FAMILY
スガシカオさんの曲の歌詞を見てると、よく家族が登場するので、
このアルバムタイトルにはそんな自覚があるのかな？と深読みしてみたり…。
前作は、個人作業の蓄積がベースになっていたのに対して、
このアルバムはタイトル通り、様々なミュージシャンの手を借りてレコーディングが行われていて、
音楽的な成長とアプローチの拡がりが感じられました。
いたずらにサビで盛り上げたりはしないのに、耳から心へじわりじわりと入り込んでくる。
収録された楽曲はそのすべてについて記名性と物語性が強固となり、
"誰にも似ていない"地平を開拓していました。
日曜日の午後
家族団らんの象徴の「日曜日の午後」も、
スガさん節にかかるとこうなるのね！！
ストーリー
疾走感のある心地良いグルーヴを持った5thシングル。
この頃から自身の歌詞にスポットが当たり始めた状況を受けて、
「逆に当たり障りのない歌詞を書いてみようと思った」という動機で書かれています。
当時のシーンの傾向に歩み寄って、物語として当たり前の言葉のみを用い、
極力個性を排除しようという実験的な試みで生まれた曲でしたが、
結果として多くのファンの心に響く希望のアンセムとなりました。
安全と冒険、退屈と充実など、いろいろな選択はありますが、
その答えによって、この先のストーリーは変わっていく。
愛について
この曲は泣けると思う。
リアルな歌詞は、婚活中の皆様に捧げたい曲。
実はこの曲は、スガさんがデビュー前に圧胴していたバンド用に書いた古参曲。
オーディション用デモテープにも入っていた曲ですが、
今日聴ける完成品は歌詞・アレンジ共に当時のデモからほぼそのままの状態だそうです。
すでにデビュー以前から開花していたスガさんの才能を物語っていますね。
スガさん自身、デビュー以前から"勝負曲”として温めていたのだそうです。
ひとりごと
人知れず思ってるひとりごと。
この曲、イイ曲で、大好きです。
モノローグ調の歌詞が多いスガさんですが、
この曲はタイトル通り、キャリア初期における究極の"ひとりごと"です。
"君"に向けて精一杯の立ち振る舞いを見せるものの、
本当は何ひとつできやしない男の"心のひだ"が飾らない言葉で描かれています。
たいくつ／ゆううつ
このシニカルな感じは、スガさんの右に出るものはいないでしょう！
リンゴ・ジュース
ナイフがキーワードになってるんだけど、鋭いイメージがスガさんにピッタリ。
Happy Birthday
切ない誕生日だ…。他人のだけど。
誰かの誕生日に、こんな風に思ってる人がいるんだなぁと実感。
杏子さんに提供された楽曲で、
そのシングルは劇場映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』主題歌となりました。
デビュー前後の頃、スガさんのデモテープを聴いた杏子さんから、
「これ歌わせてくれない？」と要望があったそうです。
後にスガさんは、
「こんなタイトルが一曲くらいは自分にもあっていいんじゃないのかな？」
という想いで描いた」と語っています。
TVアニメ版のハチクロ挿入歌にも起用されましたね。
このところ ちょっと
ライブでは主に終盤で演奏され、サビの「ラララ…」を観客が合唱する大人気ナンバー。
この歌詞、面白い！
"書留"や"2万円"といった、ポップスでは珍しい言葉が躍ります。
私もすぐ音信不通になっちゃう人なんだけど、こんな風に思われてるのかな（笑）
音色・テンポ共に軽快かつ快楽的なディスコ調のドラムと、
キュイキュイ（終盤ではガシガシ）したギターが快感です。
ちなみに「ラララ…」のコータスは、当時のマネージャーやレコード会社のスタッフ等で結成された、
"ヘルスエンジェルス"が担当しました。
バクダン・ジュース
破滅的な解決方法を望んだときの話。
こういう状況ってあるよね。前には進まないけど。
お別れにむけて
タイトル通り、スガさん流のストーリーテリングで"別れ"を描いたナンバーです。
当時スガさんは「意味をなしていないのに聴いた時の衝撃がある。
圧倒的な悲しみや見えない不安が衝撃となってリスナーの耳を襲う」楽曲の一つとして、
この曲を挙げています。
大人の分別のある別れ話。
平和的にお別れが言えるなら、何より。
１．日曜日の午後
２．ストーリー https://youtu.be/HIAAPdHsR6s
３．愛について https://youtu.be/Yk3M5Dd8xKY
４．ひとりごと
５．たいくつ／ゆううつ
６．リンゴ・ジュース
７．Happy Birthday
８．このところ ちょっと
９．バクダン・ジュース（生タイプ）
１０．お別れにむけて
このアルバムタイトルにはそんな自覚があるのかな？と深読みしてみたり…。
