SSブログ

サングローズ

Coccoの4枚目のアルバムですが、このアルバムをもって一度マイクを置いたのです。
個人的なことですが、私もこの春、事務所を辞めて、芝居関係は休業するので、
何となく心境がリンクしてしまう…。
つい、しみじみと浸ってしまいます。
今、彼女は再び戻ってきましたが、いつか私も戻ってこれますように。


珊瑚と花と
南の島の海辺で、軽やかに流れてきそうな爽やかな曲。
綺麗な青い海や波、白い砂が浮かんできます。
東日本の海辺は、先の大津波で大変な被害を受けてしまったけれども、
いつかまた綺麗な海岸線が戻りますように。

わがままな手
ハードなロックで、そこに感情的に歌うのがCoccoらしい。
こういう切なる歌詞は、えぐるように響きます。

Why do I love you
こちらもロック。
全編英詞なので、洋楽みたいなロックです。
Coccoの作品は、日本語詞には英訳、英詞には日本語訳と、
それぞれ対訳がついてるのが特徴なのですが、
この曲の日本語訳は、カタカナ表記されているのです。
同じ言語でも、カタカナにすると、こんなに印象が違うんだな。
何というか、無機質な感じや、いろんな思いが全てフラットにされてしまったような。
音で聞こえる表現でなく、表記にすらこだわりを持つあたりに、表現者としての真髄を感じます。

羽根
この曲、本当に大好きなのです。
羽根をモチーフにした表現自体がもともと好きなんですけど、
このおおらかなメロディが心に沁みて。
今の私の心境ともマッチするかな。
一度燃え尽きても、土へ帰り、また戻ってくるよ、きっと。

美しき日々
この曲も響きが綺麗で、好きな曲です。
言葉では何とも言いがたいんだけど、是非、直接聞いて感じ取ってほしい。

歌姫
歌詞の言葉遊びだったり、すごく楽しそうに歌ってるのが伝わってくる。
まさに天真爛漫な歌姫
明るくさよならを伝えたかったのかな。

風化風葬
この曲も大好き。
また私の心境にもシンクロしてます。
事務所を離れて何が辛いって、仲間たちや先輩と離れること。
でも、大丈夫。それぞれの道を歩んでいくから。

Still
これはきっと実話なのかな?
小さい頃に思い描いてた通りの大人になれた人なんて数少ないと思う。
そして今もまたその夢を追い続けてる人も多いと思う。
私もしかり。未だ迷い中…

Dream's a dream
全編英詞で、前向きな歌詞のロックです。
アメリカのスクールライフに似合いそう(笑)
チアガールとかが踊ってそうなイメージ?

星に願いを
この曲も大好きです。
ちょっとアンニュイな感じで、達観したような歌詞が、
タイトルとは裏腹で、良い意味で裏切られる(笑)
強きなロマンチスト具合が、私にはちょうど良い。

卯月の頃
春は出逢いと別れの季節ですが、そんな季節に優しく響きます。
どういうわけか、私も春になると、新しい環境に変わることが多いのです。
思い出を胸に旅立つ全ての皆様の、素晴らしい明日を願って。

焼け野が原
休業前の最後のシングルでした。
Mステでこの曲を歌い終わって、マイクを置いてスタッフの元へ走り去って行った姿が印象的だったな。
私も先の公演がラストになったわけで、終演後、ボロ泣きしてたんだけど、
当時のCoccoの気持ちがちょっとだけわかった気がした。
きっと私も戻ってこれるよ、いつか。

コーラルリーフ
空と海と、綺麗で鮮やかな情景が浮かんできます。
こんな風に、生まれ育った地を、自然を愛し、歌に願いをこめた彼女のことを、
私は一生忘れない。
目にも耳にも焼き付けたいと思った。


サングローズ

サングローズ

  • アーティスト: こっこ,根岸孝旨
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2001/04/18
  • メディア: CD


1.珊瑚と花と
2.わがままな手
3.Why do I love you
4.羽根 http://youtu.be/IPTJcFPEATg
5.美しき日々
6.歌姫
7.風化風葬
8.Still
9.Dream's a dream
10.星に願いを http://youtu.be/JWcbHfqvEX4
11.卯月の頃
12.焼け野が原 http://youtu.be/EFiyRTYYJi4
13.コーラルリーフ
タグ:Cocco
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0