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ベルセルク 2

前巻の終わりのエピソードから、舞台は邪教徒狩りが盛んな町へ。
ここでは伯爵が次々と民を惨殺していくのですが…この伯爵、タダ者ではない!?

前巻ラストでガッツに逃げ道を誘導したバルガス。
もとは城付きの医者だったのですが、今は両足も失い、見るも無惨な姿になってます。
それも全て伯爵のためだと言う…。
伯爵はバルガスの目の前で、彼の妻子を切り刻み、喰らった。
バルガスは命からがら逃げてきたのだという。ベヘリットを奪って。
そして、伯爵に復讐できる日を、一人で待ちわびていたのだ。

ベヘリットはこの段階では詳しいことはわからず。
どうやらゴッド・ハンドと結びつける鍵のようなもので、ガッツにも因縁のある品のようだ。

邪教徒狩りに脅える領民たちの中で、たった一人息を潜めて復讐の機を狙っていたバルガス。
勝ち目のない敵に挑もうとするのは、ひょっとしてガッツと同じ!?
そのガッツも、自分が勝ち目のない戦をしていることを、心の奥底では自覚しているのかもしれない。
それでも彼は戦い続ける。彼の心の中に渦巻く、黒い感情のもとに。
一体ガッツに何があったのか??これは、この先のお楽しみ。

伯爵によって、城に閉じ込められ続けている娘のテレジア。
彼女によると、母親(=伯爵の妻)が邪教徒によって誘拐され、生贄として邪神に捧げられてから、伯爵は残虐な邪教徒狩りを始めたというが…。
テレジアが城の中に閉じ込められているのも、邪教徒から守るためらしい。
しかし、まだ若いのに、7年も同じ景色ばかり見続けるなんて…。
自由の象徴のようなエルフのパックに出逢ったことで、彼女は自由を手に入れることができるのだろうか?

今回もパックのコミカルな動きが、いい味出してます。
先が気になる第2巻。


ベルセルク (2) (Jets comics (437))

ベルセルク (2) (Jets comics (437))

  • 作者: 三浦 建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1991/03
  • メディア: コミック



タグ:ベルセルク
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