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DEATH NOTE 1

一時期、一世を風靡したDEATH NOTE。
例外なく私もハマり、展開が早いので一気に読みふけっていました。
まずは1巻ということで、月がデスノートを拾うところからの、いわば入門編。
デスノートの使い方にはいろいろなルールがあるのですが、各話の間にまとめてくれているのがありがたい。
それでは早速、レビューします。


ある死神が人間界にデスノートを落とした。
そのノートに名前を書かれた人間は必ず死ぬという、死神の仕事道具。
…のはずですが、今の死神界は腐りきっていて、ノートに名前を書く死神なんてほとんどいない。
そんな退屈しのぎもあってか、リュークは気まぐれに人間界にノートを落とす。
そしてノートを拾ったのは、日本の高校生の夜神 月(ライト)。
彼は成績優秀な秀才で、彼は彼で高校生活に退屈していた。

何の気なしにノートを手にした月は、ノートの使い方を見て、最初は冗談だと思う。
その使い方とは、
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ
書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない。
名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くとその通りになる。
死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。
死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。

これがごくごく基本的なデスノートの使い方のルールです。
こんなノートが落ちてたら、たいていの人はイタズラだと思って当然。
月も最初はそうだったのですが、ふとテレビで報道された犯罪者で試してみると、何と実現してしまった!

ノートを拾って数日後、ノートの効果を実感した月の前にリュークが姿を現す。
所有者はノートの元持ち主である死神の姿や声を認知することができる。
デスノートを持っている限り、自分が死ぬまで元持ち主である死神が憑いてまわる。
死神は通常、人間がノートを使った39日以内に使った者の前に姿を現す。
ノートを拾った当初はびっくりしたり、純粋な少年の反応だったのですが、
リュークが姿を現した時には全く動じず、顔つきもだいぶ変わってました。
そうなるまでに、何人もの悪人の名前を書き、死なせていたから。
月は既に決心していました。「デスノートで世の中を変えてやる」と。

こうして月はデスノートを使って、世の中の悪人に裁きを下すことに決めたのです。
月の「粛清」は世間にも広まっていて、「キラ」(=killerが由来)という俗称までつけられていました。
ところが別の角度から見れば、手段や動機はどうあれ、大量殺人には変わりなく、
すでに警察どころかICPOまでが動き出していました。
裏ではLという、誰も正体は知らないが、それまで世界中の事件を解決してきた功労者がついている。
そのLは、犯行時刻から犯人が学生であること、それも日本にいることまで割り出してきます。
そのことがかえって月の心に火をつけた!!
月はデスノートの使い方を応用し、死の時間を巧みに操って操作を翻弄させる。
この駆け引きが面白いのです。
月とL、互いが互いの正義を主張して、先手を行ったり裏をかいたりしながら、目が離せない展開。
私も先が読めないので、読んでるうちにあっと言わせられます。


月の「理想の世界をつくる」という大義のもとに展開していく物語かと思えば、
いつの間にかメインは月vsLの頭脳戦になっていたので、若干あれ?と思ったのですが、
それはそれで面白いです。
普段使わないアタマをフル回転させられるような気がして、アタマの体操になります。
ブログを書くついでに改めて読み直しながら、アタマのリハビリをしたいと思います(笑)



DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

  • 作者: 小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/04/02
  • メディア: コミック


このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。
死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。
ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!!
かつてないスリルとサスペンス!!
タグ:DEATHNOTE
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