろいろ思うところのあるお年頃ですよね。
自分の17歳頃のことを思い出したのですが、あんまりいい思い出ないな(笑)
何だかやりたいこともよくわからなくて、自分のこともよくわからなくて、
とにかくそんな名もなき現状が嫌で、人と同じことはしたくなくて…
ただひたすらにその信念ともいえないポリシーだけで、
毎日をこなしていた記憶しかないです。

君ノ瞳ニ恋シテル
6枚目のシングル「罪と罰」収録。
原題は「Can't Take My Eyes Off You」で、
日本人だけじゃなく、世界中で数々のアーティストにカバーさせた楽曲。
洋楽をさほど聞かない私でも、さすがにこの曲は知ってる。
軽快なバンドサウンドに仕上がっているので、聴きやすいですよ。

メロウ
シングル集「絶頂集」内「天才プレパラート」収録。
「天才プレパラート」は、当時行っていた学園祭ツアーで演奏したバンドメンバーで、
大学祭にちなみ、メンバーにアマチュアミュージシャンを起用しているとか。
そうとは思えない楽曲と仕上がりです。

不幸自慢
シングル集「絶頂集」内「天才プレパラート」収録。
本当のタイトルは歌詞中の「fuck off”g"men」をもじったもの。
まぁ、そのままじゃ世に出せないからね。。。
若さゆえの大胆な表現。
学園祭ならではのエネルギーに触発されそうです。

喪@CINコ瑠ヲュWァ
シングル集「絶頂集」内「天才プレパラート」収録。
タイトルは意図的に文字化けされているのですが、「ソーコールド」?
学園祭ツアーでは「SO COLD」と表記されていたそうです。
ブックレットにも歌詞が一切のってないので、全く推し量れないのですが。
全編英語で、キレッキレのロックは、それこそクールです。

愛妻家の朝食
7枚目のシングル「真夜中は純潔」収録。
世界的に有名なアコーディオニストのcobaさんが演奏に参加しています。
アコーディオンが加わることも斬新だし、
このあたりから、今までのロックでアナーキーな世界観とはまた違う、
新しい林檎ちゃんワールドが広がっていく気がしていました。

la salle de bain
9枚目のシングル「りんごのうた」収録。
2ndアルバム「勝訴ストリップ」収録の「浴室」を、
「平成風俗」でもおなじみ斎藤ネコさんの編曲・指揮による
52人編成のオーケストラアレンジで再録音していて、
タイトルをフランス語に、歌詞は英訳されています。
タイトルはフランス語で「浴室」という意味で、
フランス映画「浴室」の現代から。
一部は「平成風俗」に収録されている「浴室」にも使われているアレンジなので、
その完全版ともいえるかもしれません。

映日紅の花
映像作品「賣笑エクスタシー」内「御宝コンパクトディスク」収録。
まるで昔の童謡のような歌詞と、かわいらしいメロディで始まったかと思えば、
サビでは魅惑の世界観に惹きこまれる。
この何とも言えない世界観がたまりません。

~ここからはボーナストラック~
パッケージには記載されていないですが、ブックレットにはタイトルだけじゃなく、
ちゃんと歌詞やクレジットまで記載されています。
シングル集「絶頂集」内「発育ステータス」収録の3曲。
2000年に「発育ステータス」というバンドとして開催したシークレットライブツアーから、
ライブ音源のまま3曲収録したものです。

膨らんできちゃった
歌詞に博多弁が使用されているのですが、
このバンドのメンバーには同協の4人が起用されているのです。
何だか意味深なタイトルですが、この曲には、乙女の不安や憤怒の思いが込められており、
女子にはわかる内容かと。

はいはい
こちらも思春期の葛藤が伺えるような。
私の中では黒歴史の時代(笑)

光合成
粗削りな曲ではあるけれど、プロにアレンジされたらすごく変わるんだろうな、
という気がしました。
そこをあえて編集処理せず、そのままの音源で残すことに意味があると思います。



私と放電(通常盤)

私と放電(通常盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Records Japan
  • 発売日: 2008/07/02
  • メディア: CD


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タグ:椎名林檎
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