SSブログ

娯楽

娯楽と書いて「バラエティ」と読みます。
引き続きテレビ番組のジャンルがタイトルになっています。
ジャケットでは、メンバーがバラエティ番組に出演しているような場面になっていて、
林檎ちゃんがフリップを持っているのがすごく新鮮!

前作まではほとんどの楽曲の作詞・作曲を林檎ちゃんが手掛けてきましたが、
今作では林檎ちゃんは作詞だけに専念し、
メンバーの伊澤一葉さん、浮雲さん、亀田誠治さんによる楽曲で構成されています。
林檎ちゃん同様クラシックの教育を受けた端正なソングライティングが特徴の伊澤さんと、
カントリーからソウル/ジャズまでというふり幅のある浮雲さん。
そんな二人の楽曲を歌うことで、自身の曲とはまた違った声もあるのかもしれない。
その声に焦点を絞ったものもやってみたいという意欲作です。

ランプ
ランプとは高速道路のICなどの道路を意味するもの。
なので、ドライブミュージックに良いかもしれません。
すごくオシャレで快適なドライブになると思います。

ミラーボール
ギラギラしたイメージじゃなく、とっても大人なクラブミュージック。
あえて落ち着いた雰囲気で聞きたいです。

金魚の箱
タイトルから、金魚のアートアクアリウムが思い浮かびます。
一度行ってみたいと思ってみながら、一度も行ったことないんですよね。
ただ鑑賞されるために生きるって、どんな気持ちなんだろう。
よく大奥とか花魁が金魚にたとえられますよね。
林檎ちゃんが楽曲でそういう作品に関わることが多く、金魚に縁があるんだな。

私生活
これは名曲!
もしかしたら事変の中で一番好きな曲かもしれない。
魂の叫びとも言える壮大なバラードロックです。

OSCA
前作アルバム「大人」発売時のインタビューで林檎ちゃんが、
「今後について自分は曲を書かず、作詞と歌のプレイだけに関わったアルバムを作ってみたい」
という発言の通り、このシングルから林檎ちゃん以外のメンバーが作曲を担当しているのです。
この曲は浮雲さんが林檎ちゃんにより詞曲を依頼され製作しました。
タイトルは車好きの浮雲さんが、イタリアのスポーツカー「O.S.C.A」から取ったもので、
漫画「ベルサイユのばら」に出てくるオスカルのような劇的なイメージもリンクしたのかもしれないし、
「オスなのかメスなのか」という意味もあるそうです。
歌詞の内容は「だらしない男」について歌っています。

黒猫道
猫派なので、マイペースな猫の生き方にはすごく憧れます。
そんな唯我独尊な猫の気持ちを代弁している曲。
本当に「かまってくれるな」って思ってるんだろうな。
わかってるんだけど、ついかまいたくなっちゃうんだよね。
猫みたいに、他人のこと考えなくてよければいいのに。

復讐
本作で唯一鍵盤パートが無い楽曲で、伊澤さんはギターを担当しています。
全編英詞なんですけど、すごくクールでカッコイイ!!
まるで洋楽ロックのような仕上がり。
事変でも林檎ちゃんでも、なかなか新境地な曲なんじゃないかと思います。

某都民
浮雲さんと伊澤さんが、コーラスとしてではなくボーカルとして参加していて、
語手:浮雲さん、男唄:伊澤さん、女唄:林檎ちゃんという風に役割分担されています。
3者3様の声がマッチして、面白く聞けます。
まるでいろんな男女が行きかう東京のよう。

SSAW
林檎ちゃんと伊澤さんのデュエット。
タイトルの意味は、それぞれ四季を表わす英語の頭文字で、ファッション業界ではおなじみですね。
その通りに、四季を感じることのできる、爽やかな一曲です。

月極姫
浮雲さんが、フランス語でコーラスを歌っています。
有期契約で働く私は、「月極姫」みたいなもんじゃないかと思ったり。
まぁ、姫は余計だけど。

酒と下戸
お酒飲めないので、お酒の力も借りれないんですよ。
お酒飲める人うらやましいな。

キラーチューン
デモを聴いた林檎ちゃんが、「この曲はキラーチューンだ!」と直感し、
そのままタイトルになりました。
この曲独特のスウィング感が爽快で、
そこに浮雲さんがカントリー・テイストなギターで味付けをしている、
センスとテクニックが見事に融合した曲なのです。

メトロ
林檎ちゃんは何となく地下鉄のイメージ。丸サディの影響かな?
都会っぽく洗練されたメロディがお洒落です。



娯楽(バラエティ)

娯楽(バラエティ)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Records Japan
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD


収録曲をみる


タグ:東京事変
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。