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DEATH NOTE 3

部屋に監視カメラを設置されたことに気づいた月。
そこからの監視カメラ越しの駆け引きというかやり取りは見ものです。

監視カメラの設置場所はリュークのおかげで全部わかりました。
Lもまさか死神がいるなんて思わないし、死神の姿がカメラに映るはずもないしね。
普段は人間の味方をしない死神が、大好物のリンゴの為に協力するのはかわいかったです(笑)

しかし監視カメラに気づいたからといって、怖気づくような月ではない!
というかむしろ、監視カメラを設置されている間、キラによる殺人が止まってしまったら、
その方が逆に怪しまれる。
そこで月は巧妙な策を講じるのです。

夕食後、部屋で受験勉強をする月が用意したのは、「ポテチ」。
勉強のお供にポテチなんてよくやりがちな光景ですよね。
そのポテチの袋の中に小型液晶テレビとノートの切れ端を仕込み、
ポテチをつまむフリをしながら、ノートに報道された犯罪者の名前を書きこむという、
実に器用なワザ!
名前を書きこまれた犯罪者は死に、ある意味「アリバイ」を成立させる。
そして証拠隠滅のために、ポテチの袋と一緒に小型液晶テレビも処分した!
高校生が4万円弱もしたテレビを使い捨てるなんて、潔いというか、手段を選ばないというか…。
これでどうにか疑いは晴れ、月の部屋から監視カメラは外されました。

監視カメラも外され、月は晴れて大学生になりました。
難関の東応大学を、当然のように主席で合格。
ところが主席はもう一人いました。
「流河旱樹」という有名アイドルと同姓同名で、明らかに偽名を使ったヤツ、
それはL本人でした。
入学式で初めて顔を合わせた二人。
Lは月に「自分はLだ」とカミングアウトしてきたのです!
まさかL自ら顔を出してくるとは。
ただしそれはLの挑発でもありました。
もしLが死んだら月に疑いがかかる。
しかし、アイドルの流河旱樹が死ねば、それもまた月に疑いがかかる。
つまり、Lが顔を明かしてきたところで、月には何もできないということ。
負けず嫌いの月は、激しい屈辱を味わい、死神も驚くほど取り乱していました。
監視カメラを外しても、Lはどこかで月を疑っていたのでしょうね。

それからLと月はテニスをしたり、お茶をしたりと、
事あるごとに互いに探り合う。
まるで互いにプロファイリングしているかのよう。
そんな中、月の父が過労で倒れ、探り合いは小休止。
月とLが二人で訪れた病室で、父は月にL本人であることを証明しました。
奇しくも月が望んだ結果になる。
ところが、父はこうも言いました。
「悪いのは人を殺せる能力だ。そんな能力を持ってしまった人間は不幸だ。
どんな使い方をしても人を殺した上での幸せなど真の幸せであるはずがない」と。
これは月にも響いた言葉でしょうが、負けず嫌いの月が認めるはずがありません。

数日後、テレビ曲にキラからのメッセージが届き、番組内で放送されました。
それは次々と予告した者を殺していき、キラの力を信じさせ、
キラが作ろうとしている世界に賛同するか問うもの。
結果いかんによって異なるビデオが用意されているというのです。
そこへ一人の勇敢な捜査官がテレビ曲に向かいましたが、その玄関で殺されました。
それは捜査本部の一員、宇生田。
仲間の死に怒り、悲しむ間もなく、テレビ曲の玄関から警察車両でつっこんでいった人が!!
その人は、入院中の月の父でした。恐るべき執念と正義感。
この気迫に圧倒されたディレクターは、放送を中止し、キラからのテープを全て渡しました。
それから4日後、テープを確認したLがキラに出した答えは「ノー」でした。

この一連のテープはなんと、月本人の行動ではなく、偽キラによるもの。
偽キラの登場は、月本人が一番驚いたのではないでしょうか。
偽キラの思惑は一体何なのか、月本人はどうするのか、
予想外の展開に、ますます読むスピードが速まるのでした!!



DEATH NOTE (3) (ジャンプ・コミックス)

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  • 作者: 大場 つぐみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/09/03
  • メディア: コミック



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