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新世紀エヴァンゲリオン 6

1冊まるごと、トウジと3号機のエピソードがメインなんですけど…
この話は何度読んでもしんどい。
アニメ見たときもものすごいショックで、しばらく辛く重たい気持ちが残ってました。。。

コミックでも全く同じ。
むしろアニメ以上にキャラの心情にスポットを当てたコミック版の方が、ズシッと重かったかも。

何が辛いって、前半は普通の中学生の日常が描かれているのに対し、
後半のあの仕打ち…。

シンジも、トウジやケンスケと絡んでるときは普通の男子中学生だなーって思ったり、
アスカもヒカリも、好きな人を思う乙女な中学生。
そこには学園モノに良くあるような、甘酸っぱい青春が描かれてる。
こうしてみてると、シンジもアスカも普通の中学生なんだなーって思う。
私は中学から女子校だったから、こういう共学の学校生活って送ったことなくて、ちょっとうらやましいんだよね。

でも、情勢はそんなノンビリしていられる状態ではなく、シンジやアスカは、人類のために戦ってる。
そんな中、トウジが4人目のパイロットとして選ばれて、3号機に搭乗するものの、
使徒に乗っ取られてしまい、3号機は使徒として破棄されることに。初号機の手によって
それはシンジの意志とは関係なく、シンジはエヴァとのシンクロを解除され、
代わりにダミーシステムが動かしていたのだけど。
それはもう心ではないのです。。。まさに無情。
どうすることもできず、エントリープラグに座ってるだけのシンジの気持ちを考えると、辛くて辛くて…。
目の前で友達がめちゃくちゃにされるなんて。
これ以上、酷なことなんてないんじゃないかって思った。

また、トウジのことを一途に思ってるヒカリの姿も健気で、やりきれない。
一度でもいいから、お弁当渡せたらよかったのに。

何度読み返しても辛いです。
14歳の少年・少女が背負うには過酷な運命だよ。
もうシンジの笑顔は見られないんじゃないかなーって思わせるお話でした。


新世紀エヴァンゲリオン (6) (角川コミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン (6) (角川コミックス・エース)

  • 作者: 貞本 義行
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: コミック



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