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ベルセルク 35

前巻で描かれた新世界、ファルコニア。
その誕生により、世界は大きく変わりました。
その時、吹いた風は世界中に影響し、海の上のガッツ達にも…。
シールケはその異変を確実に感じ取っていました。

それが新章「幻造世界編」の始まり。
場面は、海上のガッツ達に戻ります。

海馬(シーホース)号を追ってきた謎の船。
砲撃するものの、なんと自ら潜って躱した!
さながら幽霊船のような様は、
パイレーツオブカリビアンの「フライング・ダッチマン」を思い出します。

その謎の船は、海賊「髭骸骨一家」の鮫乗り船長号(キャプテンシャークライダー)。
実はこの海賊、イシドロ達はお初ではありません。
33巻、ヴリタニス港でコミカルなやり取りをしていた海賊。
その時は微笑ましいおマヌケさんだったのですが、今や全く様子が違う。
人間やめてしまったそうです。

それでも何だかコミカルなやり取りをしていたら、
触手のような妙な怪物たちに襲われる。
そしてついに、船室で身体を休めていたガッツが久々に登場!
ロデリックも大砲を使って援護します。
そうこうしているうちに夜が明けて、海賊はすごすごと退散していく…。
転生したあとも、相変わらずのおマヌケさを残している敵はなかなか珍しいかも。

一時休戦。
しかし船に浸水箇所が見つかり、近くの孤島に停泊することに。
さびれた漁港がひとつしかない、小さな漁村の島は、不気味な様相を呈していました。
皆が警戒する中、上陸した途端、孤島が少年の探検心に火をつけ、イシドロとパックは暴走!
何やら怪しげな横穴を見つけました。
ところが、そこには決して近付くな、と警告する、島の少女。
曰く、その横穴は海神の住処で、島民にとって、そこに入ることは禁忌なんだとか。
そしてその海神とは、船を沈めたり、人を喰ったりする、恐ろしい禍神らしい。
もう怪しさ満点です!

少女の名前はイスマ。漁師をしている。
ひとりで暮らしているイスマは、どうやら村八分にされているらしい。
それは、イスマの母親が人魚だから。
当のイスマ本人も母親に会ったことがなく、確信はないのだが、
父親が人魚と付き合っていたことがあるらしい。
そのただならぬ気配を、シールケは感じ取っていました。
人魚だなんて、ますますパイレーツを思い出しちゃいますよね。

イシドロとシールケがイスマの家にいる間、
ガッツ達は食事をとっていました。
だけど店主も怪しげな雰囲気…。
今宵は満月。島の主、海神の復活祭だそうです。
どうなることやら…。



ベルセルク 35 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 35 (ヤングアニマルコミックス)

  • 作者: 三浦建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2016/06/24
  • メディア: Kindle版


世界は変わった。
昨日まで想像上だった怪物・化け物などが跋扈する新世界は、この星の隅々まで広がった。
その中心に現れた巨大で壮麗な鷹の都ファルコニア
夢をかなえたグリフィスと新生鷹の団が入城し、これから新世界が動きだす。
そしてエルフヘルムのあるスケリグ島へ航海を続けるガッツたちにも変貌した世界は牙をむく。
伝説の幽霊船が襲ってきたのだ!!
タグ:ベルセルク
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