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Opus

この作品からシングルは発売されず、ミニアルバムが発売されるようになりました。
構成としては、新曲3曲に加えて、既存曲のバラードバージョン。
それからボーナストラックとして、新曲のミュージックボックスによる
インストゥルメンタルバージョンなります。

それでは、まず新曲のレビューから。

Opus
ルルティアの楽曲には、ネガティブな感情で心の奥底まで沈むものもあれば、
晴れやかで幸せいっぱいな曲もあり、極端な分化をするのですが、
この曲は明らかに前者の方。
歌詞の1語1語が心の底をえぐってくるのです。
すごくドロドロした感情なんだけど、ルルティアの歌詞で表現すると、綺麗さすら感じる。
だから聞いていると何だか心のデトックスになるような気がするんでしょうね。

流光
こちらもハッピーな曲ではないですが、とても切実さや儚さが表現された曲。
ミディアムテンポでたたみかけるようなサビが、焦燥感を加速させます。
この主人公の少年には、無事に想いを届けることができたらいいな、と
切に願ってしまいます。

もう1曲の新曲、「星と羽」は歌詞が掲載されておらず、
いずれ発売されるアルバムにも収録されるので、その時にまた書かせていただきます。


そして、既存曲のバラードバージョンについて。
今回収録されたのは、「水景色 星模様」「愛し子よ」「アラベスク」。
本人曰く、ルルティアの曲はどの曲もバラードにできるらしく、
かねてよりバラードアルバムを作りたいと言っていたのが形になりました。
「水景色 星模様」と「アラベスク」は、シンプルでアコースティックなアレンジになったので、
もともと幸せいっぱいの暖かい曲でしたが、優しさが増しました。
「アラベスク」なんてピアノアレンジで、弾き語りしたら素敵だな。
激変したのは「愛し子よ」。
この曲はデビュー曲で、その衝動的な内容からかなり衝撃を受けた曲でしたが、
こういうバラードバージョンになって、今度は儚さがプラスされました。


そしてミュージックボックスについて。
いわゆるオルゴールの音色によるインストです。
ルルティアの曲は、どの曲がオルゴールになってもいいな、という感じ。
単にミュージックボックスで演奏しているというだけでなく、
「Opus」では水滴が反響し、「流音」では滝のように雨が降るという、
もともとの曲が持つ雰囲気を維持したアレンジになっているのも素晴らしいです。



Opus

Opus

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: PHOERIX RECORDS
  • 発売日: 2007/06/27
  • メディア: CD


1.Opus
2.流光
3.水景色 星模様(Ballad Ver.)
4.愛し子よ(Ballad Ver.)
5.アラベスク(Ballad Ver.)
6.星と羽
BonusTracks
7.Opus(MusicBox)
8.流光(MusicBox)
タグ:ルルティア
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