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ホタルノヒカリ 6

部長が出ていって、久々の一人暮らしに戻った蛍。
それなりに頑張ってはいるのですが、
改めて仕事と生活と恋愛の両立をする大変さを実感する。
みんな当たり前にやってることなんだけど、
よく考えたら、すごく絶妙な時間の采配をしてるんだよね。
私なんて仕事と生活でいっぱいいっぱい。
もっというなら、仕事と生活と趣味(やりたいこと)か。
趣味なんて高尚なものじゃなくて、
好きなこととか単に自分がやりたいことで、一切お金にはならない活動ですけど。
もうちょっと若ければ、ここが夢につながってたりしたんですけどね。
ともかく、そんな状態で、そこに恋愛など入ってくる余地はありません。
だから蛍を始め、恋愛に一生懸命な女子たちは尊敬します。

とはいえ、根が干物女な蛍。
そうそう思い描くようにうまくいかなくて、へこたれちゃうことだってあるんですよね。
それまでの蛍だったら簡単にあきらめちゃっただろうけど、今の蛍は違った!
これはきっと部長のおかげかな?

そんな蛍も27歳、結婚を意識するお年頃です。
ところが蛍の結婚観は人と違っているようで…。
それは、「結婚したらもう恋愛しなくていい!」ってこと。
蛍曰く、結婚すればそれまでみたいにキバッてデートしなくて済むし、
多少のガサツな素を見せても許してもらえる、と。
しかもよっぽどのことがなければフラれることもナシ!

こんなナメた考えは、主婦の皆様を一気に敵に回すと思いますが…。
もちろん結婚したら立場が変わるわけだし、
家と家との結びつきなので、人間関係がより複雑になる。

それはさておき、ふいに立った結婚フラグに、蛍は一喜一憂していたのでした。
そもそもキッカケはマコトくんから同棲を持ちかけられたこと。
周囲から、それは結婚フラグじゃないか!?と言われる。
それからというもの、蛍は事あるごとに結婚を意識しまくり。
人生の先輩から、結婚の実際を教えてもらうのです。

仕事で前社長夫人に会った時のこと。
当時はお見合い結婚の時代だったけれども、
そうやって流されるように結婚して、子供が生まれて、
子供が独立した後はまた二人になって、夫に先立たれて一人になって、
いつもなんだかんだで幸せだという話を聞く。
確かに結婚は一生の選択で、人生を変える一大イベントではあるんだけど、
そんなにすごく肩ひじはることでもないのかな、と前向きになったのでした。

そんな中、社内イベントでキャンプ会が開催される。
取引先も呼ぶので、いわば一泊で接待するようなもの。
プライベートならともかく、仕事でキャンプなんて、想像しただけでめんどくさそうなのですが…。
今までの蛍もそう考えていたに違いない。
ところが、結婚フラグにテンション上がってる蛍は、
ここは女子力=結婚力を試されるチャンスでは!?と意気揚々と参加することに。

早速、先輩主婦の皆様のもとへ。
「料理なんてテキトーよ」とか、
「豪華に見せる手ヌキのワザもいっぱいあるの」とか、
「毎日のことだからいちいち手間かけてられない」とか、
よく交わされがちな会話ですが、それは蛍の好きなワードだらけ。
干物生活と結婚生活が似てるものじゃないか?と錯覚すら覚えてしまう…。
だけど当然ながら、マネしようと思っても簡単にできるわけじゃない。
他人様に気をつかわれているのに、身を委ねてしまいそうな、この安心感。
いわゆる「母性」というものですね。
若い娘たちの気配りがやや付け焼き刃なのに比べ、
主婦の皆様は、日常生活で常に無償の愛をそそぐ対象がいるからではないか?と。
長年培われてきたもので、それはかなうものではないですね。
私もめったに行かない飲み会なんか行くと、たいした気配りなんてできないんですけど、
もう若くもなく、母性も備わってないので、すごく中途半端だなーって思います。。。

結婚の課題も見えてきたところで、ますます結婚ドリームを膨らませる蛍。
調子に乗った蛍は、他人の恋のキューピッドを買って出るのです。
前から密かに優華に恋心を抱きながらも、ずっと打ち明けられずにいた殿。
それを知っていた蛍は、この際告白してみてはどうかとけしかける。
果たして蛍の作戦はうまく行くのか、殿の恋の行方は?
結果は書きませんが、強がりな殿が蛍には本音を打ち明けたところは良かったです。
それと、殿が髪を切った!
それまで部長と髪型が若干似てたので、短い方が全然良いです!!


「結婚」とは、「誰かと一緒にいる」とはどういうことか考えさせられた巻。
うーん、結婚かぁ。。。そもそも誰かと暮らすなんてできないな。
枯れ切ってるな、私。



ホタルノヒカリ(6) (Kissコミックス)

ホタルノヒカリ(6) (Kissコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/08/11
  • メディア: Kindle版


結婚したら、恋愛しなくていいって本当ですか?

部長が家を出てひとりになって、
仕事して生活して恋愛することの大変さが身にしみまくりの蛍。
そんな時、意識し始めたのは結婚の2文字。
「恋愛」よりもラク(?)な、「結婚」に走ろうと企むが……?


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