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オリジナルアルバムとしては久しぶりで、だいぶシングル曲がたまってる!
気づけば半分がシングル曲でした。
でもシングル曲に限らず、名曲が多い1枚だと思います。


君の詩
詩と書いて「コエ」と読ませます。
アルバムの最初の曲は、しっとりとボサノバ調のおしゃれな曲から。
落ち着いたオシャレな雰囲気がで始まるのがいいです。
周りがどんなに変わっていっても、抱いた想いは変わらない。
静かだけど確固たる意志を感じさせる曲です。

ROCK STAR
ロックスターと聞くといわゆるバンドマンやミュージシャンなど、
音楽関係でロックを奏でる人たちのことを想像しますが、
ここで言うロックスターとはそういう意味ではなく、石ころの意味だそうです。
光り輝く彗星も、よく見たらゴツゴツした岩のような隕石だったり、そういうことですね。
そう思うと少しは誇りも持てるというもので、最低限のプライドです。

STRAWBERRY & LION
いちごとライオン…可愛らしさと獰猛さの退避で、赤ずきんちゃんのイメージ。
そういえばPVも赤ずきんちゃんのモチーフでしたね。
息をつく間も与えないような曲調が好きです。

理由なきNew Days
高校サッカーのテーマソングだっただけあり、
広いフィールドを駆け抜けていくようなイメージがぴったりの青春ソングです。
リアルに少年の声も入ってます。
その台詞の部分はカタカナで表記されていて、何だか宮沢賢治みたい。
日々どんなに辛いことがあっても、何事もなかったように新しい日は来るわけで、
そのたびに立ち上がって、一歩踏み出していくしかない。
特に少年の間は自分の力ではどうにもならないことが多いけど、自分でやれる限りのことをやって進んでいく。
私も学生時代は理不尽だな~って思ったことがよくあったけど、今になったら冷静に振り返ることができる。
この曲はそんな青春を謳歌してる人たちに届けたいですね。

HARD WORKER
岡村靖幸さんプロデュースのぶっ飛んだ曲です。
歌詞カードは英語で書かれているんですけど、発音を工夫して、日本語に似せて聞こえるようになっているのです。
その日本語を解読するとまた別の意味になって、そこに真の意味があるので面白い。
全国の労働者のみなさん、テンションあげていきましょう!(笑)

小さな花飾り
3拍子のアンティークな雰囲気の曲です。
子供達の夢見る自由を奪ってはいけないと強く思います。
大人になって、いつか捨て去らなくてはいけなくなったとしても、子供の時に抱いていたものは無にしてはいけない。

- そこにある すべて -
涼しげな音色から、何となく夏の海が似合いそうですが、別段、海の歌というわけではないです。
ありのままの現実を受け止められず、後悔や孤独を抱えて押しつぶされそうな時、
いい意味で全て投げ出す勇気を与えてくれる。
何でも「疲れた」の一言で片付けてしまう前に聞いてほしい曲です。

I mean …
壮大なストリングスの響きが流れたと思ったら、クラブミュージックのようなグルーヴ感も漂ってきて、
ギャップというかこれはもうコラボレーション!?
なかなか面白い曲だと思います。
目に映るものや耳に響くものだけが真実なのではなく、心で感じたものが真実。

F.O.
決して書いたり口にしたりできない言葉の略語です。
それくらい鬱屈したものを吐き出すエネルギーに満ちています。
他人を責めて傷つけて、自分は被害者を装って、
そんなことをしてるヒマがあったら、またゼロからやり直せばいいんだよ!!

- 誰もいない海を見てた -
こちらは静かな海の波しぶきの音が似合いそうな曲。
広い海を見てるとどうしても感傷的な気分になってしまいますよね。
海の青さがまた涙を誘うのです。

未だ見ぬ景色
ポジティブな人にだって泣きたい時くらいあるだろうけど、どうしているのだろう?
私はそれほどポジティブ思考じゃないので、ツライ時はツライし、落ちる時はとことん落ちる。
そうしてるうちに、いつの間にかまた歩き出してる。
ただどんな人でも共通なのは、先のことは誰にもわからないってこと。
それだったら少しでも前向きに、がむしゃらに走っていたの方がいいのかな。

- 僕はここにいる -
確かアイドルを目指すオーディションをテーマにしたアニメの主題歌で、ほんとにピッタリだと思いました。
私が漠然と夢を抱いていたあの時も、逃げ出したくなることは何度もあった。
そして今、結果的に逃げ出したようなカタチになってしまっているけど、
実際はあきらめたわけじゃなく、また次のチャンスを虎視眈々と狙っている。
今度は失敗しないようにと作戦を練ってる。
我ながら懲りないなぁって思うんだけど、きっとたいしてビビッてないんだよ。
今度は逃げ出さなくていいような道づくりをしよう。

Thank you
昔から誰もが使ってきた言葉「ありがとう」。
言いたくてもなかなか素直に言えない言葉。
言いたい人、言わなくちゃいけない人はたくさんいるけど、
先月をもって活動休止になったSOPHIAもそう。
「解散ではない」という言葉を信じて。


これは自伝的な歌かな?
何の役に立つのかわからないような漠然とした夢を持ったことがある人なら誰もが共感できること。
そりゃ誰かのためにというよりも、最初は自己実現欲の塊かもしれないけど、
こういう人たちがいないと困ってしまうのです。
感情のはけ口がなくなってしまうから。
不安定で正解などない表現活動の道で、うまく行かないことも多い。
そんな時は止まって、休んでみるといいよ。
休むことを誰も責めたりしないから。
そんなネガティブさもわかるから、私は待っていられる。

最後にメンバーそれぞれが1フレーズずつ歌ってます。
松岡さん以外の声が聴けるなんて貴重!
その部分は歌詞カードに掲載されてないので、耳を澄ませて必聴です。



夢

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2003/09/25
  • メディア: CD


1.君の詩
2.ROCK STAR
3.STRAWBERRY & LION
4.理由なきNew Days
5.HARD WORKER
6.小さな花飾り
7.- そこにある すべて -
8.I mean …
9.F.O.
10.- 誰もいない海を見てた -
11.未だ見ぬ景色
12.- 僕はここにいる -
13.Thank you
14.夢
タグ:SOPHIA
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