前作は、個人作業の蓄積がベースになっていたのに対して、
このアルバムはタイトル通り、様々なミュージシャンの手を借りてレコーディングが行われていて、
音楽的な成長とアプローチの拡がりが感じられました。
いたずらにサビで盛り上げたりはしないのに、耳から心へじわりじわりと入り込んでくる。
収録された楽曲はそのすべてについて記名性と物語性が強固となり、
"誰にも似ていない"地平を開拓していました。
日曜日の午後
家族団らんの象徴の「日曜日の午後」も、
スガさん節にかかるとこうなるのね！！
ストーリー
疾走感のある心地良いグルーヴを持った5thシングル。
この頃から自身の歌詞にスポットが当たり始めた状況を受けて、
「逆に当たり障りのない歌詞を書いてみようと思った」という動機で書かれています。
当時のシーンの傾向に歩み寄って、物語として当たり前の言葉のみを用い、
極力個性を排除しようという実験的な試みで生まれた曲でしたが、
結果として多くのファンの心に響く希望のアンセムとなりました。
安全と冒険、退屈と充実など、いろいろな選択はありますが、
その答えによって、この先のストーリーは変わっていく。
愛について
この曲は泣けると思う。
リアルな歌詞は、婚活中の皆様に捧げたい曲。
実はこの曲は、スガさんがデビュー前に圧胴していたバンド用に書いた古参曲。
オーディション用デモテープにも入っていた曲ですが、
今日聴ける完成品は歌詞・アレンジ共に当時のデモからほぼそのままの状態だそうです。
すでにデビュー以前から開花していたスガさんの才能を物語っていますね。
スガさん自身、デビュー以前から"勝負曲”として温めていたのだそうです。
ひとりごと
人知れず思ってるひとりごと。
この曲、イイ曲で、大好きです。
モノローグ調の歌詞が多いスガさんですが、
この曲はタイトル通り、キャリア初期における究極の"ひとりごと"です。
"君"に向けて精一杯の立ち振る舞いを見せるものの、
本当は何ひとつできやしない男の"心のひだ"が飾らない言葉で描かれています。
たいくつ／ゆううつ
このシニカルな感じは、スガさんの右に出るものはいないでしょう！
リンゴ・ジュース
ナイフがキーワードになってるんだけど、鋭いイメージがスガさんにピッタリ。
Happy Birthday
切ない誕生日だ…。他人のだけど。
誰かの誕生日に、こんな風に思ってる人がいるんだなぁと実感。
杏子さんに提供された楽曲で、
そのシングルは劇場映画『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』主題歌となりました。
デビュー前後の頃、スガさんのデモテープを聴いた杏子さんから、
「これ歌わせてくれない？」と要望があったそうです。
後にスガさんは、
「こんなタイトルが一曲くらいは自分にもあっていいんじゃないのかな？」
という想いで描いた」と語っています。
TVアニメ版のハチクロ挿入歌にも起用されましたね。
このところ ちょっと
ライブでは主に終盤で演奏され、サビの「ラララ…」を観客が合唱する大人気ナンバー。
この歌詞、面白い！
"書留"や"2万円"といった、ポップスでは珍しい言葉が躍ります。
私もすぐ音信不通になっちゃう人なんだけど、こんな風に思われてるのかな（笑）
音色・テンポ共に軽快かつ快楽的なディスコ調のドラムと、
キュイキュイ（終盤ではガシガシ）したギターが快感です。
ちなみに「ラララ…」のコータスは、当時のマネージャーやレコード会社のスタッフ等で結成された、
"ヘルスエンジェルス"が担当しました。
バクダン・ジュース
破滅的な解決方法を望んだときの話。
こういう状況ってあるよね。前には進まないけど。
お別れにむけて
タイトル通り、スガさん流のストーリーテリングで"別れ"を描いたナンバーです。
当時スガさんは「意味をなしていないのに聴いた時の衝撃がある。
圧倒的な悲しみや見えない不安が衝撃となってリスナーの耳を襲う」楽曲の一つとして、
この曲を挙げています。
大人の分別のある別れ話。
平和的にお別れが言えるなら、何より。
- アーティスト: スガシカオ
- 出版社/メーカー: キティ
- 発売日: 1998/06/24
- メディア: CD
１．日曜日の午後
２．ストーリー https://youtu.be/HIAAPdHsR6s
３．愛について https://youtu.be/Yk3M5Dd8xKY
４．ひとりごと
５．たいくつ／ゆううつ
６．リンゴ・ジュース
７．Happy Birthday
８．このところ ちょっと
９．バクダン・ジュース（生タイプ）
１０．お別れにむけて
タグ：スガシカオ
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